AV強要は、不意打ち、偽計、威力などの手段をもちいておこなわれます。香西咲さんの被害をみても然りです。与党はいまAV強要法案の提出をめざしています。内容が楽しみです

昨日の当ブログで、藤野保史衆議院議員の国会質疑にふれました。

(参考。当ブログ)
2020年1月10日(昨日)

もう一度、藤野議員の言辞を引きます。

(2019年11月27日 衆議院 法務委員会「会議録」より、引用。)

2019年11月27日 藤野保史 衆議院議員(日本共産党)

(前略。)
これは、2014年の10月、当時の松島法務大臣、委員長の御指示で法務省に性犯罪の罰則に関する検討会が設置され、2015年8月に取りまとめ報告書が提出されております。

取りまとめ報告書は、2015年8月6日に公開されました。
ちなみに、性犯罪の罰則に関する検討会の構成人員は、以下のとおりです。

「性犯罪の罰則に関する検討会委員名簿」より、引用。)

【座長】
□山口厚(早稲田大学教授)

【委員】
□井田良(慶應義塾大学教授)
□小木曽綾(中央大学教授)
□北川佳世子(早稲田大学教授)
□木村光江(首都大学東京教授)
□工藤陽代(警察庁刑事局刑事企画課付)
□齋藤梓(臨床心理士・目白大学専任講師・被害者支援都民センター相談員)
□佐伯仁志(東京大学教授)
□田中素子(最高検察庁検事)
□田三保子(東京地方裁判所部総括判事)
□角田由紀子(弁護士。第二東京弁護士会)
□宮田桂子(弁護士。第一東京弁護士会)

2019年11月27日 藤野保史 衆議院議員(日本共産党)

そういう取りまとめられた報告書の中に、そういう一文もあるんです。ちょっと18ページ、もうこちらで紹介させていただきたいと思うんですが、この取りまとめの報告書の18ページにこうあるんです。

「基本的には、強姦罪における暴行・脅迫要件を撤廃することが望ましい。もっとも、撤廃までは難しいということであれば、強姦罪の本質は不同意性交の罪であることを前提に、現行法で強姦罪及び準強姦罪の要件とされている暴行、脅迫、心神喪失、抗拒不能に加え、」この後です、「不同意の性交を類型化する要件として、例えば、不意打ち、偽計、威力、薬物の使用、被害者の知的障害などを要件化することを検討するべきである。」

こうあるんですね。

取りまとめ報告書を確認します。

取りまとめ報告書より)
<18ページ>

○ 基本的には、強姦罪における暴行・脅迫要件を撤廃することが望ましい。
もっとも、撤廃までは難しいということであれば、強姦罪の本質は不同意性交の罪であることを前提に、現行法で強姦罪及び準強姦罪の要件とされている暴行、脅迫、心神喪失、抗拒不能に加え、不同意の性交を類型化する要件として、例えば、不意打ち、偽計、威力、薬物の使用、被害者の知的障害などを要件化することを検討するべきである。
その場合、今の刑法に置くことが難しければ、例えば自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律のような特別法を制定して、詳細な定義を置く方法があり得るのではないか。

2019年11月27日 藤野保史 衆議院議員(日本共産党)

知的障害などを含めて要件化することを検討すべきだとあるんです。
大臣、この指摘は私は重いと思います。今後の検討に当たっても、この知的障害を含む要件化を検討すべきではありませんか。

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この件とは別に、伊藤和子ヒューマンライツ・ナウ事務局長は、国会でつぎのようにのべています。

(2019年4月16日 衆議院 厚生労働委員会「会議録」より、引用。)

2019年4月16日 伊藤和子 参考人(ヒューマンライツ・ナウ事務局長)

(前略。)
(略)、隣の韓国では、業務上優位にある者が威力偽計を用いて性交した場合、5年以上の懲役となっております。
また、被害者に不利益な対応をした雇用主は、3年以下の懲役刑に科されるとなっております。
日本でも同様に、刑法を抜本的に改正し、意に反する性行為を行う加害者を広く処罰するとともに、均等法の制裁も強化する必要があると考えます。

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(再掲。取りまとめ報告書
不同意の性交を類型化する要件として、例えば、不意打ち偽計威力、薬物の使用、被害者の知的障害などを要件化することを検討するべきである

「不意打ち」、
「偽計(他人をあざむくはかりごと)」、
「威力」
は、AV業界人が常用している基本的な手管(てくだ)です。

(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。

(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。
その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。
これには
「遠いところですから……。よっぽど強い子でないと(撮影を中止させるのは)無理だと思いますし。私さえ泣いておけば丸く収まると思った。結局AV撮影に応じることになりました。あとは、違約金などを理由に辞められないです。結局、弁護士を雇って辞められましたが、人生の大事な時期5年間を失敗したなと思う」
と語った。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月25日

富士山の樹海近くのスタジオに連れていかれてどうやって逃げろと?
周り何も無いですし。
怖い人20人近くいて声も出ないですよ。
男性にはこの怖さは分かりません。

香西咲さん
2016年10月14日

(前略。)
私の場合は、事務所との契約書は自分の都合の良いように作り直しました。
勿論エロなんて言葉は無し、一般的な芸能契約書です

そして撮影後にメーカー、事務所、私の3社間で契約書が存在する事を知らされたのです。
日付も撮影前に遡って記載されてありました。

香西咲さん
2017年11月29日

MeToo
#青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼

2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要 後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。
#アットハニーズAV強要 #性的搾取

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(再掲。取りまとめ報告書
不同意の性交を類型化する要件として、例えば、不意打ち偽計威力、薬物の使用、被害者の知的障害などを要件化することを検討するべきである

特別法を制定して、詳細な定義を置く方法があり得るのではないか

与党はいまAV強要に関する法案の提出をめざしています。

(ライトハウスのツイートより、引用。)

ライトハウス
<2019年6月20日>

(再掲)

先日13日に行われた自民党「#性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」にて #AV出演強要 問題対策プロジェクトチームのとかしき議員から、ビッグニュースが!AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法を目指すということです!

今年はオリンピックが開催されます。
AV出演強要の根絶は喫緊の課題となっています。
はたして今国会でどのような内容の法案が御披露目されるのでしょうか。
楽しみです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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