AV強要。ライトハウスなどがおこなっているアウトリーチ支援が東京都議会でとりあげられました。被害の予防と併せて、香西咲さんたち被害者の被害の回復がもとめられます

現在、東京都は、AV出演強要対策の一環としてアウトリーチ支援をおこなっています。
詳細につきましては、過日の当ブログをご覧ください。

(参考。当ブログ)
2019年7月2日

もう一度、東京都の福祉保健局育成支援課のかたのことばを引きます。

(2019年3月26日 東京都 平成30年度第2回東京都配偶者暴力対策ネットワーク会議「議事録」より、引用。)

2019年3月26日 東京都 福祉保健局 育成支援課   

(略)、アウトリーチ、居場所の確保、自立支援につきましては民間団体に委託いたしまして、一般社団法人Colabo、特定非営利活動法人BONDプロジェクト、特定非営利活動法人の人身取引被害者サポートセンターライトハウスの3団体に委託をさせていただいているところでございます。
具体的には (2018年)10 月からこの3団体によりまして活動を開始させていただいておりますが、アウトリーチ支援につきましては、週1回程度、渋谷、新宿、秋葉原の繁華街を深夜などに巡回をしまして、家に帰れずにいる若年女性等に対しての声かけのほか、出張、電話、メール、SNS等による相談支援実施しているところでございます。
具体的には(2019年)3月5日までの実績といたしましては、4,000件余りの延件数でございますが、相談件数3団体合わせてというところで、特徴的なのはこのうちの4分の3がSNSとメールといったところでございまして、やはり民間団体のそうしたノウハウが生かされているのかって思っているところでございます。

東京都は、政府から依頼されたアウトリーチ支援を
Colabo」、
BONDプロジェクト」、
ライトハウス
に委託しました。
当該事業について、ライトハウスの代表は、ラジオの番組のなかでつぎのようにのべています。

(参考。当ブログ
2019年8月3日

(2019年7月23日 渋谷のラジオ「渋谷の星」より。)
音声の文字化は、筆者。)
2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

わたしたちは新宿で、あの、アウトリーチをしているんですけど、あの、ね、待っている女の子たちひとりひとりにめげずに声をかけているおじさんたち、ホントにいて。
若いひとか、まあ、スカウトか、おじさんなんですけど。
で、みているだけでもう、あっ、あのおじさん、さっきもここをまわっていたおじさんだ、ってわかる。
何かしたい、ってわたしたちもするんですけど、わたしたちも週に1回まわっているだけなので、根本的にかえていかないと、と思いますよね。

(再掲。東京都 福祉保健局 育成支援課)
(2018年)10 月からこの3団体によりまして活動を開始

アウトリーチ支援につきましては、週1回程度、渋谷、新宿、秋葉原の繁華街を深夜などに巡回をしまして、家に帰れずにいる若年女性等に対しての声かけのほか、出張、電話、メール、SNS等による相談支援実施している

このうちの4分の3がSNSとメール

昨年(2018年)の秋の東京都議会で、ライトハウスなどがおこなっているアウトリーチ支援がとりあげられました。
会議録を参照します。

(2018年11月30日 東京都議会 平成30年厚生委員会「会議録」より、引用。 )

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長

(前略。)
都は、さまざまな困難を抱えた若年女性の自立を図るため、公的機関と民間団体が密接に連携しながら、アウトリーチ支援、居場所の提供に関する支援、自立支援を行う若年被害女性等支援モデル事業を本年(2018年)十月から実施しております。

このうち、アウトリーチ支援では、週一回程度、渋谷、新宿等の繁華街を深夜などに巡回し、家に帰れずにいる若年女性等に対しての声かけのほか、出張や電話、メール、SNS等による相談支援を実施しております。
(後略。)

2018年11月30日 岡本こうき 都議(都民ファーストの会)

たった今、本年(2018年)十月から始まった若年被害女性等支援モデル事業についてご説明をいただきました。
(中略。)
まず、このモデル事業を都が開始した経緯についてお伺いいたします。

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長

国は、女性に対し、本人の意に反してアダルトビデオへの出演を強要する問題や、いわゆるJKビジネスと呼ばれる営業により児童が性的な被害に遭う問題など、若年層の女性に対する性的な暴力に係る問題が深刻な状況にあることを踏まえまして、若年被害女性等支援モデル事業を創設いたしました。

これを受けまして、都は、公的機関と民間団体等が密接に連携するための関係機関連携会議の設置、若年被害女性等に対するアウトリーチ支援、居場所の確保、自立支援を行う本事業を全国に先駆け実施することといたしました。

本事業のうち、アウトリーチ支援、居場所の確保、自立支援を民間団体に委託して実施しているところでございます。

2018年11月30日 岡本こうき 都議(都民ファーストの会)

東京都が全国に先駆けて最初に実施をしているということです。

次に、この民間団体への委託の点についてお伺いをいたします。
本事業のうち、アウトリーチ支援、居場所の確保、自立支援について民間団体に委託しているということですが、委託先の団体名、各団体への委託料の上限金額、また、各団体のアウトリーチ支援の活動場所についてお伺いいたします。

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長

都は、一般社団法人Colabo、特定非営利活動法人BONDプロジェクト、特定非営利活動法人人身取引被害者サポートセンターライトハウスの三団体に事業を委託しておりまして、委託料は一団体当たり一千五十一万九千円が上限でございます。

また、アウトリーチ支援につきましては、Colaboは新宿及び渋谷で、BONDプロジェクトは渋谷及び秋葉原で、ライトハウスは新宿で週一回程度実施しているところでございます。

アウトリーチ支援だけで1千51万9千円、ではありません。
アウトリーチ支援」、
居場所の提供に関する支援」、
自立支援
の3つを併せて、1千51万9千円です。

2018年11月30日 岡本こうき 都議(都民ファーストの会)
(略。)

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長
(略。)

2018年11月30日 岡本こうき 都議(都民ファーストの会)

(前略。)
先週十一月二十一日に、Colaboさんの新宿区役所前でのアウトリーチ支援である、バスを活用した十代向け無料夜カフェの準備の様子を見学させていただきました。
年間に上限約一千万円という予算の中で居場所の確保まで含めてやっていくのはなかなか大変な状況だろうなというふうに思いました。
(中略。)
また、モデル事業について、先ほどありました一千五十一万九千円という上限ですが、この上限についても、将来的には予算をさらに拡充すべきではないか。
今回、国の補助金の制度として実施をしておりますが、国が十分の十負担をしている制度ですが、国の補助金に加えて、必要があれば、都でも別途追加や加算をすべきでないかといったことも、今後モデル事業を実施してみて、現場の声があれば、そういったこともご検討いただければと思います。
(後略。)

国が十分の十負担
アウトリーチ支援などの若年被害女性等支援モデル事業の費用は、国が全額を負担しているようです。
ここでもAV出演強要に対する政府の意気込みを感じます。
つづいて清水孝治都議が、関連質問をおこないました。

2018年11月30日 清水孝治 都議(自民党)
(略。)

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長
(略。)

2018年11月30日 清水孝治 都議(自民党)

ありがとうございました。主に十代から二十代という、まさに好奇心が旺盛な年ごろで、私もそういう時期があったなあなんて思っているわけですが、本事業では、例えば何らかの事情で家を飛び出しちゃって繁華街に出てきたような若い女性が、いわゆるJKビジネスですとか、あるいは性暴力やアダルトビデオへの出演強要などの被害に遭うことがあるということに焦点を当てて、支援していく取り組みなんだろうなあなんていうふうに思うわけであります。

この事業を実施するに当たりましては、こうした方々への支援を効果的に行うため、民間団体に委託しているんだというふうなことが、さきの委員の方の質問でわかったわけでございます。

三つ委託先の団体がございました。Colaboさん、BONDプロジェクトさん、ライトハウスさん、それぞれどのような得意分野というのか、特徴を持った活動をなさっているのかお伺いしたいと思います。

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長

この三団体につきましては、これまで若年被害女性等へのさまざまな支援を行ってきておりまして、一般社団法人Colaboは、中高生を中心とした女性への支援経験が豊富で、秋葉原等での夜間の見回り、SNSを活用した相談支援を実施してきました。

特定非営利活動法人BONDプロジェクトは、全国規模で若年女性への支援を行うほか、渋谷等での夜間見回り、SNS上でのパトロールや相談支援を実施してきました。

それから、特定非営利活動法人人身取引被害者サポートセンターライトハウスでございますが、こちらはアダルトビデオへの出演や性風俗店での勤務を強要された女性等への支援を実施してきました。

このように、各団体とも若年被害女性等への支援の実績、ノウハウを有しているものでございます。

2018年11月30日 清水孝治 都議(自民党)

ありがとうございました。
ご説明いただきました。
それぞれノウハウを十分に有した民間団体なのかなというふうなことが推察されるわけでございますが、特に印象的だったのは、アダルトビデオへの出演ですとか、性風俗への勤務を強要された場合のところを得意としているライトハウスさんが、人身取引被害者というふうな名目をつけているというのがすごく心に残ったわけでございます。

それで、本事業は(2018年)十月から開始したばかりだというふうなわけでございますが、これまで、今日までどのような取り組みといいますか、活動をしてきたのか、その辺を少しご説明いただければなと思います。

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長

(前略。)
(2018年)十月からは、各団体が渋谷、新宿、秋葉原の繁華街で深夜などに若年女性に声かけを行うアウトリーチ活動を順次開始しており、今後、池袋でも実施する予定でございます。
また、アウトリーチ活動とあわせて、居場所の提供や自立支援も行っております。

2018年11月30日 清水孝治 都議(自民党)
(略。)

2018年11月30日 谷田 治 東京都 福祉保健局 少子社会対策部長
(略。)

2018年11月30日 清水孝治 都議(自民党)

(前略。)
そしてまた、本事業はモデル事業として始められているということでございますが、こうした若年女性への支援は重要なため、ぜひともこれからも継続して取り組んでいただきますよう要望させていただきまして、質問を終わります。
ありがとうございました。

——————————————————–

政治家は世の中の動向に敏感です。
自民党の清水孝治都議は都議会で、
特に印象的だったのは、アダルトビデオへの出演ですとか、性風俗への勤務を強要された場合のところを得意としているライトハウスさんが、人身取引被害者というふうな名目をつけているというのがすごく心に残ったわけでございます
とのべました。
人々の関心事が清水都議をとおして投影されたものと思惟(しい)します。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年8月15日

(前略。)
私と同じ様な被害に遭う人が無くなります様にと切に思います。

——————————————————–

政府は、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する今後の対策のなかで、
アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する
と明言しています。
被害の回復
政府はどのようにして被害者がこうむった被害を回復するのでしょうか。
被害の予防と併せて、香西咲さんたち被害者の被害の回復がもとめられます
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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