第103回「女性に対する暴力に関する専門調査会」の議事録(その1)。AV強要によって香西咲さんたち被害者は人生を破壊されました。政府による対策はこれからもつづきます

昨年(2019年)の12月23日に、内閣府の第103回女性に対する暴力に関する専門調査会が開催されました。
当日の議題は、
配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等のための施策に関する基本的な方針の改正案について

『第5次男女共同参画基本計画』の策定に向けての意見交換
です。
先日、議事録が公開されました。

 2019年12月23日
 内閣府
 第103回女性に対する暴力に関する専門調査会
 ・議事次第&配布資料
 ・議事録

同専門調査会では、AV出演強要に関する話題も出ました。
議事録のなかから当該箇所を参照します。

(2019年12月23日 第103回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<9ページ>
2019年12月23日 吉田 内閣府 暴力対策推進室長

議題2(「第5次男女共同参画基本計画」の策定に向けての意見交換)の男女共同参画基本計画について御説明をいたします。

次男女共同参画基本計画(※現在、実施中)

資料2を御覧ください。
資料2では、まず1枚おめくりいただいた資料2-1が現在の第次計画の女性に対するあらゆる暴力の根絶についての概要になっております。

(※参考。資料2-1)

その中で基本的考え方というのが示されておりまして、

(※参考。基本的考え方)

○ 女性に対する暴力は、重大な人権侵害であり、その予防と被害回復のための取組を推進し、暴力の根絶を図ることは男女共同参画社会を形成していくうえで克服すべき重要な課題である。

○ インターネット上の新たなコミュニケーションツールの広がりに伴い、一層多様化する暴力に対して迅速かつ的確に対応することが必要である。

○ 被害者支援にあたっては暴力の形態や被害者の属性等に応じてきめ細かく対応する視点が不可欠である。

成果目標というのが幾つか設定をされております。

(※例。成果目標)

行政が関与する性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター設置数

・25か所(平成27年11月)
  
・各都道府県に最低1か所(平成32年)

その下に具体的な項目がありまして、予防と根絶のための基盤づくりですとか、DV、ストーカー、性犯罪、子供に対する性的な 暴力、売買春など、それぞれについての 取組というのが記載されております。
こうしたものの取組状況については、資料2の裏に書いておりますけれども、

(※参考。「第7分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶」 における取組状況)

例えば成果目標の達成状況としましては、(略)性犯罪・性暴力被害者のための ワンストップ支援センターは昨年(2019年)10月に47カ所という目標を達成しております。

こうした状況を踏まえながら、どのような成果目標になっていくか、あるいはどのような大きな項目を盛り込んでいくかというのを御意見いただければと思っております。

次男女共同参画基本計画策定後に重点方針に盛り込まれた事項等

<9~10ページ>

2ページ目の下の方に書いてありますのが4次計画の策定後に取り組まれた事項ということで、重点方針を毎年度決定しておりますけれども、その中で進められた事項を参考として記載しております。

(参考。4次計画策定後に重点方針に盛り込まれた事項等)

DVについては民間シェルターですとか加害者更生プログラム、あるいは、厚生労働省で婦人保護事業の見直しを検討しており、 売春防止法の枠組みだったのを見直さないといけないのではないかという話ですとか、DVと児童虐待との連携ということが新たにテーマなっております。
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(参考。4次計画策定後に重点方針に盛り込まれた事項等)

(略)、4の性犯罪への対応については刑法の改正が実現しました。
今、刑法の附則で規定された3年後検討というのがありますので、それを法務省で検討している状況や内閣府のワンストップ支援センターの運営の安定化や質の向上、児童の性虐待対応ですとか、性犯罪被害相談電話に係る共通番号の開始というのが書かれております
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(参考。4次計画策定後に重点方針に盛り込まれた事項等)

また、子供に対する性的な暴力に関しては、アダルトビデオ出演強要、JKビジネスなどのAV・JK問題、あるいは若年層への相談対応力の向上としてメール・SNSなどを使ってはどうか。
あるいはどのようにそうした層にアプローチをしていくか。
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(参考。4次計画策定後に重点方針に盛り込まれた事項等)

また、セクハラにつきましては、行政とメディアとの関係での不適切な事案を踏まえた緊急対策の策定ですとか、あるいは最近であれば就職活動中の学生に対するセクハラ防止ということが重点方針には盛り込まれてございます。
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こうしたものを取り込みながら、あるいはここで足りない部分を第5次基本計画の中で出していくということになります。

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(確認)
次計画の策定に取り組まれた事項
  
子供に対する性的な暴力に関しては、アダルトビデオ出演強要、JKビジネスなどのAV・JK問題
(いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等の根絶に向けた施策の総合的な推進)
  
こうしたものを取り込みながら、あるいはここで足りない部分を第次基本計画の中で出していくということになります

AV出演強要問題は第次男女共同参画基本計画のなかに明記されるようです。

現在のとりくみ

(2019年12月23日 第103回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<10ページ>
2019年12月23日 吉田 内閣府 暴力対策推進室長

内閣府の今の取組などについて、少し戻りまして説明をさせていただきます(略)。
(略)性犯罪の対策ということで、ワンストップ支援センターの交付金を平成29年度に創設しまして、全県に整備されて、今年度は2.1億円の予算を確保しておりましたけれども、来年度は2.47億円に増額いたしまして、これを使いまして処遇改善ですとか、さらなる 24時間体制の整備ですとか、そうしたことに取り組んでいきたいと考えております。
あとはこの期間、AV・JKの問題ですとかセクハラの問題がありました。
その際にはそれぞれこちらの暴力に関する専門調査会で審議をいただいて、現状や課題などを整理して、御意見をいただきました。
内閣府だけの取組になっておりますけれども、引き続き内閣府だけではなくて、この5次計画というのは政府全体の計画ですので、その中には厚生労働省、法務省、警察庁、文部科学省など関係省庁も含めて検討してまいりますので、またその検討に資するよう、忌憚なく御意見をいただければと思います。よろしくお願いいたします。

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政府は現在、第次男女共同参画基本計画の策定作業をおこなっています。
この件に関しては、過日の当ブログをご覧ください。

(参考。当ブログ)
第1回 第5次基本計画策定専門調査会について

<配布資料>
2019年12月10日(その1)
2019年12月11日(その2)
2019年12月12日(その3)
2019年12月13日(その4)
<議事録>
2020年1月12日(その1)
2020年1月13日(その2)
2020年1月14日(その3)
2020年1月15日(その4)

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

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石川五右衛門は死にぎわに、
「石川や浜の真砂は尽くるとも世に盗人の種は尽くまじ」
という句を残した、と言われています。
名言です。
石川五右衛門はこう言っています。
この世から泥棒がいなくなることはない、と。
AVを製造しているやつらについても同様です。

(再掲)
(いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等の根絶に向けた施策の総合的な推進)
  ↓
こうしたものを取り込みながら、あるいはここで足りない部分を第5次基本計画の中で出していくということになります

AV出演強要に対する政府の施策はこれからもつづきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(哲学者のウィトゲンシュタイン)
「絶望に終わりはない。自殺もそれを終わらせることはない。人が奮起して絶望を終わらせない限りは」

(明日のブログへつづく)



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