第5回子供・若者育成支援推進のための有識者会議(その4)。政府にもとめられるのはAV強要被害の防止とあわせて被害の回復です。香西咲さんたち被害者を置き去りにしてはなりません

内閣府の第5回子供・若者育成支援推進のための有識者会議で、AV出演強要がとりあげられました。
本日も議事録を参照します。

(参考。当ブログ)
2019年12月5日
2019年12月7日
2019年12月8日

(参考。子供・若者育成支援推進のための有識者会議

2019年9月27日
 第5回
 内閣府
 子供・若者育成支援推進のための有識者会議
 議事次第・配付資料
 議事要旨

(2019年9月27日 内閣府 第5回子供・若者育成支援推進のための有識者会議「議事要旨」より、引用。)

<39ページ>
2019年9月27日 内閣府男女共同参画局

1枚おめくりいただきまして、この関係府省対策会議では今後どのような方針で進めていくかという「今後の対策」というものと、あと毎年4月をこの取組のための被害防止の月間にしましょうということを決めてございまして、そのフォローアップ等を内閣府の男女共同参画局においてさせていただいてございます。

(※下図は、資料4 子供・若者の福祉を害する犯罪対策 4/6(PDF形式:1,355KB)より。)

お示ししているペーパーが今年(2019年)の6月に行いました平成30年度における関係府省の取組状況のフォローアップ実施結果でございます。

1~5まで、さらなる実態把握ですとか取り締まり等の強化という項目などがございますが、これが「今後の対策」としての方向性として示されている軸のようなところでございまして、これに基づき関係省庁が各省の取組をしていただいている中で、主に目立ったものですとか成果が挙がったものについてここに示しているという形でございます。

総括といたしましては資料の上段にございますとおり、

(※下図は、資料4 子供・若者の福祉を害する犯罪対策 4/6(PDF形式:1,355KB)より。)

アダルトビデオ出演強要問題も併せての評価にはなってしまうのですけれども、例えばJKビジネスの規制条例の対象地域の拡大により、もともと法の抜け穴だったところをしっかり射程として捉えてくださるようになりました。

(再掲。内閣府男女共同参画局)
アダルトビデオ出演強要問題も併せての評価にはなってしまうのですけれども

内閣府がしめした資料をみますと、政府がAV、JK対策をどのように評価しているのかがわかります。
もう一度、上述の資料をみてみます。

(再掲。【2】取組の進捗に係る自己評価)
<一部を抜粋>

・アダルトビデオ出演強要問題・『JK ビジネス』問題に対する認知度
 31.7%(H29 ) → 33.3%(H30)

・本問題について公的相談窓口で相談できることへの認知度
 27.8%(H29) → 34.4%(H30)

3分の1前後の達成率です。

2019年9月27日 内閣府男女共同参画局

それ以外にも、警察庁の取組でありますとか、相談機関の整備、あるいは民間団体に聞いても同じ答えをいただきましたが、この問題については非常に認知度が上がってきており、相談しやすくなっている状況はありますが、実際問題として相談件数が減っているということで、認知度が上がりながら相談件数の減少などにより一定の成果があるのだろうというように評価をしているところでございます。
しかしながら、現在でも新しい被害者はおりますので、しっかり対応していく必要があります。

今後もこの会議体を活用しつつ、継続的に取組を進めていくということでございます。

政府は自分たちがおこなっているAV、JK対策に対して、満足をしていないようです。

(再掲。【2】取組の進捗に係る自己評価)

・アダルトビデオ出演強要問題・『JK ビジネス』問題に対する認知度
 31.7%(H29 ) → 33.3%(H30)

・本問題について公的相談窓口で相談できることへの認知度
 27.8%(H29) → 34.4%(H30)

これとは別に、評価の高い施策も存在します。
昨年の8月13日に、第29回内閣府本府政策評価有識者懇談会が開催されました。
この席で、
平成29年度内閣府本府実施施策に係る政策評価書(案)のポイント
という資料が配付されました。
30ページをみてみます。

平成29年度内閣府本府実施施策に係る政策評価書(案)のポイントより、引用。改行を施しています。)

<30ページ>

(2) 測定指標「重要施策に関する広報理解度(新聞)」については、目標を達成した。

・「「弾道ミサイル落下時の行動に関する広報:90.4%」、
「国際平和協力法25周年:81.5%」、
「高齢者医療制度:85.2%」、
「マイナンバー(マイナポータル電子申請利用開始):87.5%」、
「高齢者の詐欺被害防止:93.3%」、
「マイナンバーカードの取得促進:91.2%」、
「仮想通貨を利用する際の注意点:91.4%」、
「運転免許証自主返納:94.0%」、
AV出演強要・JKビジネス問題:90.3%」。

「AV出演強要・JKビジネス問題」に関する新聞広告の広報理解度は、90.3%、となっております。

<30ページ>

【根拠とした統計・データ等】
新聞は、㈱ビデオリサーチ社・新聞社が実施する調査「J-MONITOR」

詳細は以下のとおりです。

<32ページ>
広報内容(掲載日)

AV出演強要・JKビジネス問題
平成30年3月24日

新聞社数

全国70紙

広告段数

記事下全5段
モノクロ

対象新聞

読売
朝日

理解度

読売 89.8%
朝日 90.8%

平均

90.3%

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(再掲。2019年9月27日 内閣府男女共同参画局)
しかしながら、現在でも新しい被害者はおりますので、しっかり対応していく必要があります
今後もこの会議体を活用しつつ、継続的に取組を進めていくということでございます

(2018年5月7日 毎日新聞「AV問題 ファン座談会(下)『育成が必要なのは業界側』」より、引用。改行を施しています。)

スパゴンさん

一番問題と思っているのは、強要問題が起きたのに、過去に出演強要したとされる人が業界からいなくなったという話は聞かないこと。
悪巧みしている人が、まだ潜んでいるのではないかと懸念しています。
「適正AV」といっても、中にいる人は変わらない。

(再掲)
「売れる子を抱えている強要男をメーカーが接待しているという噂も・・」

(再掲。スパゴンさん)
過去に出演強要したとされる人が業界からいなくなったという話は聞かない

この点について言うのならば、これまでの政府の施策は無能、です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年12月28日

ありがとうございます。
今後の方針ばかりでこれまでの過去の被害を置き去りにされないか心配でなりません。

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(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(略。)
プロジェクトチームの議員の皆様の了承をいただけたため、この場で報告させていただきました。
(後略。)

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AV出演強要新法の制定が待たれます。
被害者の方々を置き去りにしてはなりません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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