一昨日(2019年10月17日 )、Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)が、アメリカのAVに関する記事を配信しました。
表題は、
「性的人身売買で起訴のポルノ制作会社社長、米国外逃亡中『会社を倒産させれば告発怖くない』」
です。
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2019年10月17日 Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン) 性的人身売買で起訴のポルノ制作会社社長、米国外逃亡中「会社を倒産させれば告発怖くない」 |
当該記事から一部を抜粋します。
(引用)
●2019年10月17日 Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
先週、米国のポルノ制作会社Girls Do Pornのオーナーと従業員3名が女性を騙し、強制的にコンテンツに出演させたとして、性的人身売買で逮捕、起訴された。 |
FBIの発表によると、Girls Do Porn社オーナーのマイケル・プラットと共に主任映像作家マシュー・ウルフ、役員補佐ヴァレリー・モーザー、男性出演者ルーベン・“アンドレ”・ガルシアが暴力、詐欺、強制による性的人身売買を企んでいたとして起訴された。 |
また、ガルシア、プラット、ウルフはさらにこれらを実行したとしても起訴されている。 |
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「ポルノ制作会社」
「女性を騙し、強制的にコンテンツに出演させた」
「性的人身売買」
何やら日本のAV出演強要の記事を読んでいるような錯覚にとらわれます。
これはアメリカで起きた事件です。
(引用)
●2019年10月17日 Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
この裁判では22人の女性が同社に嘘の条件で雇われ、ポルノに出演させられたという告発について争われている。 |
彼女らは5000ドルの報酬が出るモデルの仕事と聞いて応募したが、ポルノビデオの撮影だとは当日まで知らされていなかったと主張。 |
先週はじめにモーザー(Girls Do Porn社役員補佐)が原告の代理として話した証言によると、プラット(Girls Do Porn社オーナー)は女性達に会社名を伝えず、「Plus One Media」と名乗れと彼女に命じた。 |
女性たちは制作者サイドから動画は海外の個人の購入者にのみ配給され、インターネット上にアップロードされることはないと聞かされ、強制的にアダルトビデオを撮影させられたと主張した。 |
しかしその後、動画はポルノビデオサイトPornhubにアップロードされ、これは個人情報の流出とハラスメント行為であると女性たちは抗議した。 |
告発ではさらにGirls Do Porn社は女性を搾取して大金を得ていると主張されており、ウェブサイトで1700万ドルを売り上げているという。 |
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(再掲。Rolling Stone Japan)
「嘘の条件で雇われ、ポルノに出演させられた」
「モデルの仕事と聞いて応募したが、ポルノビデオの撮影だとは当日まで知らされていなかった」
「強制的にアダルトビデオを撮影させられた」
香西咲さんの被害が甦ります。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月24日>
私へは芸能人事務所の契約者のまま連れてかれた現場がAVだったり、性接待させられたり、AV強要以上にされられています。 (後略。) |
(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。
(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。 |
●香西咲さん
<2016年10月14日>
(前略。) 私の場合は、事務所との契約書は自分の都合の良いように作り直しました。 勿論エロなんて言葉は無し、一般的な芸能契約書です そして撮影後にメーカー、事務所、私の3社間で契約書が存在する事を知らされたのです。 |
●香西咲さん
<2017年11月29日>
MeToo #青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼 2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要 後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。 |
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(引用)
●2019年10月17日 Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
彼(Girls Do Porn社オーナー)はさらに訴訟を逃れようと1月に倒産を申告し、メールで「会社を倒産させればあんな告発なんか怖くもねぇ」と書いていたことが判明している。 |
日本とちがってアメリカは、こうした性犯罪者に対して寛容でありません。
(引用)
●2019年10月17日 Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
もし有罪になれば、彼らには最長で終身刑、そして25万ドル(約2,700万円)の罰金が言い渡される。 |
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「最長で終身刑」
です。
日本はどうでしょうか。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年1月29日>
いつもありがとうございます。 起訴されたとしても 加害者である #青木亮 は被害者の受けた苦しみや一生残る後遺症を味わう事は無いのですよね。 良くてたった数年の禁固刑 或いは私で稼いだAV一本分にも満たない罰金 ( #労働者派遣法違反 で #略式起訴 された時はそうでした。) 報われません。 |
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以前、日本の警察は、AV業界人を淫行勧誘罪で逮捕したこともありました。
このことに対しては以下のような批判が多くみられました。
(中村国際刑事法律事務所のホームページより。)
「罰則が売春防止法等他の法令による罰則と比べても軽く、性犯罪を重く罰しようという昨今の情勢に適合していないのではないかという問題も残ります」
与党はいま、AV強要業界人を処罰するための法案を準備しています。
(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)
●ライトハウス
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(再掲。Rolling Stone Japan)
「もし有罪になれば、彼らには最長で終身刑、そして25万ドル(約2,700万円)の罰金が言い渡される」
日本で制定されようとしている新法の法定刑がアメリカ並みになることを期待しています。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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