香西咲さんたちのAV強要事件について政府はまだ結果を出していません。今年はオリンピックの年です。どのような結果になるのかを見届けさせていただきます

昨日のブログで、人身取引についてふれました。

(参考。当ブログ)
2020年1月1日(昨日)

政府はかねてより、オリンピックに向けて人身取引の根絶を目指す、と宣言しています。

(2014年12月16日 犯罪対策閣僚会議「人身取引対策行動計画2014」より引用。)

2014年12月16日 人身取引対策行動計画2014

そこで、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた「世界一安全な国、日本」を創り上げることの一環として、人身取引対策に係る情勢に適切に対処し、政府一体となってより強力に、総合的かつ包括的な人身取引対策に取り組んでいくため、「人身取引対策行動計画2014」を策定し、人身取引の根絶を目指すこととする。

政府は2017年、AV出演強要も人身取引の一形態である、としました。

(2017年5月30日 人身取引対策推進会議「議事録」より引用。)

<3ページ>
2017年5月30日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

また、アダルトビデオ出演強要問題については、今月(2017年5月)19日に「今後の対策」を策定いたしました。

この(アダルトビデオ出演強要)問題については、今回新た人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれたものであり、今後、関係府省が連携して、取締り等や教育・啓発の強化、相談体制の充実等にしっかり取り組んでいく必要があります。

引き続き各大臣の御協力をお願いいたします。

(再掲。加藤勝信 男女共同参画担当大臣)
この(アダルトビデオ出演強要)問題については、今回新たに人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれたものであり、今後、関係府省が連携して、取締り等や教育・啓発の強化、相談体制の充実等にしっかり取り組んでいく必要があります

オリンピックについてはよく、国の威信がかかっている、と言われます。
今回の開催地は首都です。
東京も政府と同様に、人身取引対策に奮励することでしょう。
いっぽう、それ以外の自治体はどうでしょうか。
例として、鳥栖(とす)市の場合をみてみます。

鳥栖市

鳥栖(とす)市は佐賀県の中にある市です。
佐賀県には、10の市と10の町が存在します。

(参考)
国土地理協会のホームページ

鳥栖(とす)市の人口は7万3,446人です。(※2019年4月現在)
同市は昨年(2019年)、「鳥栖市人権教育・啓発に関する基本方針」を改訂しました。
経緯を簡単にふりかえります。

鳥栖市のホームページより。)
鳥栖(とす)市

市では、「鳥栖市人権教育・啓発に関する基本方針」を平成21年3月に策定し、同和問題をはじめとして、女性、子ども、高齢者、障害者、外国人などに関する人権問題の解決を行政施策の重要な課題として取り組んできました。
策定から10年が経過し、インターネットの急速な普及等による社会情勢の変化や、ヘイトスピーチや性的指向・性自認にかかわる人権問題などの新たな人権問題の顕著化などといった、人権問題の複雑化・多様化にともない、人権問題に関係する法律が新たに施行されています。
このような状況変化に的確に対応し、昨年度見直しが行われた「佐賀県人権教育・啓発基本方針」との整合性を図りながら、各種人権課題の解決を目指すため、方針の見直しを行うこととしました。
つきましては、市民の皆様のご意見をこの案に反映させていただくため、次のとおり意見を募集します。
・人権について自ら学び、行動していくためには、どんなことが必要だと思いますか。

・子どもたちが、差別や争いのない社会で、人権を大切にする思いやりの心を育むためにできることはなんでしょうか。

意見の募集期間
平成31年1月4日(金)~平成31年2月4日(月)

(参考)
鳥栖市人権教育・啓発に関する基本方針(改訂)スケジュール

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鳥栖市のホームページより。)
鳥栖(とす)市

(前略。)
本市でも、次世代を担う子どもたちをふくむ、すべての市民の皆様とともに、「差別をなくし 笑顔あふれる 人権のまち とす」を実現することを目指し、基本方針の改訂を行いました。
鳥栖市人権教育・啓発に関する基本方針(改訂版)

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人身取引に関する部分を参照します。

(2019年3月「鳥栖市人権教育・啓発に関する基本方針(改訂版)」より、引用。)

<49ページ>
2019年3月 鳥栖市人権教育・啓発に関する基本方針(改訂版)

11 人権に関する様々な問題

前述の重点的に取り組むべき分野別人権問題のほかにも、次のような問題が存在します。

<51ページ>
2019年3月 鳥栖市人権教育・啓発に関する基本方針(改訂版)

(5)人身取引

○性的搾取や強制労働などを目的として暴力や権力の濫用等により行われる人身取引(資料P2)は、重大な人権侵害で迅速かつ的確に対応すべき問題です。

(資料P2より)

人身取引(トラフィッキング)

「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約を補足する人、特に女性及び児童の取引を防止し、抑止し及び処罰するための議定書」第3条(a)において、「「人身取引」とは、搾取の目的で、暴力その他の形態の強制力による脅迫若しくはその行為、誘拐、詐欺、欺もう、権力の濫用若しくはぜい弱な立場に乗ずること又は他の者を支配下に置く者の同意を得る目的で行われる金銭若しくは利益の授受の手段を用いて、人を獲得し、輸送し、引き渡し、蔵匿し、又は収受することをいう。搾取には、少なくとも、他の者を売春させて搾取することその他の形態の性的搾取、強制的な労働若しくは役務の提供、奴隷化若しくはこれに類する行為、隷属又は臓器の摘出を含める。」と定義されている。

○国では、刑罰法令の整備と取締りの強化のほか、平成26年(2014年)に「人身取引対策行動計画2014」が策定され、関係省庁が一体となって対策に取り組むこととされています。

○10代、20代の女性を中心に、アダルトビデオへの出演を強要されるなどのトラブルが問題になっており、これも一つの人身取引と指摘されています。

○外国人労働者の不法就労が人身取引の温床となるケースもあります。

○子どもや女性など人身取引の被害者となる対象によって、児童相談所や婦人相談所が対応するほか、警察においても専用電話や最寄りの警察署で相談に応じています。

○被害の実態の把握、被害者を認知した場合の早期の対応を確保するため、関係機関との連携を進める必要があります。

○「人身取引対策行動計画2014」を踏まえ、県や関係部署と連携して被害防止に努めるとともに、被害者を認知した場合には、迅速に対応、支援、救済ができる体制を整備します。

○子どもや女性、外国人などのそれぞれの分野において、人身取引の被害を受けないようパネル展などによる啓発を行っていきます。

(再掲。犯罪対策閣僚会議)
2014年12月16日 人身取引対策行動計画2014

そこで、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた「世界一安全な国、日本」を創り上げることの一環として、人身取引対策に係る情勢に適切に対処し、政府一体となってより強力に、総合的かつ包括的な人身取引対策に取り組んでいくため、「人身取引対策行動計画2014」を策定し、人身取引の根絶を目指すこととする。

(再掲。人身取引対策推進会議)
2017年5月30日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

また、アダルトビデオ出演強要問題については、今月(2017年5月)19日に「今後の対策」を策定いたしました。

この(アダルトビデオ出演強要)問題については、今回新た人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれたものであり、今後、関係府省が連携して、取締り等や教育・啓発の強化、相談体制の充実等にしっかり取り組んでいく必要があります。

引き続き各大臣の御協力をお願いいたします。

現在、日本のいたるところで、AV出演強要はゆるさない、との気概が高まっています。
国会議員や政党の動向をみればそれはあきらかです。

(参考。当ブログ)
2019年12月31日(一昨日)

(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。

(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。
その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。
これには
「遠いところですから……。よっぽど強い子でないと(撮影を中止させるのは)無理だと思いますし。私さえ泣いておけば丸く収まると思った。結局AV撮影に応じることになりました。あとは、違約金などを理由に辞められないです。結局、弁護士を雇って辞められましたが、人生の大事な時期5年間を失敗したなと思う」
と語った。

香西咲さん
2016年10月14日

(前略。)
私の場合は、事務所との契約書は自分の都合の良いように作り直しました。
勿論エロなんて言葉は無し、一般的な芸能契約書です

そして撮影後にメーカー、事務所、私の3社間で契約書が存在する事を知らされたのです。
日付も撮影前に遡って記載されてありました。

香西咲さん
2017年11月29日

MeToo
#青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼

2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要 後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。
#アットハニーズAV強要 #性的搾取

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(2018年5月7日 毎日新聞「AV問題 ファン座談会(下)『育成が必要なのは業界側』」より、引用。改行を施しています。)

スパゴンさん

一番問題と思っているのは、強要問題が起きたのに、過去に出演強要したとされる人が業界からいなくなったという話は聞かないこと。
悪巧みしている人が、まだ潜んでいるのではないかと懸念しています。
「適正AV」といっても、中にいる人は変わらない。

(再掲。犯罪対策閣僚会議)
2014年12月16日 人身取引対策行動計画2014

そこで、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた「世界一安全な国、日本」を創り上げることの一環として、人身取引対策に係る情勢に適切に対処し、政府一体となってより強力に、総合的かつ包括的な人身取引対策に取り組んでいくため、「人身取引対策行動計画2014」を策定し、人身取引の根絶を目指すこととする。

政治は、結果、です。
目標ではありません。
政府がオリンピックまでにどのような結果を出すのかを見届けさせていただきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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