刑法改正を審議する会議における小西聖子教授の論説(その2)。香西咲さんたちAV出演強要被害者の方々が、ご自身の感情をとりもどされることを切に願います

昨日のつづきです。
本日も小西聖子教授の論説を拝見します。

 2019年7月12日
 法務省
 第8回性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ
 議事録

 小西聖子 武蔵野大学 教授 心理臨床センター長 
 「刑法改正の影響とその評価、性犯罪被害者の鑑定における課題等」
 資料

(2019年7月12日 第8回性犯罪に関する施策検討に向けた実態調査ワーキンググループ「議事録」より、引用。)

<7ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

また誘拐とか長期監禁と性暴力が一緒にあったりしますと、解離症状なんかが出てくることが非常に多いです。

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誘拐
長期監禁
性暴力
AV出演強要も実態は、誘拐であり、長期監禁です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月12日

もちろん自発的に頑張ってる人もいます。
但しその『自発的』か『強要』かは他人から見たら解り得ない世界です。
友達でも家族でも。本人しか解り得ません。

(再掲。小西聖子 教授)
解離症状なんかが出てくる

解離」とはどのような症状なのでしょうか。
9頁をみてみます。

<9ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

解離って何かというと、頭の中にある機能が統合しては動いていないというのが解離です。

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頭の中にある機能が統合しては動いていない
このことを「解離」と言うようです。

<9ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

一番重い解離、はっきりした解離は、そういうものの1組が一つのアイデンティティーを形成しているわけですけれども、アイデンティティーが統合されていなければ、2人の人に分かれますよね。人格断片に分かれますよね。DID(解離性同一性障害)ができるというのは、そういうような縦に亀裂している感じなんですけれども、例えば感情だけが切り離されたり、認知機能だけが切り離されたり、そういうことはいろいろあるわけです。

感情だけが切り離されたり
認知機能だけが切り離されたり

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年6月16日

治療終わったぁ(*´・ω・`)=3

治療が2週間空いたら
いつもの香西咲に戻ってしまって、
感情に蓋をする癖がついて涙が出てこなかったわ。

もっと弱い所見せれるようになりたいんだけど
仕事してる時はそうもいかないしなぁ(*´・ω・`)=3

<9ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

このような全体の統合のできない感じは、心理学的にいう解離、全体として解離ということができます。
被害の途中から感情を遮断した。
自分では、どうしようもない危機、例えば小さい子だと、いじめとか親の虐待とか、そういうものがあるときには、こういう遮断するということがよく起こります。
それこそ長期監禁とか長期虐待のひどいケースは、例えば相手が手首を振り上げて、これから殴るということが分かった時点で、自分が痛みを感じないように感覚を遮断することができるというケースは何件も聞きました。

<9~10ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

人によって違いますけれども、でも、そういう感覚の遮断や感情の遮断というのは、そういう事件では比較的よく起こりますし、小さい子がいじめられたりしたときには、繰り返しあると、そういう遮断が上手になっているというようなこともあります。

(再掲。小西聖子 教授)
繰り返しあると、そういう遮断が上手になっている

(再掲。香西咲さん)
感情に蓋をする癖がついて

<10ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

心理学的には、これは感情の麻痺や非現実感といった解離の反応であり、トラウマ体験の最中、周トラウマ期によく見られる反応です。
例えば、現在の社会で、被害について話すことは、簡単ではありません。
自分の傷付きを防ぎたいという観点からは、警察に行かなかったり、これからも付き合っていく人たちに話さなかったりという選択肢は結構採られます。
偏見を持った人がたくさんいるというところでは、これは合理的判断というふうに考えられます。
危機に強い人は、結構解離的な人であることが多いです。
多分、皆さん方の中にも、本番にはすごく強いという方がいると思いますけれども、そういう人は、ちょっと解離的な要素を持っていると思います。

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7頁にもどります。
また誘拐とか長期監禁と性暴力が一緒にあったりしますと、解離症状なんかが出てくることが非常に多いです
のつづきをみてみます。

<7ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

今まで長期監禁の例を数例扱いましたけれども、中には、監禁されて、解放直後は、自分の家族のことを全く忘れているケース、もちろんそんなこと忘れないですよ、人は。ずっと強く思っているんですけれども、解離症状で健忘が起きてしまっていて、相手が誰だか分からないという、状況が一時的に起きているケースや、それから、自分の感情が全く麻痺してしまっていて、全然苦しそうに見えないケースとか、そういうケースもありました。

(再掲。小西聖子 教授)
自分の感情が全く麻痺してしまっていて、全然苦しそうに見えない

<7ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

というよりも、長期監禁の被害者の方で、最初に素人が見たときに、すごく打ちのめされているなというふうになっていた方はいません。
やっぱり、人はサバイブするために、自分の感情や行動も、やっぱり置いてきてしまうので、そういう極端なケースでは。

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AV出演強要被害者の方々がご自身の感情をとりもどされることを切に願います。

<7ページ>
2019年7月12日 小西聖子 武蔵野大学 教授

どちらかというと、一緒にいる警察官の方なんかは、淡々としていますとか、結構元気ですとか言われることが多いんですが、後々、やっぱり重度のPTSDが発症する、本当に自分が安全だと分かってくると、症状が発症するというようなケースが多いです。

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(再掲。小西聖子 教授)
後々、やっぱり重度のPTSDが発症する

被害者の方々にPTSDを発症させたAV強要業界をこのまま野放しにしておくことはゆるされません。

(ライトハウスのツイートより、引用。)

ライトハウス
<2019年6月20日>

(再掲。ライトハウス)
「先日13日に行われた自民党『#性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟』にて #AV出演強要 問題対策プロジェクトチームのとかしき議員から、ビッグニュースが!
「AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法を目指すということです!」

政府、与党は、AV強要業界をどのように始末しようとしているのでしょうか。
被害者の方々が快哉を叫ぶ法律となることを期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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