内閣府は今年の4月に、子供・若者育成支援推進のための有識者会議を設置しました。
同会議は、
「子ども・若者育成支援推進法(平成21年法律第71号)第8条に基づく子ども・若者育成支援施策の推進を図るための大綱に掲げられている施策の実施状況や対策の効果等を点検・評価し、子供・若者育成支援施策についての検討を行う」
ために設けられました。
(参考)
□子ども・若者育成支援推進法 第8条 |
子供・若者育成支援推進のための有識者会議の開催状況は以下のとおりです。
(参考)
<子供・若者育成支援推進のための有識者会議>
□2019年4月19日 第1回 議事次第・配付資料 | 議事要旨 |
9月27日に開催された第5回子供・若者育成支援推進のための有識者会議で、AV出演強要がとりあげられました。
議事要旨を参照します。
(2019年9月27日 第5回子供・若者育成支援推進のための有識者会議「議事要旨」より、引用。)
<37~38ページ>
●2019年9月27日 内閣府男女共同参画局
同じく内閣府の男女共同参画局から御説明を差し上げたいと思います。 お手元の資料ですと25ページ以降になりますのでお開きいただければと思います。 弊局では男女共同参画社会の実現に向けて、その障害となるような女性に対するあらゆる暴力の根絶というテーマの中で、そのうちの一つのメニューとして若年層に対する性暴力あるいは今回議題として取り上げていただいておりますJKビジネス問題等の対応を行っているところでございます。 内閣府単体としての取組というものは余りないものですから、国としてこのような体制で取り組んでいますよというような概況的なことの御説明になろうかと思いますけれども、御容赦いただきたいと思います。 取り上げていただいているJKビジネスという問題につきましては、それ以前にも関係する省庁は独自に個別には対応されていたかとは思うのですが、国として公に取組を始めたのは、男女共同参画会議の下にあります女性に対する暴力に関する専門調査会、有識者や支援者の方々の会合なのですが、そこにおいて1年間のヒアリング等を行って平成29年3月に報告書を取りまとめたというところが最初でございます。 この報告書の中では、いわゆるJKビジネスという問題は平成23年ごろから特に目立つようになってきたとか、あるいは当時は児童の性を売り物にするような営業ではなく、いわゆる法の抜け道のようなところで、たとえば一緒に添い寝をするですとか、一緒にお散歩をするだけですとか、リフレとかお散歩とかいろいろ言い方はあるのですが、そのような営業を装いながら、実際問題としては、裏オプションなどと称して性的なサービスをお客さんに提供している。 そういったものが大都市を中心として広がっているというような問題提起がなされたところです。 |
<38ページ>
●2019年9月27日 内閣府男女共同参画局
こうした問題と並びまして、同じ時期に若年層を被害者とする、いわゆるアダルトビデオの出演強要問題というものがNGO等により問題提起がなされ、国会等でも取り上げられたことがございまして、共通項の多いこの2つの問題をパッケージにするような形で、平成29年に、いわゆるアダルトビデオの出演強要問題あるいはJKビジネス問題の関係府省対策会議というのが設置されたというところでございます。 |
25ページ目はその概要でございますが、議長は内閣府の特命担当大臣でございまして、各省の局長級に構成員になっていただいているのですが、これまで開いた会合では全て官房長官に御出席いただき取組を後押ししていただきました。 |
実際、DVの被害者団体ですとか性犯罪の被害者団体の方々から、なぜこのAV、JK問題だけ国としての対応が早いのか、とご意見をいただくぐらい関係省庁と連携しながら、様々な施策を進めているということでございます。 |
1枚おめくりいただきまして、この関係府省対策会議では今後どのような方針で進めていくかという「今後の対策」というものと、あと毎年4月をこの取組のための被害防止の月間にしましょうということを決めてございまして、そのフォローアップ等を内閣府の男女共同参画局においてさせていただいてございます。 |
お示ししているペーパーが今年(2019年)の6月に行いました平成30年度における関係府省の取組状況のフォローアップ実施結果でございます。 |
1~5まで、さらなる実態把握ですとか取り締まり等の強化という項目などがございますが、これが「今後の対策」としての方向性として示されている軸のようなところでございまして、これに基づき関係省庁が各省の取組をしていただいている中で、主に目立ったものですとか成果が挙がったものについてここに示しているという形でございます。 |
総括といたしましては資料の上段にございますとおり、アダルトビデオ出演強要問題も併せての評価にはなってしまうのですけれども、例えばJKビジネスの規制条例の対象地域の拡大により、もともと法の抜け穴だったところをしっかり射程として捉えてくださるようになりました。 |
それ以外にも、警察庁の取組でありますとか、相談機関の整備、あるいは民間団体に聞いても同じ答えをいただきましたが、この問題については非常に認知度が上がってきており、相談しやすくなっている状況はありますが、実際問題として相談件数が減っているということで、認知度が上がりながら相談件数の減少などにより一定の成果があるのだろうというように評価をしているところでございます。 |
しかしながら、現在でも新しい被害者はおりますので、しっかり対応していく必要があります。 |
今後もこの会議体を活用しつつ、継続的に取組を進めていくということでございます。 |
<38~39ページ>
●2019年9月27日 内閣府男女共同参画局
続きまして、1枚おめくりいただき、内閣府単体で行っております4月の被害防止月間中における主な取組として、広報啓発の主な内容を1枚にまとめてございます。 |
詳細の説明は省略いたしますが、今年で言うと政府広報室にも入っていただきまして、タレントの指原莉乃さん、若い女性の姉貴分的な存在ということでございまして、この方を起用させていただきまして、若者に訴求力のあるようなウェブの動画広告ですとか、SNS等を活用して注意喚起を行ったということでございます。 |
1枚おめくりいただきまして、指原莉乃さんを使っているポスターでございます。 |
これは今年のものでございまして、実際、被害の対象となりやすい年代に対して手口をお知らせすることで被害防止を図ろうという趣旨で作っているものでございます。 |
もう一枚おめくりいただきまして、これは、昨年のポスターですが、JKビジネスの被害防止をテーマとして作りまして、モデルでタレントのみちょぱさんという若者のカリスマ的人気を誇る方を起用いたしまして、こちらの場合は被害対象者というよりは、世間一般に対してこういうものは若年女性の性は売り物ではないということを示して注意喚起を促したというものでございます。 |
取組としては以上なのですが、若干最後、余談でございますけれども、アメリカの国務省が毎年、人身取引報告書を取りまとめて公表しているのですが、昨年の6月に出したものにおいて、日本はこの人身取引の中では、一番最高の格付のTier1というのに挙げていただきました。 |
その大きな要因として、国を挙げたこのJKビジネス問題に対する取組が評価されておりまして、昨年の11月にアメリカの方が来日されて意見交換があったのですけれども、その場において、国内におけるこの取組を私のほうから説明させていただいたこともございました。 |
男女共同参画局といたしましても、皆様方ですとか関係省庁と連携をいたしながら、この問題の絶滅に向けて引き続き取り組んでまいりたいと思います。 |
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(再掲。内閣府男女共同参画局)
「平成29年(2017年)に、いわゆるアダルトビデオの出演強要問題あるいはJKビジネス問題の関係府省対策会議というのが設置された」
「これまで開いた会合では全て官房長官に御出席いただき取組を後押ししていただきました」
「DVの被害者団体ですとか性犯罪の被害者団体の方々から、なぜこのAV、JK問題だけ国としての対応が早いのか、とご意見をいただく」
「現在でも新しい被害者はおりますので、しっかり対応していく必要があります」
「アメリカの国務省が毎年、人身取引報告書を取りまとめて公表」
「JKビジネス問題に対する取組が評価」
「この問題の絶滅に向けて引き続き取り組んでまいりたい」
アメリカは、JKビジネスのとりくみを評価しているようです。
AV出演強要対策についても早く、アメリカからそのようにうけとめられてほしいものです。
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警視庁はこれまで、これといった成果をあげていません。
大阪府警はがんばっていますが。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月23日>
(前略。) 少しでも私の事を思って下さるなら #青木亮 をAV業界に野放しにせず、 #AV強要 被害を撲滅する事に尽力して下さい。 |
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(再掲。やまもと寅次郎さん)
「12月にAVの方で大きな動きがありそう」
AV業界崩壊の序章となることを期待しております。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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