静岡市の男女共同参画行動計画。AV強要に関する市民からの意見は根元的です。AV業界は香西咲さんたち被害者に対して加害をみとめていません。行き着くのは法律の制定です

先日のブログで、政府が着手をはじめた第5次男女共同参画基本計画の策定についてふれました。

(参考。当ブログ)
2019年12月10日(その1)
2019年12月11日(その2)
2019年12月12日(その3)
2019年12月13日(その4)

政府は現在、第4次男女共同参画基本計画を実施しています。
男女共同参画基本計画は、男女共同参画社会基本法にもとづいてつくられています。
同法の条文を確認します。

男女共同参画社会基本法

前文

我が国においては、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の実現に向けた様々な取組が、国際社会における取組とも連動しつつ、着実に進められてきたが、なお一層の努力が必要とされている。

一方、少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化等我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、緊要な課題となっている。

このような状況にかんがみ、男女共同参画社会の実現を二十一世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置付け、社会のあらゆる分野において、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の推進を図っていくことが重要である。

ここに、男女共同参画社会の形成についての基本理念を明らかにしてその方向を示し、将来に向かって地方公共団体及び国民の男女共同参画社会の形成に関する取組を総合的かつ計画的に推進するため、この法律を制定する。

第1条

この法律は、男女の人権が尊重され、かつ、社会経済情勢の変化に対応できる豊かで活力ある社会を実現することの緊要性にかんがみ、男女共同参画社会の形成に関し、基本理念を定め、並びに地方公共団体及び国民の責務を明らかにするとともに、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の基本となる事項を定めることにより、男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進することを目的とする。

第13条

1 政府は、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、男女共同参画社会の形成の促進に関する基本的な計画(以下「男女共同参画基本計画」という。)を定めなければならない。

(後略。)

第14条

1 都道府県は、男女共同参画基本計画を勘案して、当該都道府県の区域における男女共同参画社会の形成の促進に関する施策についての基本的な計画(以下「都道府県男女共同参画計画」という。)を定めなければならない。

2 (略。)

3 市町村は、男女共同参画基本計画及び都道府県男女共同参画計画を勘案して、当該市町村の区域における男女共同参画社会の形成の促進に関する施策についての基本的な計画(以下「市町村男女共同参画計画」という。)を定めるように努めなければならない。

(後略。)

(再掲。男女共同参画社会基本法。第14条3)
市町村は、男女共同参画基本計画及び都道府県男女共同参画計画を勘案して、当該市町村の区域における男女共同参画社会の形成の促進に関する施策についての基本的な計画(以下「市町村男女共同参画計画」という。)を定めるように努めなければならない

本日は、静岡の男女共同参画計画をみてみます。

静岡市男女共同参画行動計画

現在、静岡市は、第3次男女共同参画行動計画にもとづいて施策を遂行しています。

静岡市のホームページより、引用。)

静岡市

第3次男女共同参画行動計画(H27~34)

第3次静岡市男女共同参画行動計画は、平成27年度から8年間を計画期間とする、静岡市における男女共同参画推進施策を総合的かつ計画的に実施するための計画です。

上述のとおり、同計画の運用期間は、平成27年から令和4年までです。
一昨年(平成30年)、静岡市は、中間の見直し作業を開始しました。

静岡市のホームページより、引用。)

2019年10月17日 静岡市

「第3次静岡市男女共同参画行動計画」中間見直し(案)に関するパブリックコメントの結果について

静岡市では、平成27年度から34年度までを計画期間とした「第3次静岡市男女共同参画行動計画」を策定しております。

この計画は、本市における男女共同参画を総合的かつ計画的に推進するための計画で、平成30年度が計画の中間年にあたることから、後期4年の計画の推進に向け、中間見直しを行っております。

そこで、平成30年11月19日~12月19日までの1ヶ月間パブリックコメントを実施し、21人の方から、58件のご意見をいただきました。たくさんのご意見どうもありがとうございました。

(再掲。静岡市)
平成30年11月19日~12月19日までの1ヶ月間パブリックコメントを実施し、21人の方から、58件のご意見をいただきました

パブリックコメントのなかから、AV出演強要に関する部分を参照します。

(静岡市「第3次男女共同参画行動計画」中間見直し(案)に関するパブリックコメントへの対応について」より、引用。)

静岡市「第3次男女共同参画行動計画」中間見直し(案)に関するパブリックコメントへの対応について」

連番
 3

項目・訂正箇所等
 基本目標9

ご意見のタイトル(項目、訂正箇所等)
 男女間のあらゆる暴力防止の啓発について

ご意見の内容
 若年層に対し、JKビジネスやアダルトビデオ出演強要など、注意喚起の意味で実態を知ってもらうことが必要。中学校、高校、大学等での啓発活動を強化してほしい。

対応
 計画に掲載済

市の考え方
 DV等、性に基づくあらゆる暴力の防止のためには、中高生等若年層への教育が重要であると考えております。「基本目標9 男女間のあらゆる暴力の根絶 施策の方向性(1)DVを生み出さない社会づくりの推進及び(6)あらゆる暴力の防止対策の推進」の中で対応することとし、学校出前講座等での啓発を強化していきます。

静岡市「第3次男女共同参画行動計画」中間見直し(案)に関するパブリックコメントへの対応について」

連番
 16

項目・訂正箇所等
 基本目標9

ご意見のタイトル(項目、訂正箇所等)
 現状と課題
 見直し後本文4段落目「さらに昨今では…」

ご意見の内容
 ストーカーやいわゆるJKビジネス、アダルトビデオ出演強要問題等、のところへ、SNSの影響による被害、たとえばリベンジポルノなどの例も加えたらどうか。最新の市民意識調査をふまえた、現状報告が詳しく記載されていて、より課題がはっきりして良いと思います。

対応
 計画に反映

市の考え方
 リベンジポルノなどの例示について追記をいたします。

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(再掲。静岡市民の意見)
アダルトビデオ出演強要など、注意喚起の意味で実態を知ってもらうことが必要

根元的な意見であると感じました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年1月9日

#青木亮 に #AV強要 を受けていた時代の事実はアタッカーズ丸山チーフも私の事を指差して笑っていました。

そしてメーカーからは『当時の契約書も無ければプロデューサーも退職しているのでいつ、何のタイトルの為に撮り下ろした作品か分からなければ削除に応じられない』と。

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AV業界人およびAVマニアは、AV出演強要は悪くない、と思っています。

(再掲。磁石尊いさん)
問題は法律の抜け穴。『罰する罪がないから無罪』のままでいいわけない

今年の通常国会は1月20日に召集される予定です。
AV強要に関して、はたしてどのような内容の法案が提出されるのでしょうか。
全世界が注目しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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