「プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン」掲載の判例(その2ー①)。香西咲さん「どう使おうがメーカーの自由と言う契約です」。人身売買の極みです

一昨日プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドラインに掲載されている判例にふれました。

(参考。一昨日の当ブログ)
2019年11月23日

判決の大要は以下のとおりです。

再掲
テレビ番組及び書籍でAVを好み自ら借りに行くこともあるがそのことを恥ずかしいとは思っていないと公言していたお笑い芸人が写真週刊誌にAV購入を記事にされた事案で、東京地裁平成18年(2006年)3月31日判決(判例要旨P036)は、自ら公表した個人情報についてはその秘匿性を放棄していると解すべきであり法的保護に値しないとしつつ、自ら公表した事実はAV好きでしばしば購入するという範囲であり具体的にどのような種類のAVに興味を示し購入したかという点は秘匿性の程度が高く公知の事実ではないとして 、具体的なAVの種類を示した購入を報じた部分についてはプライバシーの権利の侵害を認めた

この事案とは別に、元女優が提起した訴訟があります。
本日はこちらをみてみます。

その前に、昨日の当ブログについて言及します。
昨日、AVマニアに関する瀧本梨絵さんの論説をご紹介しました。

(参考。当ブログ)
2019年11月24日

瀧本梨絵さん
(※リライトをしています。)

このような一般ユーザーの心無い思い込みやバッシングが、勇気を持って告発した人間のちからを奪っていく、と感じました。

記事を公開したあと、海野さんからコメントをいただきました。
参照します。

当ブログへのコメントより。)
2019年11月24日 海野さん

記事、有り難うございます。
こういう背景と事情があったことを知らず、勉強不足を恥じています。

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2019年11月25日 海野さん

AVマニアも新興宗教系の信者同様に不可解な言動をしますね。

おっしゃるとおりです。
AVマニアは人間のクズです。
本論にもどります。

プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン

プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドラインは、プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会が発行しています。

(参考)

プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン(第4版)
裁判例要旨目次(名誉毀損編、プライバシー編)
裁判例要旨(名誉毀損編)
裁判例要旨(プライバシー編)

元女優がうったえた裁判の概要は以下のとおりです。

プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン(第4版)より。)
<22ページ>

引退したAV女優が、現役当時に週刊誌の掲載のために撮影した写真、ビデオの販売促進のために撮影した下着姿で股を開いた写真、ビデオのキャプチャー画像をゴシップ記事と合わせて掲載された事案で、東京地裁平成18年5月23日判決(判例要旨P039)は、週刊誌掲載のために撮影された写真は再掲載を予測できないとはいえず承諾が及び、ビデオのキャプチャー画像はビデオの紹介のために使用されることは出演者は承諾しているというべきであるが、ビデオの販売促進のために撮影した写真やビデオのキャプチャー画像の使用に同意があるのは、通常人が羞恥を覚える写真の内容も合わせ考えればその範囲にとどまり、引退後にビデオの宣伝という範囲を超えて週刊誌に掲載されることには同意が及ばないとして肖像権侵害を認めた。

(再掲。東京地裁平成18年5月23日判決)
ビデオの販売促進のために撮影した写真
ビデオのキャプチャー画像
引退後にビデオの宣伝という範囲を超えて週刊誌に掲載されることには同意が及ばない

判決の要旨をみてみます。

裁判例要旨(プライバシー編)より。)
<40ページ>
事案

引退したAV女優が、現役当時に週刊誌の掲載のために撮影した写真、ビデオの販売促進のために撮影した下着姿で股を開いた写真、ビデオのキャプチャー画像を週刊誌にゴシップ記事と合わせて掲載されたことが肖像権侵害にあたる等として損害賠償を請求した事案

主文

認容

要旨

「人はおよそ自己の容姿をみだりに撮影され、それを公表されない権利である肖像権を有しており、特に一般的には羞恥心を伴う態様の写真についてはその公表により精神的苦痛を受ける可能性が高い」
「本人が一度その撮影及び公表に同意した場合においても、本人の同意の範囲の判断に当たっては慎重に解釈すべきであり、その同意の範囲を超えたものについては、人格的利益を侵害する違法な行為であると評価すべきである」
「週刊誌掲載のために撮影された写真については当該週刊誌への再掲載は予測し得なかったとはいえず違法とはいえない」
「ビデオ販売促進用として撮影された写真は下着姿で股を開いているという点で羞恥心を高める度合いが強く引退後にビデオの宣伝という範囲を超えて週刊誌に掲載されることは事前の同意の範囲外にあるというべき」
「ビデオのキャプチャー画像は裸体及び性行為の状況を示すものであり羞恥心を伴うものでありビデオの紹介に使用されることはビデオ出演者は認容しているというべきであるがその限度を超えて引退後にゴシップ記事に合わせて週刊誌に掲載されることにつき承諾を与えていたということはできない」

この民事裁判は元女優が勝訴しました。
判決文を探したところ、ありました。
裁判所のホームページで検索をすればみることができます。
長文です。
41ページにおよびます。
詳細につきましては明日以降のブログでみてみたいと思います。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年12月26日

#WILL #DMM に契約書を交わしていないものの削除要請をこちらが掘り返して全てリストにする様言われて、それはおかしいのでは?との趣旨を突き返したら返答が途絶えました。
何故契約書も交わしていない、しかも上記二社も認めている #AV強要作品 なのに自発的に消そうとしてくれないのか疑問です。

香西咲さん
2018年1月9日

#青木亮 に #AV強要 を受けていた時代の事実はアタッカーズ丸山チーフも私の事を指差して笑っていました。

そしてメーカーからは『当時の契約書も無ければプロデューサーも退職しているのでいつ、何のタイトルの為に撮り下ろした作品か分からなければ削除に応じられない』と。

香西咲さん
2019年1月23日

私はWILL、DMMしか知りませんが、
素材は基本AVメーカーの買い切りなのでどう使おうがメーカーの自由と言う契約です。と言うか契約さえ結ばれてない事がザラなんですよ。
だから女優はおろか事務所にさえ、載せるも載せないも事前連絡がない事が殆どだと思います。
※あくまでも私の経験上です。

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(再掲。東京地裁平成18年5月23日判決)
本人が一度その撮影及び公表に同意した場合においても、本人の同意の範囲の判断に当たっては慎重に解釈すべきであり、その同意の範囲を超えたものについては、人格的利益を侵害する違法な行為であると評価すべきである

カール=マルクス(1818年~1883年)のことばを思い出しました。
マルクスは、自著の「経済学・哲学草稿」のなかでこう言っています。
(※リライトしています。)
「われわれがあきらかにしたのは、労働者が商品へ、しかももっと惨めな商品へ転落するということである」
と。
AV業界は女性を消耗品としてあつかっています。
女性に人権はありません。
奴隷です。
都合の良い道具です。
国家権力の手によってAV業界が粉砕されることを切に願います。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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