昨日、偶然、気になる記事を目にしました。
一部分を抜粋させていただきます。
(2020年1月18日 ENTAME next「2020年ブレイク必至のアイドル葉月つばさ『王道清楚派なのに大胆、愛読書は18禁漫画』」より、引用。)
●2020年1月18日 記者
「そもそもグラビア活動を始めたきっかけは何だったんですか?」
●2020年1月18日 葉月つばささん
新宿のゲーセンでスカウトを受けました。 |
よく仕事終わりに行ってたんです。 |
スカウトを受けた時は網タイツ、ショートパンツ、猫耳パーカー、ライト付きの猫耳ヘッドフォンって変な格好だったんですけどね。 |
今考えると自分でも怖い……。 |
その恰好が目立ったんでしょうね。 |
ただイメージDVDを撮るまではAVに飛ばされるんじゃないかって不安でしたよ(笑)。 |
(再掲。葉月つばささん)
「AVに飛ばされるんじゃないかって不安でしたよ」
AV出演強要問題が喧(かまびす)しい現在も、芸能界とAV業界はつながっているようです。
ふと、埼玉県所沢市と、福岡県大野城市の広報紙に掲載された文章を思い出しました。
順にみていきます。
埼玉県所沢市
(2018年6月29日 埼玉県所沢市「広報ところざわ 7月号」より、引用。)
●2018年6月29日 広報ところざわ 7月号
ネットで応募した芸能事務所のオーディションに合格! その後、事務所に行くとアダルトビデオへの出演を強要されて、帰らせてもらえず契約してしまった… |
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福岡県大野城市の広報紙は、より詳細にAV業界の手口を記しています。
福岡県大野城市
(2019年7月1日 福岡県大野城市「広報『大野城』 令和元年7月1日号」より、引用。)
●2019年7月1日 広報「大野城」 令和元年7月1日号
近年、若い女性を狙って、アダルトビデオ出演強要や「JKビジネス」といわれる営業などによる悪質な犯罪が増えています。 (後略。) |
■こんな被害が起きています
「モデルになりませんか」や「高収入のアルバイトがある」など街角で声をかけてきたり、友達を利用して誘ってきたりします。 |
その言葉を信じてついて行くと、ありふれたオフィスであったり、アダルトビデオの撮影現場だったりすることがあります。 |
そこでは、契約書にサインするまで帰してもらえず、よく理解せずに契約書にサインさせられ、「契約内容に沿って撮影に協力しないと、違約金を支払う必要がある」などと言って、高額な支払いを要求してくることもあります。 |
高額な支払いはできないからと、撮影に協力すると、撮影された画像がインターネット上に出回るなど、被害は計り知れません。 |
■被害に遭わないための断り方
事例1:「アイドルに興味ありませんか」「店で働きませんか」と、しつこく声をかけてくる。 |
事例2:スカウトされた際、「SNSのアカウントを教えて」「学生証などの身分証明書のコピーを取らせて」と言われた。 (後略。) |
(略。)
これらの悪質な犯罪は、女性に対する暴力であり、断じて許すわけにはいきません。 |
周囲の大人が注意して子どもたちや若い女性を見守り、普段と変わった様子があれば、まずは声をかけて話を聞いてみましょう。 |
困っていそうな人がいたら枠内の相談先を知らせてください。 |
内閣府男女共同参画局では、啓発サイトを設けています。 |
(後略。)
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月24日>
私へは芸能人事務所の契約者のまま連れてかれた現場がAVだったり、性接待させられたり、AV強要以上にされられています。 (後略。) |
●香西咲さん
<2016年7月26日>
(前略。) 私はA-plus(ほしのあきさんDAIGOさん芹那さん等所属)のマネージャーからスカウトされ、青木亮の所に横流しされました。ちょうど元芸能人デビューブームがあったらしく元芸能人の友達も同じスカウトで同じ手法で万枚売上てます |
●香西咲さん
<2019年1月30日>
ご理解頂けて幸いです。 #ATEAM #エーチーム と言う事務所に #青木亮 を紹介されてからの8ヶ月は「元の友達も振るいにかけろ!例え血の繋がった家族でもお前の夢を応援しないなら縁をきれ!」等、AVに向けて都合のいい環境に変えられてしまったのでもう女衒ですね。私は命懸けて戦います。 |
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現在、消費者機構日本は、エーチームグループの一員であるエーチームアカデミーをうったえています。
(参考。当ブログ)
・2019年8月22日
今月(2020年1月)の27日に、当該裁判の口頭弁論がおこなわれます。
(消費者機構日本「株式会社エーチーム・アカデミーに対する差止請求訴訟 第12回期日(2020年1月27日 口頭弁論)のお知らせ」より、引用。)
●消費者機構日本
下記にてご報告していますように、当機構は2018年5月16日、株式会社エーチーム・アカデミーに対する差止請求訴訟を東京地方裁判所に提訴し、現在係争中です。
http://www.coj.gr.jp/zesei/topic_180518_01.html 第12回期日(口頭弁論)が下記のように決まりましたのでお知らせいたします。 第12回期日のお知らせ 1.日時 2020年1月27日(月)14時00分~ 2.場所 東京地方裁判所民事第8部602号法廷 |
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(再掲。香西咲さん)
「私はA-plus(ほしのあきさんDAIGOさん芹那さん等所属)のマネージャーからスカウトされ、青木亮の所に横流しされました」
芸能界がおこなっているこうした所行は、職業安定法に違反しています。
警察や検察はAV強要新法の制定を待つのではなく、職業安定法を厳格に適用すべきです。
そろそろ長い眠りから覚めてほしいものです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
職業安定法に抵触するとした事例がなかなかないんですよね。
だから、菅谷弁護士は、ノウノウと弁護人をしていた訳です。
警察や検察も起訴して裁判で勝てる事案しか起訴していない。
つまりは、泣き寝入りしている被害者がたくさんいるということです。