厚生労働省はAV強要に対応する法律を制定しようとしています(その3)。AV強要業界は殲滅されます。あともうすこしで香西咲さんに安寧がもどります

厚生労働省は現在、AV出演強要の被害者を救済する法律の制定をめざしています。

(参考。当ブログ)
2019年10月15日(一昨日)
2019年10月16日(昨日)

昨年(2018年)の3月に、厚生労働省は、婦人保護事業に関する詳細な報告書を公表しています。

「婦人保護事業等における支援実態等に関する調査研究」「婦人保護施設における性暴力を受けた被害者に対する支援プログラムに関する調査研究」報告書

この報告書をまとめたのは、みずほ情報総研株式会社のようです。
同報告書の174頁から175頁にかけて、AV出演強要に関する記載があります。
抜粋します。

(2018年3月 厚生労働省「『婦人保護事業等における支援実態等に関する調査研究』『婦人保護施設における性暴力を受けた被害者に対する支援プログラムに関する調査研究』報告書」より、引用。改行を施しています。)

2018年3月 厚生労働省(※みずほ情報総研株式会社)
<174ページ~175ページ>

(4)若年女性への支援

図表 2-3-23 では、若年女性に対する支援の詳細が明らかになっている。

18 歳未満では、「児童相談所との協議・情報交換」が求められるが、全ての施設で実施されているわけではない。
実際、「児童相談所」と「連携がとれている」と回答した施設は 27.7%とわずかである(図表 2-3-38)。

若年女性への支援について、十分に対応できていないと考えられる理由をみると、「人員の不足」、「支援の専門性の不足」が多く挙げられた。

他方で、図表 2-3-39 にみられるよう若年女性の支援実績がないと回答した婦人保護施設は、18 歳未満では18件、18歳以上20歳未満7件、20歳以上30歳未満が2件となっており、いわゆる「JK ビジネス」「AV出演強要」「女性の貧困」等がマスメディア等でも大きく問題として取り上げられていながら、女性に対する支援を行う婦人保護施設に結びつかない現状をどう理解すべきか検討が必要である。

ハード面の問題であるのか、「施設」「集団生活」という形態に関わる問題が起因しているのか、「利用しづらい」「相談しづらい」選択肢にとなっている実態を踏まえ、対応策を検討するべきである。
婦人相談員の調査結果からも「ニーズ」が存在することは明確であっても、児童福祉法対象者といった「制度の壁」、「専門性の不足」の課題が存在することが想定される。

(再掲。報告書)
若年女性の支援実績がないと回答した婦人保護施設は、18 歳未満では18件、18歳以上20歳未満7件、20歳以上30歳未満が2件となっており、いわゆる『JK ビジネス』『AV出演強要』『女性の貧困』等がマスメディア等でも大きく問題として取り上げられていながら、女性に対する支援を行う婦人保護施設に結びつかない現状をどう理解すべきか検討が必要である

これだけAV出演強要の被害が深刻化しているのに婦人保護施設はなにをやっているのだ、といったところでしょうか。
この年(2018年)の7月に、厚生労働省は、
困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会
を立ち上げました。
日本経済新聞の記事を参照します。

(2018年11月27日 日本経済新聞「若い被害女性の支援強化へ 厚労省中間報告案 」より、引用。)

2018年11月27日 日本経済新聞

厚生労働省は(2018年11月)27日までに、ドメスティックバイオレンス(DV)や性被害、貧困などの問題を抱える女性の支援策を議論している検討会(困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会)に、若い女性の支援強化など保護事業の抜本見直しが必要とする中間報告案を示した。

(参考。第5回 困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会)

□2018年11月26日 厚生労働省 第5回 困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会

今後議論する論点について【案】より。)
○ さらに、近年社会問題化しているAV出演強要、JKビジネス問題や10代の女性への支援といった、これまで婦人保護事業の対象として想定されなかった新たな課題も表出しており、これら若年女性への支援を婦人保護事業がどう担っていくのかは欠かすことのできない検討課題である。

議事録より。)
菅 洋一郎 厚生労働省 母子家庭等自立支援室 室長補佐
はい。
それでは資料1「論点整理」というファイルをお開きください。
表題を「今後議論する論点について(案)」としております。
1ページ目が前書きになります。
最初の4つの○は、この間の、これまでの経緯でございます。
平成24年度に行われた検討会において、一定の検討と論点整理がなされ、その後、運用面における改善の取組が行われてきております。
一方で昨年度に行った調査研究においては、様々な課題等が考察をされております。
また、改めてこの調査におきまして、支援の困難さの実態というのが浮き彫りとなっております。
さらにAV出演強要やJKビジネス問題、10代の女性への支援といった新たな課題も出てきているところであります。

(2018年11月27日 日本経済新聞「若い被害女性の支援強化へ 厚労省中間報告案 」より、引用。)

2018年11月27日 日本経済新聞

JKビジネスやアダルトビデオの出演強要の被害などこれまで想定していなかった課題が増えているが、若い女性には事業そのものが知られておらず、支援が行き届かない現状がある。

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今年(2019年)になって東京新聞は、この問題を詳細に報じました。

(2019年1月17日 東京新聞「2019年1月17日 売春防止法『新法を』 DVやストーカー被害に対応 疑問」より、引用。改行を施しています。)

2019年1月17日 東京新聞

売春防止法は、売春を助長する行為の処罰と、売春する恐れのある女性の補導・保護更生を目的に、一九五六年に制定。
戦後の混乱期に売春が横行し、風紀をただすという発想が根底にあった。
同法に基づき、相談や一時保護をする「婦人相談所」、中長期的に保護する「婦人保護施設」が全国に設けられている。

その後、婦人保護事業の対象はDVやストーカー被害に遭った女性にまで拡大。
「JKビジネス」や「アダルトビデオ(AV)出演強要」の被害者への対応も求められるようになった。
しかし、法律が抜本的に改正されたことはなく、条文には「収容」「更生」など、女性の側に問題があることを前提にしたような文言が残ったままだ。

上述の東京新聞はこうも言っています。
女性の自立や社会復帰への支援を柱とした新法への衣替えを訴えるが、政府の腰は重い
と。
政府の腰は重い
一昨日の当ブログでもふれました。

(参考。当ブログ)
2019年10月15日

政府は新法を制定することにしたようです。

(2019年9月16日 時事通信「婦人相談所強化へ新法検討=AV強要、JKビジネスも対応-厚労省」より、引用。)

2019年9月16日 時事通信

厚生労働省は、都道府県が設置している婦人相談所の機能を強化するため、根拠法を売春防止法(売防法)から新法に改める検討を始めた。

アダルトビデオ(AV)への出演強要や女子高生らに接客させる「JKビジネス」といった若い女性を狙った新たな性被害などにもより十分な対応ができるようにする。

早ければ来年の通常国会に法案を提出する方針だ。

(再掲。東京新聞)
女性の自立や社会復帰への支援を柱とした新法への衣替えを訴えるが、政府の腰は重い

(再掲。報告書)
いわゆる『JK ビジネス』『AV出演強要』『女性の貧困』等がマスメディア等でも大きく問題として取り上げられていながら、女性に対する支援を行う婦人保護施設に結びつかない現状をどう理解すべきか検討が必要である

AV強要という未曽有(みぞう)の犯罪が政府に新法の制定を決断させた、と思惟(しい)します。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月28日

圧力凄いきてる。
正攻法ではない場所から。

香西咲さん
2016年7月4日

同業内部の方々から探りを入れられてたり、
わたしが殺されかねないと言う言葉を使って脅迫されたり、
あの手この手をつかって圧力・脅迫をかけてくる。
本当に人間不信。
でもそんなのに動じないけど。

仮に私に何かがあった場合、結局そういう事なんだと察してください。

香西咲さん
2016年7月14日

今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、やっと吐き出す事ができました。
こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。
何度も言うけれど今後私はその人たちを大切に生きていくのみです。
「おまえ明日死ぬかもしれないんだから(←青木亮の口癖)」

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香西咲さんのうったえは世の人々のこころを穿(うが)ちました。

(再掲。報告書)
いわゆる『JK ビジネス』『AV出演強要』『女性の貧困』等がマスメディア等でも大きく問題として取り上げられていながら、女性に対する支援を行う婦人保護施設に結びつかない現状をどう理解すべきか検討が必要である

いま、AV出演強要の被害者を救済する法律が制定されようとしています。
オリンピックまでにAV強要業界を殲滅する法律もつくられることでしょう。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年5月14日

海外で沢山の人に話を聞いてもらう。
2020年迄に原稿、映像化して残す。
私の役割は終わり。

圧力をかけてくる所からは距離を置く。

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香西咲さんに安寧(あんねい)がもどろうとしています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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