昨日、自民党の性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟についてふれました。
□性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟 (上川陽子 会長。渡嘉敷奈緒美 幹事長) | □自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT (渡嘉敷奈緒美 座長。宮崎政久 事務局長) |
(参考。当ブログ)
・2019年11月29日
同議員連盟の現在の会長は上川陽子衆議院議員です。
2代目です。
初代の会長は、赤澤亮正衆議院議員です。
(参考。当ブログ)
・2019年6月20日
赤澤会長のときに、「自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT」の設置が決議されました。
(2018年6月4日 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟 ~1 is 2 many!(ワンツー)議連~ 決議より、引用。)
●2018年6月4日 自民党 性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟
※今後、当議連において、特に「AV出演強要問題」「障害者に対する性暴力」についてはPTを設置し、論議を別途行うことで論議を深めるとともに、提言をまとめる。 |
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毎日新聞の記事を参照します。
(2019年6月5日 毎日新聞「ワンツー議連『性暴力は1件でも多すぎる!』」より、引用。)
●2019年6月5日 毎日新聞
(赤沢亮正 衆議院議員)
(注)筆者が初代会長を務めたが、当初からの申し合わせにより、上川陽子前法務大臣の大臣退任後、上川陽子会長、渡嘉敷奈緒美幹事長、松本洋平事務局長の体制に移行して現在に至る(筆者は会長代行)。 |
同記事のなかで、赤沢亮正議員は、つぎのようにのべています。
●2019年6月5日 毎日新聞
(赤沢亮正 衆議院議員)
「性暴力の被害者の心と体はここまで深刻なダメージを受けるのか。もしこのような実態を知りながら、彼らを助けようとしなければ、政治家としても人間としても失格だ」 |
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ちなみにぼくは、赤沢亮正議員が2年前におこなった国会質疑に感銘をうけました。
(2017年5月12日 衆議院 法務委員会「議事録」より、引用。)
●2017年5月12日 赤沢亮正 衆議院議員(自民党)
おはようございます。自由民主党の赤澤亮正です。 今月2日の当委員会に続けて、本日も組織的犯罪処罰法の改正法案について質問をさせていただきます。 |
まず冒頭に、繰り返し強調しておきたいのは、テロ等準備罪の新設は、犯罪の抑止と人権の保護という二つの非常に重要な価値のせめぎ合いの中で、我が国にとって最良の選択をしなければならない課題だということであります。 |
人権の保護はもちろん極めて重要でありますが、人権の保護の議論に際限なく時間を費やして、テロ等の組織犯罪を抑止できなかった場合、組織犯罪の被害者の人権は最悪の形で踏みにじられてしまうということは十分に留意する必要があると考えます。 |
私には、一部の野党、一部のマスコミの皆様の論調が、犯罪の抑止と人権の保護のせめぎ合いに十分思いが至らず、人権の保護だけ声高に主張しているように見えて残念でならない部分がございます。 |
既に187カ国が締結をしている国際組織犯罪防止条約、いわゆるTOC条約を我が国が一日でも早く締結できるように、その方向で建設的な提案をいただきたいと考えております。 |
昨日、自民党、公明党、日本維新の会、三党のテロ等準備罪法案の修正協議が大筋合意に達しました。 |
最終的な党内手続が終わり次第、この委員会に対し修正提案が行われる見通しであることが明らかになりましたが、この三党協議のベースとなった、先月14日に維新の会が自公両党に行った提案はまことに建設的なものであったということをあわせてここで指摘させていただきたいと思います。 |
さて、通告した質問に移ってまいりたいと思いますが、まず、東京オリンピック・パラリンピックのテロ対策を口実にテロ等準備罪を新設しようとするのはけしからぬという論調を頻繁に耳にするわけですが、私からすれば、的外れだと言わざるを得ません。 |
オリパラを語るときに政府・与党が念頭に置いているのは、決してテロだけではないということであります。 |
2日に1問だけ、実は、オリンピックを初めとする大規模国際イベントの開催により、組織犯罪全般が増加する傾向が認められるんじゃないか、政府の認識はどうですかと聞きました。 |
ちょっと時間の関係で、これは質問すると言っていたんですけれども、前回もう御答弁をいただいていますので、これについては私の方で簡単にかいつまんでお話しさせていただきます。 |
大規模イベントという意味では、ギリシャのアテネ・オリンピック、このときは人身取引事案が増加したという答弁がございました。 |
また、2010年、サッカーワールドカップ大会、これはドイツですけれども、組織的なにせチケットの販売や違法売春等が増加した。 |
それから、米国のスーパーボウルの開催に伴い性的目的の人身取引被害者が開催地に連れていかれる可能性がある。 |
また、これは御案内と思いますが、リオ五輪の際にテロリストグループが摘発されたなど、オリンピックなどの大規模な国際的イベントが開催される際には、テロに限らず、組織犯罪全般が増加する傾向があるという御答弁をいただきました。 |
ということで、端的に申し上げれば、大規模国際イベントの中の大規模国際イベントであるオリンピック・パラリンピックを3年後に控えている日本ということです。 |
その我が国が、197カ国が締結済みの国際組織犯罪防止条約を締結できていないという状況で、大変な危機意識を持って、同条約参加の前提となる本法改正案の実現に我々は全力を挙げているわけでありまして、オリンピックを口実とするのはけしからぬという類いの主張は全く的外れであると言わざるを得ないと考えます。 (後略。) |
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(再掲。赤沢亮正 議員)
「人権の保護はもちろん極めて重要でありますが、人権の保護の議論に際限なく時間を費やして、テロ等の組織犯罪を抑止できなかった場合、組織犯罪の被害者の人権は最悪の形で踏みにじられてしまうということは十分に留意する必要があると考えます」
「私には、一部の野党、一部のマスコミの皆様の論調が、犯罪の抑止と人権の保護のせめぎ合いに十分思いが至らず、人権の保護だけ声高に主張しているように見えて残念でならない部分がございます」
「被害者の人権は最悪の形で踏みにじられてしまう」
AV出演強要についても同様です。
(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)
●2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)
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(参考)
□性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟 (上川陽子 会長。赤沢亮正 会長代行。渡嘉敷奈緒美 幹事長) | □自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT (渡嘉敷奈緒美 座長。宮崎政久 事務局長) |
(再掲。赤沢亮正 議員)
「組織犯罪を抑止できなかった場合、組織犯罪の被害者の人権は最悪の形で踏みにじられてしまう」
(再掲。宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長)
「AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがある」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月3日>
(再掲。香西咲さん) |
●香西咲さん
<2018年1月26日>
(前略。) ま、それはどーでもいいとして一番の問題は制作云々ではなく一般女性が #AV強要 され、制作陣は現場で女性が泣こうが拒もうが強行する事です。 (後略。) |
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AV業界人は性犯罪者です。
この者たちの人権は、一顧だに値しません。
捕獲が急務です。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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