荻上チキさんのラジオ番組で、伊藤詩織さんの勝訴の件がとりあげられました。
2019年12月18日 TBSラジオ『荻上チキ・Session-22』 「伊藤詩織さんへの性暴力をめぐる民事訴訟。元TBS記者に賠償判決」 |
数ある報道のなかで、一番わかりやすくつたえていると感じました。
秀逸な内容ですので、音声を文字にさせていただきます。
(※音声の文字化は、筆者。)
●2019年12月18日 南部広美 アナウンサー
ジャーナリストの伊藤詩織さんに対する性暴力をめぐり、元TBS記者の山口敬之氏に330万円の賠償判決。
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBSテレビ記者の山口敬之氏から性暴力をうけたとして損害賠償をもとめた民事裁判で、東京地裁は、伊藤さん側の主張をみとめ、山口氏に330万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。 伊藤さんは2015年、当時TBSテレビの記者だった山口敬之氏と、就職先の相談をするため飲食をしたあと記憶をなくし、その後都内のホテルで性暴力をうけた、と主張。 判決で東京地裁の鈴木昭洋裁判長は、 山口氏は判決を不服として控訴する考えをしめしています。 また、TBSテレビは、 |
●2019年12月18日 荻上チキ キャスター
と言うわけで、伊藤詩織さんへの性暴力をめぐる民事での判決、まあ、地裁での判決、というものが出ました。 これをうけてですね、伊藤詩織さん、それから山口敬之さん、それぞれが会見をひらきました。 その模様をお聴きください。 |
●2019年12月18日 伊藤詩織さん
今回のこの民事訴訟というのは、もちろんこの結果は、あの、すばらしい結果になったと思います。 やはり、刑事事件ではわからなかったことであったりだとか、いままでおおやけにできなかったことを皆さんに、あの、みていただけたのかな、と思っております。 そのプロセスがこの民事訴訟をやるなかで一番おおきな、えー、おおきく得られたものなのではないかな、と思っております。 (※参考) |
●2019年12月18日 山口敬之氏
最も強調させていただきたいのは、わたしは法に触れる行為をいっさいしていない、ということ。 それから、この判決につきまして、わたしたち側が客観的証拠にもとづいて伊藤さんの主張の矛盾点を複数、主張したんですけれども、これが検証されることなく、われわれの主張がまちがっているという事実認定もないまま、ほぼ無視されている状態である。 (※参考) |
●2019年12月18日 荻上チキ キャスター
はい、というわけで、あの、今回の性暴力をめぐる裁判、そしてその判決についてこれからとりあげたいと思いますが。 えー、非常に繊細なテーマをふくむところでもあるのでフラッシュバックの可能性もあります。 なので、そういった報道に対して距離をとる必要があるかたは、まあ、ボリュームを絞るなどの対応をしていただければ、と思います。 では、スタジオに、この裁判の模様を取材したTBSラジオの澤田大樹記者に入ってもらいました。 |
●2019年12月18日 澤田大樹 TBSラジオ 記者
はい、こんばんは。 よろしくお願いします。 |
●2019年12月18日 荻上チキ キャスター
そして同じくTBSラジオの崎山敏也記者にも入っていただきました。 よろしくお願いします。 |
●2019年12月18日 崎山敏也 TBSラジオ 記者
はい、よろしくお願いします。 |
●2019年12月18日 荻上チキ キャスター
はい、と言うわけで、今日、判決がでました。 まず、崎山さん、今回の裁判の争点、こちらの整理をお願いします。 |
●2019年12月18日 崎山敏也 TBSラジオ 記者
そうですね。 あの、争点と言うか、争点があきらかになったのは、いま伊藤さんが、これはあの、伊藤さん今日、あの、判決が出た直後、もうすぐ10分後ぐらいにまず、裁判所の正門の前でちょっとおはなしをしまして。 そのあと夕方になって、まあ、判決文を精査してから記者会見したんですが、いずれもいま言っていたのが、 「刑事ではあきらかにならなかったことが民事訴訟のプロセスを踏むことで、さまざまなことをあかるみに出すことができた」 と。 「それは、民事訴訟として勝ったこともうれしいけれども、刑事で出ていなかったことがこうやってオープンになることがとてもよかった」 と言ったんですね。 (※参考) つまり、刑事としては一度、これはあの、強姦、もしくは準強姦と呼ばれるであろう事件だと思うんですが。 で、今回、民事訴訟を、に入った。 |
●2019年12月18日 荻上チキ キャスター
まあ、刑事のほうでね、あの、実際にまあ、起訴されなかった、というはなしがありましたが、あの澤田さん、あの、もともとこれ、逮捕状が出ていたのにもかかわらずそれが実行されなかった、という、まあ、特殊な経緯もあったわけですよね。 |
●2019年12月18日 澤田大樹 TBSラジオ 記者
はい。 それについてですね、あの、山口さんの会見のなかでも質問がでました。 あの、当時の警視庁の中村刑事部長というかたが、まあ、揉み消したのではないか、というような質問が出たことについて、まあ、そういう疑惑がありますよね、という質問が出たことについては、 「この中村さん自身をわたしは知らないのだ」 と。 で、 「面識もないし、連絡先も知らない」 と。 「なのでそういうことはない」 と。 で、それから、その当時、その、まあ、えー、同じく警察出身で官邸にいた、あの、北村さんというかたに、まあ、メールをした、というふうに言われていたんですけれども、 「北村さんとこの件に関してやりとりをしたことはありません」 ということで、まあ、否定はされていた、ということですね。 (※参考) |
●2019年12月18日 荻上チキ キャスター
なるほど。
ただ、その逮捕されなかったという経緯などがあったということは、まあ、事実で。 |
●2019年12月18日 崎山敏也 TBSラジオ 記者
だから、結果として、まあ、言ってみれば、記者会見を開き、最初はまあ、「詩織」さんという下の名前だけでしたけれども、そのうち、まあ、実名も顔を出して、まあ、本を書いたり、っていうことになって。
で、今回の裁判になったわけなんですけれども。 で、ちょっと、そのはなしは逸(そ)れすぎるので、ちょっとその前にじゃ、そのさっき言った争点のはなしにもどりますと。
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このつづきは明日のブログでふれたいと思います。
山口敬之氏は12月18日の会見のなかでつぎのようにのべています。
(2019年12月18日 テレ東NEWS 元TBS記者に賠償命令 山口氏控訴へ 会見ノーカットより。)
(※音声の文字化は、筆者。)
<1:10:19のあたりから>
●2019年12月18日 山口敬之氏
それでわたしは、伊藤さんを虚偽告訴と、それから名誉毀損で、刑事告訴しています。 これは、あの、今年して、それは受理されて、いま捜査が進んでいるはずです。 ですから、これもぜひ、フェアに。 伊藤詩織さんは容疑者なんです、いま。 伊藤詩織容疑者、と書いていただきたい。 |
「伊藤詩織さんは容疑者なんです、いま」
と言って、山口敬之氏は、前方の記者席を見渡しました。
窺うような目で。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月13日>
やっと逃げ回ってた #青木亮 出てきたと思ったら、また契約書を盾に酷い事を言われている。 この後に及んでまた契約書問題。 しかもサインしたのは私じゃない。 本当に消えたい。 どこまで苦しめれば気が済むの? |
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(再掲。香西咲さん)
「また契約書を盾に酷い事を言われている」
「どこまで苦しめれば気が済むの?」
悪党は往生際が悪いようです。
審判の日が待たれます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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