AV強要の被害者である瀧本梨絵さんの論説(その1)。香西咲さんがおっしゃるようにAV業界は異常な世界です。瀧本さん「撮影の現場で台本になかったことをされた」

瀧本梨絵さんは以前、自身のAV出演強要被害を告発されたことがあります。
産経新聞が詳述しました。

2017年4月15日 産経新聞 「当日次第の展開」の台本で…「断れなかった」元AV女優が告白 メーカー側は否定 社会問題化する出演強要

瀧本梨絵さんは後日、昨今のAV出演強要について概観されました。

(YouTube)
Rie Takimoto (AV強要問題)告発から1年、クリーンぶってる業界人の沈黙 2018 2 4

有益な内容ですので、音声を文字にさせていただきます。

(AV強要問題)告発から1年、クリーンぶってる業界人の沈黙 2018 2 4より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
2018年2月4日 瀧本梨絵さん

おひさしぶりです。
えーと、2018年になって、最初の動画なんですけど。
今年は、あの、1月はじめのころからちょっと、体調をくずしてしまって。
で、けっこう長引いちゃって。
で、いまも本調子でないですけど、ちょっとおはなししたいな、って思ったことがあったのでしゃべります。
で、ええと、AVのことについてちょっとおはなしをしたいんですけど。
なんかあんまり動画では最近はしゃべっていなかったんですけど。
ツイッターでは、あの、その、つぶやいたりとかしてて、することはできていたんですけど。
やっぱりその、カメラの前でしゃべる、ってなると、やっぱりなんか、こわいな、っていう気持ちがあって。
それはまあ、あの、自分が被害を告発してから、その、なんか、ツイッター上で攻撃されたりとか、業界側からの、あの、誠意のない声明文だったりだとか。
っていう、なんか、仕打ちをうけて。
なんか、こころが、なんか、めげてしまった、っていうか。
っていうんがあって、ちょっとしゃべるのがこわいなあ、っていうふうに思ってたんですけど。
ええと、今年(2018年)にはいって、その、世間的に、業界に対してのおおきなうごきがいくつかあったので、ちょっとしゃべりたいな、と思って。
で、わたしに対しても、なんて言うんだろう、なんか、うーん、なんか起きかけているのかな、っていうふうに思うところもあって。
うん。
そんな感じで。
で、まず、記事を読みたいんですけど。


2018年1月19日 産経新聞 AV派遣で淫行勧誘容疑 芸能プロ元従業員ら逮捕

AV派遣で淫行、勧誘容疑。
芸能元プロ従業員が逮捕。

アダルトビデオに出演経験のない女性を説得し、出演を強要するなどしたとして、警視庁保安課は、淫行勧誘と労働者派遣法違反のうたがいでAVプロダクションディクレア元従業員のY容疑者ら男3人を逮捕した。
Y容疑者ら2人は容疑をみとめ、ほか1人は一部否認している。
淫行勧誘罪は売春婦などとちがい、淫行の常習のない女性を勧誘し営利目的でみだらな行為をさせた場合に適用される。
同課によると、同容疑での摘発はきわめてめずらしい、と言う。
逮捕容疑は平成27年6月、無修正で配信するAVの撮影だということを隠したまま女性を勧誘し、撮影現場となった東京都中野区のスタジオへ派遣して出演させるなどした、としている。

っていうニュースがあったんですけど。

あの、なんだろう、まあ、その、淫行勧誘罪っていうのがとても古い法律で、その、その法律を適用するのがおかしい、っていうふうに業界のひととかも言っているみたいなんですけど。
まあ、その古い法律に、あの、問題があるのはしょうがないこととしても、そういった法律を持ち出してまで対応しなくちゃいけないような事情がある、っていうふうにも考えられていて。
なんて言うんだろう、その、あたらしい法律をつくるにしても、その淫行勧誘罪をつかうにしても、その、なんて言うんだろう、なんか、あたらしく制定していかなきゃいけない、っていう問題点はあるけれども。
その、なんていうんだろうな、その業界の関係者のひとたちは、その法律自体を適用するのがおかしい、っていうふうに言うんじゃなくて、あの、逮捕されたひとたちに対して思うことがないのか、っていうふうに思って。
なんか、あんまり体質もかわってないんだなあ、っていうふうに、残念な気持ちになりました。

で、もうひとつのニュース、いきたいんですけど。


2018年1月20日 産経新聞 AV関係者脅した疑い プロデューサーの松嶋クロス容疑者を逮捕 警視庁

AV関係者、脅したうたがい。
プロデューサーのM容疑者を逮捕。

知人から現金を脅し取ろうなどとして、警視庁は19日、恐喝未遂のうたがいで、音楽プロデューサーのM容疑者ら男3人を逮捕した。
関係者への取材でわかった。
関係者によると、M容疑者らはストリップ劇場所属の女性に関するトラブルをめぐり、アダルトビデオ関連業界の知人から現金を脅し取ろうとしたうたがいがもたれている。
M容疑者はAV監督として活動。
AV製作会社の代表をつとめるなどしていたほか、歌手のプロデュースも務めるなど、音楽プロデューサーとしても活動していた。

っていうニュースで。

ええと、このひとはけっこうなんか業界の、なんか、すごい有名なかたらしいんですけど。
わたしはあんまりよく知らないんですけど。
うーん、なんか、こういうことが常習的におこなわれているようなこわい業界なのに、このことに関して業界のひとたちはなにも言っていないし。
あの、ほんとうにこわいひとなんだろうけど。
なんて言うんだろう。
こういう不祥事っていうか、事件があったんだったら、その、ふだんから女優、AV女優さんとか男優さんとかの人権を、人権保護を声高に言っているひとたちが、その、なにかひとことあってもよいはずなのに、この事件に関しては黙りを決めている、っていうのも残念だなあっていうふうに思うし。

「わたしたちの業界は健全でクリーンな業界です」
っていうふうにも言っていたのに、ぜんぜん触れないのは、やっぱりなんか、おかしい、って思うし。
だったら、そういうことに対して言えないんだったら、最初から言わないでほしいなあ、っていうふうにも思いました。
あとは、あの、2月1日なんですけど。


2018年2月2日 産経新聞 アダルトビデオ業界に法令厳守要請 警視庁が説明会開催

アダルトビデオ業界に法令厳守要請。
警視庁が説明会、開催。

アダルトビデオの出演強要問題をめぐり、警視庁は1日、制作会社、プロダクションなどのAV業界関係者を対象にした被害防止のための説明会を都内でひらき、出演者に対する作品内容の事前の説明の徹底や審査の厳格化など、法令厳守の徹底を要請した。
警視庁によると、説明会には首都圏の製作会社130社やプロダクション35社、6の審査団体などから計179人が出席。
保安課が1月に淫行勧誘容疑でプロダクションの元従業員を逮捕した事件といったこれまでの摘発例を報告した。
冒頭では、
「法令を守り、出演強要の根絶をはかってほしい」
と挨拶。
生活安全部長は、
「出演強要は精神的、肉体的苦痛をもたらす深刻な人権侵害。法令を駆使して積極的な事件化をはかる」
とのべ、健全な事業活動をもとめる要請書を代表者に手渡した。

っていうことがあったんですけど。

まあ、わたしの告発っていうのは、その、まあ、スカウトから騙されて出演させられたわけではないんですけど。
自分で決めて、あの、その、面接をうけて。
で、撮影の現場で、あの、台本になかったことをされた、っていうふうに。
ような感じで。
うーん、こういう事件のうごきが活発になれば、わたしみたいな撮影現場での被害のほうにも、その、裾野が広がっていけばいいな、っていうふうにも思っています。
はい。

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(再掲。)
わたしに対しても、なんて言うんだろう、なんか、うーん、なんか起きかけているのかな、っていうふうに思うところもあって

こういう事件のうごきが活発になれば、わたしみたいな撮影現場での被害のほうにも、その、裾野が広がっていけばいいな、っていうふうにも思っています

与党はアダルトビデオに対する規制を考えています。

(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)

2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)

宮﨑氏からは、AV出演強要問題に特有の論点について指摘がありました。

すなわち、この問題の難しさは、様々な社会現象が絡み合っているところにあるため、的を絞った議論が必要である点にある。

この問題を検討する際に考慮すべき権利をとってみても、表現の自由や営業の自由、さらには職業選択の自由等、多様な権利が関わってくるが、これらの権利に配慮しつつ、いかに公共の利益との調整を図るべきかを見極めた対策が必要であると語りました。

また、性に関わることは通常秘め事と位置づけられるものであり、AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えているという指摘がありました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

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(再掲。ぱっぷすさん)
何故AVが犯罪ではなく産業として成り立って良しとされるのか、各国から質問の嵐だった

(再掲。香西咲さん)
私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした

AV業界がこの世に存在することはゆるされません。
言わずもがな、ですが。
明日は瀧本梨絵さんの動画のつづきを拝聴させていただきます。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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3 thoughts on “AV強要の被害者である瀧本梨絵さんの論説(その1)。香西咲さんがおっしゃるようにAV業界は異常な世界です。瀧本さん「撮影の現場で台本になかったことをされた」

  1. 海野

    瀧本梨絵さんに被害を与えたのは、溜池ゴロ―ですよ。
    台本では、溜池とのカラミは存在していなかったそうですが、
    溜池がいきなり、自分とのカラミを要求したのです。

    これは、考えからによっては、強制性交罪に相当しませんかね?

    そして、AVANの理事でも溜池はありました。
    その代表者が溜池の女房の川奈まり子です。

    この事実で、私はAVANにはなんら期待できないと思っていました。
    案の定、消えていきましたよ(笑)

    https://www.love-academia.jp/not-popular
    説得力がゼロですね。
    怪しいセミナーに、女優の異の反することをする滅茶苦茶っすね。

    返信
  2. 瀧本梨絵

    管理人さん、はじめまして。
    瀧本梨絵です。
    ご連絡するのは初めてですけど、このブログの記事は以前から読ませていただいてました。

    この度は私の動画での発言を取り上げていただいてありがとうございます。
    元々話が苦手な上に、あの頃は(今も変わってませんが)告発した相手やその周辺からの激しいバッシングが止まらず、私もいつか襲われるんじゃないかと怯える日々で緊張していたため、あまりちゃんと喋ることができず、お聞き苦しくて申し訳ありませんでした。

    ひとつ知っておいていただきたいこがありましてご連絡させていただきました。
    私はAV業界を引退後、グラビア活動的なことを事務所で撮影しyutubeにアップしたり、自分のHPに写真を載せたり、撮影会を開催したりなどの活動をしております。
    最近は事務所で、事務所でと言っても主に私と社長の2人で撮影した成人向きの動画を個人撮影の形で海外のアダルト動画サイトにアップしたりもしてます。
    アダルト動画を公開するこについては賛否あるかもしれませんが、こういうことを始めたからと言ってAV業界に戻りたいとか、あの業界でまたAV女優になりたいという気持ちは全然ありません。
    アダルト動画を公開し始めた理由はいくつかありますが
    ①私のことをもっと多くの人に知ってもらいたい(そうなることで攻撃からの抑止力にもなるから)
    ②私のファンの中でも復帰を願う声がいくつもあったけど、あの世界には戻りたくなかった、でも私のエロを見たいというファンの気持ちに応えてあげたい気持ちはあった
    ③私自身が元々性に対して貪欲な性癖があり、撮影されることで自分の気持ちも高揚するため、個人的な趣味として撮影し、望まれるならそれを人に見せてもいいかなという気持ちもあった
    などです。
    私は元々香西さんたちみたいに、なりたくもないAV女優に無理矢理出演させられたのとは違い、エロを表現したい、自分のAVを見て多くの人たちに愛されたいという気持ちでAV女優に応募しました。
    だから私は自分がAVに出演したことを後悔はしてませんし、作品も削除しておりません。
    ただし、あの業界の中にいて撮影するメーカーや監督の言いなりにお金儲けの一手段として性を搾取され、知らない男優たちに交互に弄ばれるのはもう嫌だなと思っています。

    そういう気持ちのなかで、一つの趣味として信頼してる人を相手に、時に知らない人も混ざりますが悪魔でこちらの意志を重視した形で撮影しています。
    そういう形での撮影であれば無理な強要もありませんし削除したいときはいつでも消せますし、AVファンの人たちがこれを見て満足できるなら、もうAV業界なんていう産業は必要ないんじゃないか、とAVファンたちの気持ちも変わっていかないかな、という秘めた願望もあります。

    最近、私のアダルト動画配信が業界にも知れることとなり、匿名の掲示板では「やっぱり強要は嘘だったんだ」「金で揉めて辞めただけだろ」「問題起こして辞めたから復帰したくてもできず別の形でAV女優に復帰した」など好き放題書かれています。
    匿名の掲示板なので反論する価値もないと社長もスルーしてますが、相変わらず私のやることにいちいち悪意を持って監視してるんだな、とやるせない気持ちになりました。

    管理人さんには、そういった経緯を知っていただきたいと思い、コメントを書かせていただきました。
    もっと自分でいろんな意見を言うべきなのでしょうが、私が何か主張するたびに業界関係者だけでなく一部のAVファンまで私を憎み批判してきます。
    みんな名前も顔も見せない卑怯な人たちですが、何か話すたびにバッシングされ続けると自分の心が削られ自分に自信が持てなくなってしまうのです。

    私のやってること全てに共感できないかもしれませんが、今現在、こんな状況であるということ少しでもご理解いただければ幸いです。
    日本にはいろんな人権問題が続々と報じられており(芸能界・一流企業でのパワハラ、セクハラ問題など)、AV強要問題については風化しかかっているようにも思います。
    そういう流れを見て業界の人たちがやっぱり強要なんてなかったんだ、と結論づけようと必死なようですが、管理人さんはじめ日々この問題に取り組み闘っていらっしゃる方々を心から尊敬し応援しております。
    今後もお体を大切に、無理せず頑張ってください。

    突然の長文で大変失礼いたしました。

    2019年11月17日
    瀧本梨絵

    返信
  3. 瀧本梨絵

    度々申し訳ありません、瀧本梨絵です。
    私のコメントは公開していただかなくても大丈夫です。
    管理人さんの胸にとどめておくか、情報共有するかは管理人さんにお任せします。
    また私の動画を引用されることに何の問題もありませんので、
    どうぞ予定していた記事をアップしてください。

    今後ともよろしくお願いいたします。

    瀧本梨絵

    返信

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