先日、アパレル関係の会社の社長がセクハラをおこなっていた、との報道がありました。
朝日新聞の記事を参照します。
(2020年3月4日 朝日新聞「【独自】大手服飾社長が社員にセクハラ 政府会議の議員」より、引用。)
●2020年3月4日 朝日新聞
女性向け洋服ブランド「アースミュージック&エコロジー」などを展開するストライプインターナショナル(岡山市)の石川康晴社長(49)が複数の女性社員やスタッフへのセクハラ行為をしたとして、2018年12月に同社で臨時査問会が開かれ、厳重注意を受けていたことが分かった。 |
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●2020年3月4日 朝日新聞
4件のうち1件は、石川氏が16年に地方視察した際、女性の店舗スタッフを朝にホテルに呼び出し、本人の同意がないままわいせつ行為に及んだとしている。 |
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●2020年3月4日 朝日新聞
石川氏は19年3月から、男女の人権尊重や政策立案への女性の参画などを目的とする内閣府の男女共同参画会議の議員を務める。 |
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石川康晴氏はこれまで2回、男女共同参画会議の会合で発言をしています。
議事録をふりかえってみます。
2019年4月8日 第57回 男女共同参画会議
(2019年4月8日 第57回 男女共同参画会議「議事録」より、引用。)
<3ページ>
●2019年4月8日 片山さつき 男女共同参画担当大臣
(前略。) 有識者の先生方につきましては、この3月に改正がありまして、新たに青井議員、石川議員、納米議員、吉村議員が参画会議の議員となられました。 (後略。) |
<5ページ>
●2019年4月8日 石川康晴 議員
当社の今までの取組を少しだけ共有させていただきたいと思います。 |
当社は、アパレルメーカーで、今、約4,000人の社員がいます。 |
そのうち90%が女性です。 |
中間管理職も、今、5割を女性の管理職が超えてきまして、かなり女性のエンパワーメントが進みながら、斜陽産業の中で、何とか1300億円の規模までやってきました。 |
イクメン休暇においても、今、90%の利用率で、男性が女性に対する理解というのもかなり進んで来ているかなとは思っています。 |
ただ、今後の課題は、やはり、介護制度、この介護が、色々なパターンがあるので、主に子育てにフォーカスしてきた当社も、次のフェーズに入らなければいけないかなと思っています。本当に介護はいろんなパターンがあるのですね。それを網羅的に捕らえるような制度を、これから民間企業として、事業会社として発信していきたいと、そんな風に思っています。 |
以上です。 |
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2019年6月4日 第58回 男女共同参画会議
この日、石川康晴議員の発言はありませんでした。
(※参考)
□2019年6月4日 第58回 男女共同参画会議「議事録」
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2019年11月12日 第59回 男女共同参画会議
(2019年11月12日 第59回 男女共同参画会議「議事録」より、引用。)
<5ページ>
●2019年11月12日 石川康晴 議員
アパレル会社をやっております、ストライプインターナショナルの石川でございます。 |
当社は、女性管理職比率が長年50%前後となっておりまして、現在、月間の残業時間も平均11時間で推移しております。 |
ただ、様々な経営者と交流を重ねていますと、特に非上場の大企業、また、中小企業の経営者がかなり女性活躍に対して意識が低いように感じています。 |
今回提案したいことは、トップのコミットメントなくして組織の風土の変革も起きないと思っていますので、トップのコミットメントを何かの形で数値化、そして、開示することができれば、と考えています。 |
以上でございます。 |
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(再掲。石川康晴氏)
「トップのコミットメント(関与)なくして組織の風土の変革も起きない」
「トップのコミットメント(関与)を何かの形で数値化、そして、開示することができれば、と考えています」
このたび石川氏のコミットメント(関与)が数値化され、開示されました。
(2020年3月4日 朝日新聞「【独自】大手服飾社長が社員にセクハラ 政府会議の議員」より、引用。)
●2020年3月4日 朝日新聞
朝日新聞が入手した資料や関係者への取材によると、査問会では、石川氏のセクハラ行為として、15年8月~18年5月にあった4件が報告された。
4件のうち1件は、石川氏が16年に地方視察した際、女性の店舗スタッフを朝にホテルに呼び出し、本人の同意がないままわいせつ行為に及んだとしている。ほかの3件は①石川氏が宿泊研修時、LINEで社員に「内緒だよ」とメッセージを送り、部屋に来るよう誘った②店舗スタッフに深夜にホテルのバーに来るよう誘った③地方在住の店舗スタッフに、東京に来て「デート」するよう誘った――などとしている。 |
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人間の心は闇、と言われています。
その人物の「人となり」は、相貌だけで判断できません。
性暴力被害の支援員についても然(しか)りです。
(2017年5月30日 衆議院 厚生労働委員会「会議録」より引用。)
●2017年5月30日 橘ジュン 特定非営利活動法人 BONDプロジェクト 代表
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月3日>
ありがとうございます。 私を助けてくれた方々は利害関係を求めない方々でした。 生きますよ |
「利害関係を求めない」
このことは人間関係の根源である、と考えます。
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日本は性犯罪者が生きづらい世の中になりつつあります。
よい傾向です。
こうした世情がより進化することを願っております。
ちなみに、昔から、セクハラをする男はモテないやつ、と言われています。
もちろんAVマニアも、モテない男、ですが。
こうした輩(やから)は女性から相手にされず、いまは社会からも疎(うと)んじられています。
嗤(わら)うしかありません。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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