3日前(2020年3月12日)、名古屋高裁は、世の人々が安堵する判決を下しました。
準強制性交等に対する第1審の無罪判決をくつがえして、有罪としました。
(参考。当ブログ)
・2020年3月13日
・2020年3月14日
昨年(2019年)の春は、性暴力の裁判で理不尽な判決がつづきました。
(参考。2019年春の4つの無罪判決)
(※控訴の状況につきましては、小川たまかさんの記事を参照しました。)
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自民党の性暴力に関する議員連盟の方々も、杞憂の念をしめしておられました。
産経新聞の記事を参照します。
2019年6月17日
(2019年6月17日 産経新聞「性犯罪被害者の支援拡充を 自民議連、法相に提言」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●2019年6月17日 産経新聞
自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」は(2019年6月)17日、法務省を訪れ、性犯罪の被害実態把握調査の早急な取りまとめや、被害者への支援拡充を求める緊急提言書を山下貴司法相に手渡した。
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(参考。上の写真について)
<左>
○山下貴司 法務大臣(※当時)
○松本洋平 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟 事務局長
○宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(※後日)
<右>
●2019年6月17日 産経新聞
提言は、父による娘への性的虐待を無罪とした名古屋地裁岡崎支部の判決などをきっかけに、性犯罪を厳罰化した改正刑法のさらなる見直しを求める声が出ていると指摘。 |
法改正を含めた施策の検討のため調査を急ぎ、結果を踏まえた対応を行うよう要請した。 |
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(再掲)
「名古屋地裁岡崎支部の無罪判決→2019年4月8日に検察側が控訴→2020年3月12日に名古屋高裁が有罪判決」
上述のとおり、名古屋高裁は3日前(2020年3月12日)に逆転有罪の判決を言い渡しました。
同日、性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟は総会をひらきました。
(前日)
(※赤沢亮正衆議院議員は、「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」の初代会長です。) |
2020年3月12日
(2020年3月12日 毎日新聞「自民議連、性暴力根絶の要請文取りまとめ 上川元法相『待ったなしの問題』」より、引用。)
<一部分を抜粋>
●2020年3月12日 毎日新聞
自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」(会長・上川陽子元法相)は(2020年3月)12日、東京都内で総会を開き、政府への要請文を取りまとめた。 |
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●2020年3月12日 毎日新聞
要請文では、被害者支援のほか加害者対策、啓発などの政府方針を速やかに定め、6月にまとめる経済財政運営の基本方針(骨太の方針)に盛り込むよう求めた。 |
上川氏は総会で「(性暴力は)議員としてもひとごとでない、待ったなしの問題だ。対策を一気に進めていくべきだ」と述べた。 |
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(再掲。毎日新聞)
「上川氏は総会で『(性暴力は)議員としてもひとごとでない、待ったなしの問題だ。対策を一気に進めていくべきだ』と述べた」
このことに関連して上川陽子議員は、婦人相談所の機能の強化をめざしています。
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上川陽子議員は性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟の会長です。
同議員連盟の下(もと)には、自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTが設置されています。
(参考)
□2018年6月4日 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟 ~1 is 2 many!(ワンツー)議連~ 決議
(ライトハウスのツイートより、引用。)
●ライトハウス
<2019年6月20日>
(再掲)
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(参考。上の写真について)
<左>
○
○
○伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ 事務局長
○宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(※現在は法務大臣政務官)
○上川陽子 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟 会長
○とかしきなおみ 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 座長
○
○
○
○
○
○
<右>
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(確認)
□性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟(上川陽子会長) | □自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT(とかしきなおみ座長) |
(再掲。ライトハウス)
「自民党『#性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟』にて #AV出演強要 問題対策プロジェクトチームのとかしき議員から、ビッグニュースが!AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法を目指すということです」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年4月19日>
(前略。) 流石ジェンダー差別国114位の日本。 この環境を乗り越えて活躍される女性を尊敬します。今の私は弱っていて立ち向かえません
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香西咲さんたち被害者のうったえは、頑迷固陋な日本に風穴を明けました。
新風を吹き込みました。
あとは政治がどう応えるかです。
今国会の後半の行方に注目があつまります。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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