先週の金曜日(2020年1月24日)のことです。
海野さん(仮名)から連絡をいただきました。
金沢新一の顧問弁護士が戒告になった、と。
□金沢新一
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<※2012年3月29日、法律顧問委嘱契約を結ぶ>
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□顧問弁護士
金沢新一は複数の女性に対してAV出演強要をおこなった人物です。
事件やその後の流れにつきましては、当ブログで何度もふれております。
詳細はそちらをご覧ください。
(参考。当ブログ)
<金沢新一の事件と、当該弁護士の懲戒請求について>
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昨日(2020年1月26日)、産経新聞が、懲戒請求の結果を配信しました。
海野さんのおはなしでは、今週の火曜日(2020年1月28日)ごろに報道される、とのことでした。
予定が早まったようです。
産経新聞の記事を参照します。
(2020年1月26日 産経新聞「女子高生にAV強要男の弁護士を懲戒処分 第二東京弁護士会『品位失う』」より、引用。)
●2020年1月26日 産経新聞
女子高生らにアダルトビデオ(AV)への出演を強要したなどとして有罪判決を受けた元DVD販売サイト運営者の男に対し、違法行為を止めるよう助言しなかったのは弁護士の品位を失う非行にあたるとして、第二東京弁護士会が、男の顧問弁護士だった菅谷幸彦弁護士(55)を戒告の懲戒処分にしたことが26日、分かった。 |
処分は(2020年1月)20日付。 |
息を呑みました。
「菅谷幸彦弁護士(55)」
と実名で報道されています。
もちろん関係者のあいだでは知られている名前ですが。
(2020年1月26日 産経新聞「女子高生にAV強要男の弁護士を懲戒処分 第二東京弁護士会『品位失う』」より、引用。)
●2020年1月26日 産経新聞
懲戒委は男の顧問弁護士を務めていた菅谷弁護士について、「漫然とそのような事業主の顧問弁護士となったことが根本的な問題だ」と指摘した。 |
●2020年1月26日 産経新聞
菅谷弁護士は産経新聞の取材に対し「法令(職業安定法)を知らなかったことはミス。男の顧問に就いたのは結果としては適切ではなかったと言わざるを得ない」とした。 |
第二東京弁護士会は以前、宮本智弁護士を不問にしています。
(日弁連)
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↓
(第二東京弁護士会)
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菅谷弁護士は宮本智弁護士と同じく、第二東京弁護士会に所属しています。
この第二東京弁護士会が、今回、菅谷弁護士を戒告にしました。
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弁護士のなかには、AV業界とかかずらっている者がいます。
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今回、第二東京弁護士会が下した決定は重いです。
AV業界の顧問をしている弁護士は今後、懲戒のリスクを負いながら業務にいそしむ、ということになりそうです。
(再掲。産経新聞)
「第二東京弁護士会が、男の顧問弁護士だった菅谷幸彦弁護士(55)を戒告の懲戒処分にしたことが26日、分かった」
以前、元榮太一郎参議院議員は国会で、弁護士の懲戒に言及したことがあります。
ちなみに元榮議員は、法律事務所オーセンスの代表でもあります。
(参考。元榮太一郎氏)
・参議院議員(自民党)
・法律事務所オーセンス 代表
・弁護士ドットコム 会長
・第二東京弁護士会所属
国会の会議録を参照します。
(2017年4月18日 参議院 法務委員会「会議録」より、引用。)
●元榮太一郎 参議院議員(自民党。法律事務所オーセンス代表)
弁護士会でも、弁護士業界でもこの戒告の制度が同様にあるわけですが、これは公表されることもありまして、そしてまた、戒告を受けると弁護士として長年活動するに当たってかなり悪い方向に影響が働くものですから、改善効果もありますし、なるべくそういう行為を行わないようにしようという抑止効果もあるわけであります。 |
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月13日>
今回 #青木亮 の委任した オーセンスのイチ弁護士(オーセンス内で青木が委託した弁護士は私が知る上でも3人目) 法律上、犯罪者にも弁護士は付く事になっているけど、オーセンス青木担当弁護士の実名が出てくるのはすぐでしょうね。 |
(再掲。産経新聞)
「懲戒委は男の顧問弁護士を務めていた菅谷弁護士について、『漫然とそのような事業主の顧問弁護士となったことが根本的な問題だ』と指摘した」
(再掲。元榮太一郎 法律事務所オーセンス代表)
「弁護士会でも、弁護士業界でもこの戒告の制度が同様にあるわけですが、これは公表されることもありまして、そしてまた、戒告を受けると弁護士として長年活動するに当たってかなり悪い方向に影響が働くものですから、改善効果もありますし、なるべくそういう行為を行わないようにしようという抑止効果もあるわけであります」
オーセンスは今後も、青木の弁護をつづけるのでしょうか。
懲戒請求が待っています。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
オーセンスは競馬詐欺や半グレとの噂が絶えませんからね。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1253572767
ところで、菅谷弁護士には、私も異議を出す予定です。
相手も不服申立するかもしれませんが、私も異議を出して1か月以上の懲戒処分を求めます。
戒告で済ましていい案件なんですか?