先日、徳島新聞は、AV出演強要に関する記事を配信しました。
(2020年2月25日 徳島新聞「虐待や性被害…苦しむ被害女性を支援 寂聴さんら呼び掛け人『若草プロジェクト』が設立4年」より、引用。)
●2020年2月25日 徳島新聞
村木さんによると、ライン相談には「虐待を受けて自宅にいられない」「AV(アダルトビデオ)への出演を強要された」などの声が届く。 |
(参考。当ブログ)
・2020年2月26日(※4日前)
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以降、上述とは別の記事もみています。
(参考。当ブログ)
・2020年2月27日(※3日前)
・2020年2月28日(※2日前)
・2020年2月29日(※1日前)
本日は、最初に、
「性暴力とたたかう 10 第2部加害・被害の実態⑤ アダルトビデオ 犯罪誘発する内容も」
というタイトルの記事を参照します。
当該記事は有料です。
ごく一部を引用させていただきます。
(2019年12月7日 徳島新聞「性暴力とたたかう 10 第2部加害・被害の実態⑤ アダルトビデオ 犯罪誘発する内容も」より、引用。)
<一部を抜粋>
●2019年12月7日 徳島新聞
法務省が行う性犯罪受刑者の再犯防止プログラムで講師を務めた臨床心理士福田由紀子さんは「AVは性犯罪者の教科書」と指摘する。 |
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●2019年12月7日 徳島新聞
もちろん、犯罪まがいのAVの視聴者全てが性犯罪に走るわけではない。 |
ただ、日本では性教育が十分行われていないため、知識の乏しい若い世代への影響が懸念されている。 |
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福田由紀子さんの論説は、徳島新聞の別の記事にも掲載されています。
ちなみにこちらは無料記事です。
(2019年1月15日 徳島新聞「『性犯罪は誤った認識から』 臨床心理士が講演 心理教育の必要性訴え」より、引用。)
<一部を抜粋>
●2019年1月15日 徳島新聞
性犯罪者の更生支援などに取り組む徳島市出身の臨床心理士、福田由紀子さん=福岡県久留米市=が「暴力から読み解く女性の人権」と題して徳島市シビックセンターで講演した。 |
刑務所で更生支援をしてきた経験を基に、性犯罪が起きる要因や社会的背景などを解説した上で心理教育の必要性を強調した。 |
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●2019年1月15日 徳島新聞
「アダルトビデオ(AV)を見て、自分にも同じことができると思った」と話す加害者も多い。 |
AVは男性に都合のいいように作られたものだということを理解しておらず、「女性は抵抗していても最後は気持ち良くなる」などと、誤った認識を持つ。 |
日本は性教育が不十分で、ネット動画から性的知識を得る人も多いため、問題は深刻だ。 |
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(再掲。徳島新聞。2019年12月7日)
「もちろん、犯罪まがいのAVの視聴者全てが性犯罪に走るわけではない」
「ルパン三世」をみたひとが皆、泥棒になるわけではありません。
ドリフト走行をテーマにした「頭文字D」についても同旨のことが言えます。
この漫画を読んだからといって、ほとんどのひとはこのような運転をしないでしょう。
(再掲。徳島新聞。2019年1月15日)
「日本は性教育が不十分」
性教育の問題については先日の第103回女性に対する暴力に関する専門調査会でも言及がありました。
浦尚子委員はつぎのようにのべています。
(2019年12月23日 第103回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)
<31~32ページ>
●2019年12月23日 浦 尚子 委員(性暴力被害者支援センター・ふくおかセンター長)
加害者教育の話で今思ったのですが、私、少年院で非行少年たちとの12回のグループワークプログラムに参加する機会をいただいていて、性加害少年たちと話をすると、驚くほど性に対する知識が乏しい、少ない、間違った知識を刷り込まれているなと感じることが多いです。 |
それは、今、メディアで色々な誤った偏った情報が垂れ流されていることに起因しますし、現在、人権の視点に立った教育がないという根本的な問題があると思っています。 |
なので、教育という意味では、被害者も生まない、加害者も生まないということで、やはり早期、小学校高学年ぐらいからの教育を進めていかないと、加害者になってからでは遅いですし、被害にあうと、本当にその後すごく回復までに時間がかかる。 |
その手前の、入口で、何とかするというのが私たち大人の責任ではないかなと感じています。 |
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福田由紀子さん
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(参考。当該事件について)
□YouTube
□エキサイトニュース
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(再掲)
●2019年12月7日 徳島新聞
法務省が行う性犯罪受刑者の再犯防止プログラムで講師を務めた臨床心理士福田由紀子さんは「AVは性犯罪者の教科書」と指摘する。 |
この問題を考えるときに重要なのは以下の視座です。
□2018年1月26日 日本フェミニストカウンセリング学会 2017年度教育訓練アドヴォケイト講座「犯罪とジェンダー~裁かれる女性たち~」 |
(引用)
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AV出演強要の被害者の方々に責任はありません。
このことは截然(せつぜん)と区別する必要があります。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年12月31日>
②ですが、人を苦しめるのが人であれば、人を癒し助けてくれるのも人ですね。 今年はファンの皆様、関係者の皆様、業界の垣根を越えて多くの方々に助けて頂きました。 心から感謝申し上げます。 罪の無い女の子達を騙し込んでAVに出させてきた悪党達は許せません。 罪を最大限償って欲しいと思います。 |
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
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AV業界人は多くの女性の人生を破壊してきました。
こうした輩をこれ以上野放しにしておくことはゆるされません。
国民はいま断罪をもとめています。
国家権力による害虫駆除が待たれます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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