9日前の当ブログで、昨年(2019年)の11月27日の衆議院法務委員会についてふれました。
(参考。当ブログ)
・2020年1月11日
当該委員会で、藤野保史議員は、以下の発言をしました。
(2019年11月27日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)
●2019年11月27日 藤野保史 衆議院議員(日本共産党)
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(再掲。取りまとめ報告書)
「強姦罪の本質は不同意性交の罪である」
「不同意の性交を類型化する要件として、例えば、不意打ち、偽計、威力、薬物の使用、被害者の知的障害などを要件化することを検討するべきである」
障がい者の方々は、AV出演強要の被害者にもなっています。
以前、自民党の渡嘉敷奈緒美(とかしきなおみ)議員は、週刊誌でこの点にふれておられました。
(2018年11月14日 週刊女性「『性教育を教えてあげる』と16歳少女に迫るおぞましさ、障がい者への性暴力の実態」より、引用。改行を施しています。)
●2018年11月14日 週刊女性
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ちなみに上述の渡嘉敷奈緒美(とかしきなおみ)議員は、その後、自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの座長に就任されました。
(ライトハウスのツイートより、引用。)
●ライトハウス
<2019年6月20日>
(再掲)
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(※左から6番目のかたが、渡嘉敷奈緒美【とかしきなおみ】自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT座長です。)
政府も、AV出演強要と障がい者の関係に着目しています。
今年度もこの件に関する予算を請求しています。
□令和2年度 障害者施策関係概算要求の概要
内閣府政策統括官(共生社会政策担当) |
令和2年度 障害者施策関係概算要求の概要の8ページと11ページをみてみます。
●令和2年度 障害者施策関係概算要求の概要
●事項 3.防災、防犯等の推進(8ページ) 5.自立した生活の支援・意思決定支援の推進(11ページ) □省庁名 □施策・事業 □令和元年度 予算額 □令和2年度 概算要求額 □主な内容 |
(再掲。渡嘉敷奈緒美【とかしきなおみ】議員)
「言葉巧みに誘い、障がい者を性風俗やアダルトビデオなどで働かせるケースはあります」
AV出演強要の件とは別に、障がい者の方々はどのような性被害にあっているのでしょうか。
昨年(2019年)の11月15日の衆議院法務委員会の質疑をみてみます。
(2019年11月15日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)
●2019年11月15日 山川百合子 衆議院議員(立憲民主党)
(前略。) 知的障害のある20の女性の、性的虐待を受けたということであります。 |
軽度の知的障害がある女性Aさん。 |
外出するときはお母さんと手をつなぐような、幼いところがあるという方のようです。 |
障害者の就労支援施設に通っていたと。 |
そして、お母さんによると、明るくて朗らかで優しい子だった、しかし、あるときから、口数も少なくなって、笑顔もなくなって、そして死にたいと言うようになったそうであります。 |
お母さんはその原因がわからないでいたけれども、あるとき発覚したのが、通っていた施設の男性所長によるAさんに対する性暴力であったということのようです。 |
二人きりでの調理実習中に後ろから抱きついて体をさわるとか、あるいは送迎の車の中やホテルで服を脱がせる。 |
数カ月にわたってわいせつ行為を繰り返していたと。 |
お母さんによると、口を押さえられたり、痛みを感じて大きな声を出していたみたいであって、抵抗していたと。 |
本当にこんなことが起こるなんて、もう信じられないということであります。 |
お母さんによると、その加害者である方は、体をさわるということを、Aさんやお母さんに対しては、整体やマッサージというふうに説明をしていた。長時間拘束するときは、居場所がわからないように携帯の電源を切らせるなどの入念な、念の入れようだったと。 |
そのAさんは、今でも悪夢を見て泣き叫ぶ、加害者に似た男性を見るとパニックを起こすなどのPTSDに苦しみ続けているということであります。 (後略。) |
抵抗することができない障がい者の方々をAV業界は毒牙にかけています。
(再掲。渡嘉敷奈緒美【とかしきなおみ】議員)
「言葉巧みに誘い、障がい者を性風俗やアダルトビデオなどで働かせるケースはあります」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月19日>
当然人にした事も全て自分に返ってくる。 要するに 人の裸で飯食ってる奴はろくな死に方しない。 |
●香西咲さん
<2018年2月17日>
この世でもあの世でも裁かれて欲しいものです。 死ぬ手前の拷問を続けるのが一番効果的かと(笑) そんな事言いたくないから #青木亮 さん、慰謝料もお支払い下さいね。 |
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(再掲。香西咲さん)
「当然人にした事も全て自分に返ってくる」
オリンピックまでにどのようなことが起こるのでしょうか。
楽しみです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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