本日も、徳島新聞が報じたAV出演強要の記事にふれます。
(参考。当ブログ)
・2020年2月26日(※3日前)
・2020年2月27日(※2日前)
・2020年2月28日(※1日前)
昨日のブログでも引きました。
ぼくは以前から、徳島新聞の以下の記事のつづきが気になっていました。
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「女子高生が遊びに行った大阪で被害に遭う寸劇を披露」
つづきは、配信期間が終了していたため、読むことができませんでした。
4日前のことです。
G-Searchデータベースが徳島新聞の記事をとりあつかっている、と知りました。
詳細につきましては昨日の当ブログをご覧ください。
(参考。当ブログ)
・2020年2月28日(※昨日)
ぼくは「夏休みのAV強要被害要注意 阿南署が高校生に訴え」の全文と邂逅(かいこう)することができました。
徳島県の阿南署の署員は高校生のために、つぎのような寸劇を披露したようです。
<2019年7月19日。阿南署>
(寸劇)
①大阪へ遊びに行った女子高生が、街でスカウトから声をかけられる。
「モデルに興味ない?」
と。
②女子高校生は契約書にサインをした。
実は、そのスカウトは、AVの関係者であった。
③女子高校生は、
「撮影におうじなければ200万円の違約金を支払ってもらう」
と脅され、AV出演を強要された。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年9月19日>
AV強要の告発をしても 業界側の人はスルー 『そんな事ありえない』の一言で終わらされる。 逆に親身になって下さるのは、娘を持つ親御さんだったりする。 (後略。) |
●香西咲さん
<2017年11月22日>
東大職員に直接問合せた所返答がありません。タレントを夢見てAVデビューをしてしまう可能性もあります。このような懸念を親御さん世代に伝えるにはどうしたら効果的でしょうか? |
●香西咲さん
<2017年12月8日>
そうなのです。 皆さん自分には無関係と思いがちですが、万が一御家族に娘さん、姪っ子さん等がいらしてたら…他人事では無いですよね。 今や #東大 でもAVスカウトやAV女優がいる時代です。 是非とも親御さんに関心を持って頂きたいです。 |
いまは警察が寸劇でAV出演強要の実態をつたえる時代となりました。
隔世の感があります。
(ログミーに掲載された女性の手記より、引用。改行を施しています。)
●プロダクションから2,460万円の違約金を請求された女性
しかし、警察の人はプロダクションに事情を聴いたあとで、私に対して 「あと2本出演したらどうか」 と言ってきました。 (※女性は2014年10月1日にプロダクションからうったえられた。2015年9月9日に勝訴する。) |
(2016年3月11日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)
●2016年3月11日 池内さおり 衆議院議員(日本共産党)
(前略。) この裁判の当事者の女性は、もちろん逃げたわけですけれども、芸能プロダクションが自宅まで追いかけてきて、実力で身柄を拘束しよう、奪還しようとしたそうなんですね。 この案件で警察に相談に行ったら、何と警察からは、双方から話を聞いた後で、契約書があるんだったら仕方がない、あなたは契約しちゃったんでしょう、だったらこの芸能プロの要求に応じてあと2本出たらどうかというふうに言ったそうなんですね。 とんでもないと言わなければならない。 女性に対する暴力、性行為の強要は犯罪である、人権侵害であるという認識にやはり立つべきだというふうに思いますが、加藤大臣、河野大臣、それぞれいかがですか。 |
●2016年3月11日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣
さっきのは、そうした契約は無効であるということなんですが、その以前として、本人の意に反した、そうしたビデオに出演をさせ、またそうした行為を強いるということは、これは全く人権侵害じゃないかなというふうに私は思って聞かせていただきました。 まさにそういった観点から対応していかなきゃいけないと思います。 |
●2016年3月11日 河野太郎 国家公安委員長
まことに申しわけございません。 きちっと警察がこうした案件に対応できるように、全国の都道府県に対してしっかりと通知、指導してまいりたいと思います。 |
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(再掲)
●2019年7月20日 徳島新聞
阿南署は(2019年7月)19日、アダルトビデオ(AV)への出演強要被害を防ぐための講習会を同署で初めて開き、阿南市内の高校生約40人が参加した。 女子高生が遊びに行った大阪で被害に遭う寸劇を披露。 |
この件とは別に、最近、意外な感じをうけた報道があります。
(2020年2月11日 テレビ長崎「建国記念の日 『靖国』と『侵略』考える市民の集い 性暴力について講演 長崎」より、引用。)
●2020年2月11日 テレビ長崎
建国記念の日に長崎市で開かれた「靖国」と「侵略」を考える市民の集いで、ジェンダー問題について講演が行われました。
フォトジャーナリストの大薮順子さんは、自身も性暴力にあったことから、長年、性被害の問題を取材しています。 大薮さん「私は関係ないと思っていた無関心が、加害者を野放しにしている社会に加担していたと気付かされた」 |
上述の大藪順子さんにつきましては、過日の当ブログでもふれています。
(参考。当ブログ)
・2019年3月22日(その1)
・2019年3月26日(その2)
・2019年3月27日(その3)
・2019年3月28日(その4)
・2019年3月29日(その5)
・2019年3月30日(その6)
・2019年3月31日(その7)
・2019年4月7日(その8)
大藪順子さんは強姦の被害者です。
(再掲。テレビ長崎)
「建国記念の日に長崎市で開かれた『靖国』と『侵略』を考える市民の集いで、ジェンダー問題について講演が行われました」
「『靖国』と『侵略』を考える市民の集い」
ニュース映像によりますと、この集会の主催者は、ヤスクニ共闘、です。
ヤスクニ共闘は、「長崎県靖国法案阻止共闘会議」の略称です。
ぼくは首を傾げました。
「『靖国』と『侵略』を考える市民の集い」になぜ、大藪順子さんがよばれたのでしょうか。
ちなみに過去の講演者と講演の内容は以下のとおりです。
(※注 2016年以降のものを抜粋。)
<2・11靖国と侵略を考える市民のつどい>
(講演者)
□2016年
中川拓 弁護士
・安保法制について
□2017年
木村草太さん(首都大学東京・大学院教授)
・安保法制と憲法改正について
□2018年
冨塚さん(長崎大学環境科学部准教授)
・第9条と憲法改正について
□2019年
井田さん(長崎大学環境科経済学部教授)
・天皇制について
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今回は大薮順子さんです。
□2020年
大藪順子さん(フォトジャーナリスト)
・自身の強姦被害と性暴力について
ぼくは肯(うなず)きました。
性犯罪の被害はこれまで、ごく一部で論じられてきました。
いまは「2・11靖国と侵略を考える市民のつどい」のような集会でも性犯罪が語られるようになったのです。
(再掲)
●2019年7月20日 徳島新聞
阿南署は(2019年7月)19日、アダルトビデオ(AV)への出演強要被害を防ぐための講習会を同署で初めて開き、阿南市内の高校生約40人が参加した。 女子高生が遊びに行った大阪で被害に遭う寸劇を披露。 |
性犯罪の被害に関する事柄は人々のあいだでごく一般的な話題となりました。
(再掲。香西咲さん。2017年12月8日)
「AV強要の告発をしても 業界側の人はスルー 『そんな事ありえない』の一言で終わらされる」
「知らぬは亭主ばかりなり」
このようなことばがあります。
広辞苑には、
「当事者だけが知らないで平気でいるのを、あわれんだりからかったりしていう」
と書かれています。
世の中は転変しています。
知らぬは性犯罪者ばかりなり、です。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
米田敏一というAV違約金請求をした業者のボスがいるのですが「2400万円の違約金請求業者」
https://www.instagram.com/toshikazuyoneda/
最近は、引きこもり支援「引き出し屋」などにビジネスモデルを変更していますね。
その名もMIRAIという名前です。
https://www.youtube.com/watch?v=1hhjf1pncmg
上記はMIRAIでは、ありませんが、AV問題の次はこちらが社会問題になりそうです。
そもそも論ですけども、AVプロダクションと関係がある、ひきこもり自立支援事業など
できる訳がありませんからね。
https://www.youtube.com/watch?v=p68_H6MpRCc で左記がMIRAIです。
本ブログ記事で書いてあるように、下記の手口やり方は変えていませんね。
>>芸能プロダクションが自宅まで追いかけてきて、実力で身柄を拘束しよう、奪還しようとしたそうなんですね。
MIRAIの目的はラーメン宮本という業者に派遣して、近年の人手不足に対応するために労働力を
確保して、米田や宮本の故郷でもある、千葉県多古町で農業をさせることが目的です。
AV問題は社会問題化しました、理由は暴力的かつ詐欺的な契約で若い女性を追い込むからです。
そして、ひきこもり支援団体も今後、社会問題化します、理由は多額の金銭を親に要求して
暴力的かつ劣悪な環境で住居を提供するからです。
AV業者とひきこもり支援団体が繋がっているのはAV業界の実態を知っている人であれば恐ろしいですね。