今年(2019年)、AV強要問題はどのような進展をみせたのでしょうか。
|
PAPS(ぱっぷす)もこの院内集会の様子をつたえています。
(2019年12月9日 PAPSメルマガ vol.80「2019年12月3日 緊急院内集会開催 AV出演強要―被害をなくすための法制化が急務― 被害者のなまの声」より、引用。)
●2019年12月9日 PAPS
衆参両院の議員の方々、この問題に関心を持つ活動家や一般市民、当事者、区会議員など地方自治体議員、メディア、AV業界の方々など多岐にわたる参加者で50名定員の会議室が満杯になりました。 |
(再掲。ライトハウス)
「議員さん、議員秘書さん含め20名ほどお越しいただき、当事者の発言を熱心に聞いてくれました」
AV出演強要に対する関心は依然として高い、ということがわかります。
以前、伊藤和子HRN(ヒューマンライツ・ナウ)事務局長はつぎのようにのべておられました。
|
今年(2019年)、立憲民主党は、方針を転換したようです。
同党に所属する大河原雅子議員が4月17日、国会でAV出演強要問題をとりあげました。
□2019年4月17日 衆議院 内閣委員会 (動画 衆議院インターネット審議中継) |
詳細につきましては、過日の当ブログをご覧ください。
(参考。当ブログ)
<AV出演強要に関する立憲民主党の大河原雅子議員の質疑と、政府の応答>
・2019年4月30日(その1)
・2019年5月1日(その2)
もう一度、大河原雅子議員の質問をふりかえってみます。
□2019年4月17日 衆議院 内閣委員会 (動画 衆議院インターネット審議中継) |
(※一部を抜粋)
(※音声の文字化は、筆者。)
●2019年4月17日 大河原雅子 衆議院議員(立憲民主党)
|
●2019年4月17日 大河原雅子 衆議院議員(立憲民主党)
|
●2019年4月17日 大河原雅子 衆議院議員(立憲民主党)
|
●2019年4月17日 大河原雅子 衆議院議員(立憲民主党)
|
●2019年4月17日 大河原雅子 衆議院議員(立憲民主党)
|
痛快です。
多くのかたが溜飲を下げたのではないでしょうか。
上述のPAPSの記事によりますと、12月8日の院内集会には立憲民主党の議員が複数、参加したようです。
(2019年12月9日 PAPSメルマガ vol.80「2019年12月3日 緊急院内集会開催 AV出演強要―被害をなくすための法制化が急務― 被害者のなまの声」より、引用。)
●2019年12月9日 PAPS
(略)塩村あやか議員(立憲民主党)より「人権の問題として取り組んでいます。」とのご挨拶を頂きました。 |
●2019年12月9日 PAPS
早稲田ゆき議員(立憲民主党)「初めて被害者の声を聞きました。しっかりと頑張って行きたいと思います。」 高井崇司議員(立憲民主党)「何らかの法律が必要と思います。法律を作るのが我々の仕事なので頑張ります。」 |
立憲民主党は今年(2019年)の参議院選挙のさい、はじめて、公約にAV出演強要問題を書き入れました。
(参考。当ブログ)
・2019年10月18日
結果、日本維新の会をのぞくすべての政党が国政選挙でAV出演強要の根絶をうったえました。
(参考。各党の公約)
|
——————————————————–
(2019年12月9日 PAPSメルマガ vol.80「2019年12月3日 緊急院内集会開催 AV出演強要―被害をなくすための法制化が急務― 被害者のなまの声」より、引用。)
●2019年12月9日 PAPS
(2019年12月3日の院内集会)
国会議員の方々にはお見えになった都度ご挨拶を頂き、一致して法制化の方向で努力し頑張って行こうとの励ましを受けました。まず、冒頭で串田誠一議員より「削除等法整備にしっかり法整備に取り組んでまいります。」、途中で塩村あやか議員より「人権の問題として取り組んでいます。」とのご挨拶を頂きました。 |
(再掲。PAPS)
「冒頭で串田誠一議員より「削除等法整備にしっかり法整備に取り組んでまいります」
串田誠一議員が所属している政党は、日本維新の会です。
(参考)
□串田誠一議員のホームページ
日本維新の会もAV出演強要問題に関心があるようです。
——————————————————–
日本国憲法の第43条にはこう書かれています。
「両議員は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」
と。
国会議員や政党は世の中のうごきに敏感、と言いますか、有権者の意向に左右されます。
当然です。
世人が、AV出演強要をなんとかしろ、と叫んでいる以上、国会議員はこれに応えます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年6月23日>
皆に、今の私の立ち位置は危ないと言われました。 チンピラは何を仕出かすか分からないと。 東京湾に沈められるかも知れないし行方不明になるかも知れない。 色んな人から言われる。 そんなに脅されたらぶっちゃけ、 本当に不安で不安で眠るのも恐ろしい。 |
●香西咲さん
<2016年7月8日>
一生自分の中だけに留めて置かなければいけない、と思った時に気が触れてしまいました。
吐き出す事で過去を清算できる機会を頂けて、救われました。 |
●香西咲さん
<2016年10月5日>
またフラッシュバックしてしまいそうなので自粛します、 失礼致しましたm(_ _)m 尊敬する有名な方はこの件を |
——————————————————–
香西咲さんたち被害者のうったえがいま実を結ぼうとしています。
来年(2020年)は一条の光が全面に広がる年となりそうです。
——————————————————–
■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ