3日前のことです。
徳島新聞がAV出演強要の現況を報じました。
「村木さんによると、ライン相談には『虐待を受けて自宅にいられない』『AV(アダルトビデオ)への出演を強要された』などの声が届く」
と。
(報道)
□2020年2月25日 徳島新聞 虐待や性被害…苦しむ被害女性を支援 寂聴さんら呼び掛け人「若草プロジェクト」が設立4年 |
(参考。当ブログ)
・2020年2月26日(※一昨日)
・2020年2月27日(※昨日)
徳島新聞は以前にも、AV出演強要に関する記事を配信したことがあります。
(参考。当ブログ)
・2020年1月8日
(報道)
□2019年7月20日 徳島新聞 夏休みのAV強要被害要注意 阿南署が高校生に訴え |
この「夏休みのAV強要被害要注意 阿南署が高校生に訴え」は、有料記事です。
記事の一部が公開されていました。
内容は以下のとおりです。
(2019年7月20日 徳島新聞「夏休みのAV強要被害要注意 阿南署が高校生に訴え」より、引用。)
●2019年7月20日 徳島新聞
阿南署は(2019年7月)19日、アダルトビデオ(AV)への出演強要被害を防ぐための講習会を同署で初めて開き、阿南市内の高校生約40人が参加した。 |
女子高生が遊びに行った大阪で被害に遭う寸劇を披露。
続きを読むには徳島新聞電子版(有料)に登録してください。 |
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ちなみに、現在は、当該文章がさらに短くなっています。
(引用)
「阿南署は19日、アダルトビデオ(AV)への出演強要被害を防…」
「有料記事」と言いましても、報道後、3か月以内のものしか読むことができません。
ぼくが「夏休みのAV強要被害要注意 阿南署が高校生に訴え」の存在に気づいたときは、3か月が過ぎていました。
その後、徳島新聞は仕様を変えたようです。
いま、過去の記事をG-Searchデータベースで検索することができます。
3日前に知りました。
ようやく念願の「夏休みのAV強要被害要注意 阿南署が高校生に訴え」を読むことができました。
概略は明日の当ブログでご紹介させていただきたいと思います。
G-Searchデータベース ~徳島新聞
ほかに「AV」に関する記事はないのでしょうか。
「アダルトビデオ」「強要」で検索してみました。
検索語:「アダルトビデオ」「強要」 ~徳島新聞
結果は7件でした。
「アダルトビデオ」「強要」
↓
(※徳島新聞)
|
今度は別の語句で検索をしました。
「AV」「強要」と入力しました。
検索語:「AV」「強要」 ~徳島新聞
結果は4件でした。
「AV」「強要」
↓
(※徳島新聞)
|
最後に、「アダルトビデオ」で、検索しました。
検索語:「アダルトビデオ」 ~徳島新聞
2018年以降のものにつきましては、10件の該当がありました。
「アダルトビデオ」
↓
(※徳島新聞)
|
(再掲)
「連載 性暴力とたたかう <10> 第2部加害・被害の実態<5> アダルトビデオ 犯罪誘発する内容も」
気になるタイトルです。
記事はまだ読んでいません。
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(再掲。「虐待や性被害…苦しむ被害女性を支援 寂聴さんら呼び掛け人『若草プロジェクト』が設立4年」)
●2020年2月25日 徳島新聞
村木さんによると、ライン相談には「虐待を受けて自宅にいられない」「AV(アダルトビデオ)への出演を強要された」などの声が届く。 |
「村木さん」
上述の記事は3日前(2020年2月25日)に配信されました。
同日、徳島新聞は、「村木さん」へのインタビュー記事も公開しました。
こちらも無料です。
□2020年2月25日 徳島新聞「戦う女性に寄り添い声を聞きたい 若草プロジェクト代表呼び掛け人、村木厚子さんに聞く」
一部を引用します。
<一部分を抜粋>
●2020年2月25日 村木厚子さん(元厚生労働省事務次官)
何げなく近くを通るだけでは、見えないし、気付かない。 (略。) でも性的搾取をもくろむ悪い大人って、暗闇に隠れている弱い子たちを見つけるのが本当に上手。風俗のスカウトとか。どっちが先に声を掛けるかの戦いです。困っている子が必ずいると思って、こちらがしっかりと暗闇に目を凝らさないといけません。 |
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●2020年2月25日 村木厚子さん(元厚生労働省事務次官)
彼女たちは、凍るように冷たい水の中を泳いでいると思います。その水の温度を少しでも上げられるようにサポートし、泳ぎやすくしてあげてほしいです。 |
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●2020年2月25日 村木厚子さん(元厚生労働省事務次官)
私たちは、自分なりの方法で一生懸命に戦っている女性たちに寄り添い、その声を聴いていきたいと思っています。 |
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昨日も書きました。
(参考。当ブログ)
・2020年2月27日(※昨日)
香西咲さんの場合は、ご自身にまったく非がありません。
(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。
(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月14日>
(前略。) 私の場合は、事務所との契約書は自分の都合の良いように作り直しました。 勿論エロなんて言葉は無し、一般的な芸能契約書です そして撮影後にメーカー、事務所、私の3社間で契約書が存在する事を知らされたのです。 |
●香西咲さん
<2017年11月29日>
MeToo #青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼 2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要 後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。 |
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人々が犯罪に巻き込まれる契機は千差万別です。
そのときの状況がどうであれ、被害者の方々に責任はありません。
微塵も。
村木厚子さんの
「私たちは、自分なりの方法で一生懸命に戦っている女性たちに寄り添い、その声を聴いていきたいと思っています」
とのことばは重いです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」
(明日のブログへつづく)
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