AV出演強要に関する和光大学での講演(その2)。PAPS の岡恵さんが再登壇されました。香西咲さんを蹂躙したAV業界に待っているのは国家権力による撲滅です

和光大学は今年も、PAPSの岡恵さんを招聘して講演会を開催したようです。

(馬場淳 和光大学 准教授「岡恵さん特別講演 日本における人身取引と《 性的搾取 》~相談支援の現場から~」より、引用。)

2019年7月1日 岡恵さん特別講演
(馬場淳 和光大学 准教授)

2019年7月1日(月)、 NPO 法人「 ポルノ被害と性暴力を考える会 」(以下、PAPS の相談支援員・岡恵さんによる講演がジェンダーフォーラム 主催で行われました。
PAPSから講師を呼ぶこの企画は、今年で3回目となり、恒例行事の観を呈してきました(略)。

今年で3回目
(参考。和光大学での講演)
2017年6月12日 PAPS 宮本節子さん(レポート
2018年7月12日 PAPS 岡 恵さん(レポート
2019年7月1日 PAPS 岡 恵さん(レポート

上述のとおり、岡恵さんは今回で2度目の登壇となりました。

(参考。当ブログ)
2019年10月2日(※岡恵さんの昨年の講演について)

岡恵さんはこのたび、どのようなおはなしをされたのでしょうか。
ひきつづき馬場淳さんのレポートを参照します。

(馬場淳 和光大学 准教授「岡恵さん特別講演 日本における人身取引と《 性的搾取 》~相談支援の現場から~」より、引用。)

2019年7月1日 岡恵さん特別講演
(馬場淳 和光大学 准教授)

岡さんのお話でまず強く印象づけられるのが、(略)、AV出演への誘導、ひいては性産業における人身取引がより巧妙になっているという事実でしょう。
例えば、グッズモニターのサイトが、AV女優に誘導していく一つの「窓口」でもあるということです。
もちろん、質的には全く異なる仕事ですが、同一サイト・同一プロダクションの連続的マネージメントのもとでいつの間にか越境していってしまうカラクリが存在している のです。

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(参考)

(2016年10月20日 毎日新聞「AV問題:語り始めた業界人(7)大手メーカーの危機感」より、引用。改行を施しています。)

2016年10月20日 大手AVメーカーの面接担当者

(略)、スカウトを通さないプロダクションも、「AV」とは言わずに「手のタレント」などいろんな「モデル」をうたい文句に面接に来てもらい、そこで口説くわけです。

高収入求人誌などを見て来た女性に、まず「パーツモデル」の話からしていって
「実際にあなたの稼ぎたい額を稼ぐためにはこういう仕事の方がいいですよ」
とAVを紹介していく。
そういう時代になってきています。

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2019年7月1日 岡恵さん特別講演
(馬場淳 和光大学 准教授)

現代社会学科・専門科目「性の人類学」馬場淳担当の受講者のほか一般の方を合わせて約150人が、こうした現代日本社会で起きている人身取引の 現状と問題に聞き入りました。
最後に、本報告の補足も兼ねて、受講した学生のコメントを取り上げて、終わりにしたいと思います。

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和光大学の学生のコメントが秀逸でした。
一部を引用させていただきます。

2019年7月1日 岡恵さん特別講演
(総合文化学科・女子学生)

FANZAというサイトのもつ「人間の持つ様々なファンタジー、妄想、幻想をAからZまで取り扱う<場所>」というコンセプトが、今回の講演、そして講義全体を通したうえで見ると、非常に不快に思えた。
(略)、「ファンタジー・妄想・幻想」を担っている女性たちの存在、現実を考えると心苦しくなった。

(参考)

(2016年7月15日 AVライターアケミンブログ「『強要』について二つの記事があった日。 」より、引用。) 
注 当該記事はその後、削除されました。)

アケミン氏
<2016年7月15日>
(香西咲さんに対して)

「AVはファンタジー」とも言えるのでしょうが、
ファンにとっては
「どうせならいいファンタジーを見させてくれよ!」
という感じですよね。

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2019年7月1日 岡恵さん特別講演
(心理教育学科・女子学生)

本当に体調が悪くなるほど、身近にこういった人がいるのだなと感じた。
架空の人ではなく、実際のこの国に住んでいて、性別を問わず、こういうことが行われていることに目を覆いたくなった。
吐き気がひどい。
この話を聞いて、密やかに笑っている人にめまいがする。
人の一番弱く、攻撃されやすいところを人質にとって金を稼ぐ、その金で自分を、あるいは家族を支えていたりしている奴がいるのかと思うと、吐き気がします。

(参考)

(2016年9月3日 弁護士ドットコム「『騙されてAV出演』ユーチューバー・くるみんアロマさん動画公開『抑止力になれば』」より、引用。改行を施しています。)

くるみんアロマさん

撮影スタッフからは
「あなたみたいに時間のかかる人は初めてだ」
「みんな家族がいるんだ。あなたが頑張らなかったら、みんなの家族全員の生活がなくなるんだよ。あなた背負えるの?」
って怒鳴られました。

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2019年7月1日 岡恵さん特別講演
(現代社会学科・女子学生)

AVに出演させる方も悪いが、出る方も悪いというような風潮があるのではないかとふと思いました。
途中で気づいた時に辞めれば良いという意見もあると思いますが、気づいても恐怖感や周囲の目を気にして引き返すことが出来なくなってしまっているのだと思います。
単純な人の欲望だけではなく、一つのビジネスとして性犯罪行為がまかり通っていることに強い怒りを感じます。
芸能界やアイドル、モデルの活動が私たちの日常と近くなっていることも問題の根深さの理由の一つではないかと思います。
AV自体をすべて否定する訳ではありませんが、人権を侵害し、犯罪行為のうえで成り立っているものは表現物などではなく、従事する人々も批判されるべきだと思いました。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
<2016年7月25日>

(再掲。香西咲さん)
【RT拡散希望】
これは合ってると思う。
そして元AVライター『女は商品で使い捨て』だそう。
光のある所には影がある。
皆様気をつけてください。

香西咲さん
2017年11月20日

認知行動療法が終わって、だいぶ目の前の状況に向かい合える様になりました。
洗脳ノートとか見直すと酷い…

私は複雑過ぎた洗脳過程をしっかりまとめて同じ被害が起きぬ様後世に伝えたいと思います。

写メは事務所を辞めたいのに何度言っても辞めさせてくれなかったので弁護士を介入した時のもの。

香西咲さん
2018年1月25日

消耗品として扱われていた実感はありますね。

香西咲さん
2018年8月22日

念の為追記。
私が一番憤りを感じているのはお金の問題じゃないです。
奴隷の様に性接待させられた事、
泣きながらAV撮らされた事、
当日突然送られてきた台本にNG項目が入ってて撮影するまで帰してもらえなかった事、
辞めたいと言っても簡単には辞めさせてくれなかった事、
辞めても嫌がらせされた事

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(再掲。和光大学 現代社会学科 女子学生)
一つのビジネスとして性犯罪行為がまかり通っていることに強い怒りを感じます

だれもがそう思っています。

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

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政府、与党はいま、AV出演強要を処罰する法律をつくろうとしています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年4月19日

やはり日本のジェンダー差別は深刻の様ですね。
アメリカや北欧だけでなく、フィリピンなどでも女性が大活躍されています。
一概には言えませんが。
私も社会人としてキャリアを積み重ねて誇りを持ちたかったです。
私を虐めてきた方々、2年後(2020年)楽しみに待っててくださいね。

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来年(2020年)、東京でオリンピックが開催されます。
政府は、オリンピックまでに人身取引を根絶する、と宣言しています。
香西咲さんを蹂躙した極悪人どもの最期が近づいてきました。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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1 thought on “AV出演強要に関する和光大学での講演(その2)。PAPS の岡恵さんが再登壇されました。香西咲さんを蹂躙したAV業界に待っているのは国家権力による撲滅です

  1. 海野

    ほとんど、自己啓発セミナーのような洗脳手法を使用しているんですよね。
    AV業界の構成員は、マルチ商法出身者・半グレ(濃い人間関係で人の操縦が上手い)自己啓発
    愛読者など。

    まぁ、気持ちの悪い連中ですね。

    返信

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