香西咲さん「何よりも道徳心のある人と付き合って行きたいし仕事もしたいよね」。いまの日本に必要とされているのは、道徳心、です

昨日の当ブログでもふれました。
性犯罪をふせぐためには性教育が必要である、との意見があります。
性教育、と聞きますと、漠たる印象をうけます。
いまひとつ鮮明なものとなりません。
具体的にはどのようなことをおこなうのでしょうか。
本日は性教育に関する主たる意見をみてみます。

法務省 性犯罪の罰則に関する検討会

性犯罪の罰則に関する検討会
(2015年2月27日 第7回性犯罪の罰則に関する検討会「議事録」より、引用。)

<18ページ>
2015年2月27日 宮田桂子 弁護士

また、第175条のわいせつ物の頒布などについては、日本の規定が中途半端ではないか、むしろ、わいせつな文書等の販売方法であるとか、あるいは今であればインターネットなどでの表現なども含めた表現方法の規制などが必要ではないかという不十分性は指摘できるものの、これが、わいせつな行動を行おうという加害者の性的な興奮をあおり、あるいは、犯罪として模倣させるようなものを与えるという意味は持っているのではないかと思うのです。

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(2015年8月6日 第12回性犯罪の罰則に関する検討会「議事録」より、引用。)

<8ページ>
2015年8月6日 宮田桂子 弁護士

そこに必要だと思われるのは、性教育あるいは男女の在り方、性の在り方に対する教育ではないかと思いますし、性に対する認知のゆがみが起きてくるのは、誤った性表現を目にしてしまったことが原因になっている可能性もある。

そういう意味では、性表現の在り方に対する検討も必要なのかもしれません。

<8ページ>
2015年8月6日 宮田桂子 弁護士

性犯罪について今回、刑法典の問題をいろいろと検討されましたけれども、刑法典の中でも、先ほど申し述べました性表現に関する問題については十分な検討がされませんでした。
それが性犯罪を誘発する原因たり得るということを、我々は自覚する必要があるのではないか、その取締りの方法などについて、時間や場所的な制限などを加えていくなどのことも考えなければならないと思います。

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参議院 法務委員会

2017年6月16日
 参議院 法務委員会
会議録
(2017年6月16日 参議院 法務委員会「会議録」より、引用。)

2017年6月16日 糸数慶子 参議院議員(沖縄の風)

(略)、昨日の委員会で、性犯罪の防止には性教育が重要だということを言及いたしました。
この性犯罪の被害者にならない、あるいは加害者にもならないために、まず性教育が重要だというふうに思います。
(後略。)

橋爪隆 参考人(東京大学大学院法学政治学研究科教授)

回答申し上げます。
確かに、刑法典を改正しましても、それだけでは性犯罪の防止はできません。
やはり基本的な性に関する国民一般の感覚と申しますか、性差別の撤廃を徹底すること、さらに、特に異性につきまして、異性を専ら性的な興味の対象として扱うような観点を何とか防止して、お互いに異性のことを尊重し合うような啓蒙教育を徹底していくということが基本的には性犯罪の防止にとっては重要な観点であるというふうに考えております。

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女性に対する暴力に関する専門調査会

2019年12月23日
 内閣府
 第103回女性に対する暴力に関する専門調査会
議事録
(2019年12月23日 第103回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<22ページ>
2019年12月23日 小西聖子 会長(武蔵野大学人間科学部長)

(略)、性暴力もなのですけれども、なかなか私たちが踏み込めなかった教育、予防教育とか防止教育ですね。
そちらに何とか踏み込んでいくことができない限り、先ほどアウトプット(取組)とアウトカム(結果)の問題もありましたけれども、性暴力は率直に言って、この5年では、私は、アウトカム(結果)が減るところまでなんか絶対行かないと思っていますけれども、教育にも少しでも足を踏み入れていかない限り、一番のコアな対象で、一番支援が必要な人たちに何も届けられないということがあるのではないかなと思っています。

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(再掲)
2015年8月6日 宮田桂子 弁護士
わいせつな文書等の販売方法であるとか、あるいは今であればインターネットなどでの表現なども含めた表現方法の規制などが必要ではないか
2015年8月6日 宮田桂子 弁護士
性に対する認知のゆがみが起きてくるのは、誤った性表現を目にしてしまったことが原因になっている可能性もある
それが性犯罪を誘発する原因たり得るということを、我々は自覚する必要があるのではないか

橋爪隆 参考人(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
異性を専ら性的な興味の対象として扱うような観点を何とか防止
お互いに異性のことを尊重し合うような啓蒙教育を徹底していくということが基本的には性犯罪の防止にとっては重要な観点である

アダルトビデオというものに対して、自民党はどのような認識をもっているのでしょうか。

自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT

(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)

2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)  

宮﨑氏からは、AV出演強要問題に特有の論点について指摘がありました。
すなわち、この問題の難しさは、様々な社会現象が絡み合っているところにあるため、的を絞った議論が必要である点にある。
この問題を検討する際に考慮すべき権利をとってみても、表現の自由や営業の自由、さらには職業選択の自由等、多様な権利が関わってくるが、これらの権利に配慮しつつ、いかに公共の利益との調整を図るべきかを見極めた対策が必要であると語りました。
また、性に関わることは通常秘め事と位置づけられるものであり、AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えているという指摘がありました。

(再掲。宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長)
AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがある

どのような制約が課されるのでしょう。
楽しみです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月9日

尊敬出来る人
そして何よりも
道徳心のある人と付き合って行きたいし仕事もしたいよね。

香西咲さん
2018年8月22日

辛かった…
真面目に仕事してきたキャリアを全てAVで台無しにされました。
もちろん大した金額貰ってません。

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宮田桂子弁護士は上述の第12回性犯罪の罰則に関する検討会(2015年8月6日)でこうのべています。
性的搾取という問題を考えるならば、アダルトビデオにだまされて出される。あるいは何の説明も受けずに出演して、自分の同意していないものを頒布されてしまうような方もいらっしゃいます。表現の自由に名を借りた性的搾取も存在しているということは指摘せざるを得ないところです
と。
いずれにせよ、AV業界に対する規制は必定です。
もうこの流れを止めることはできません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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