AV出演強要にとりくんでいるSEAN(シーン)の遠矢家永子さん(その4)。ラジオでの言辞①。香西咲さんによってAV強要の存在は国民の常識となりました。悪はかならず滅びます

本日も、NPO法人SEANでAV出演強要問題にとりくんでおられる遠矢家永子さんの論説をみてみます。

(参考。当ブログ)
2019年9月22日
2019年9月23日
2019年9月24日

2年前に遠矢家永子さんは、インターネットラジオの番組で、AV出演強要について語ったことがあります。
秀逸な内容ですので、音声を文字にさせていただきます。

ホンマルラジオ
・パーソナリティ 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)
・ゲスト 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長) 
男のエゴ,女の悲鳴

音声の文字化は、筆者。)
<03:22のあたりから>
2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

ま、今日はですね、いくつかあるなかの、あの、まあ、一番あたらしい、というのかな、あの、とりくみー
やっぱし、それについてきちっとおつたえすることで、大事だ、と思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

はい、はい。
一番あたらしいとりくみ、ね。
はい。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

アダルトビデオ、というのがありますけれども。

それにまあ、出演するのは、男性であり女性であり、するわけですけれども。
あの、そのひとたちが、みずから納得尽くで出ているとはかぎらない。
なんか知らん間に巻き込まれてしまって、逃げ切れないままに撮影までされてしまった、とかね。

そういうひとたちが、あの、
「ああ、こまったな」
「どうしよう」

そのときにまあ、自分の知識、知恵だけではなかなか解決できない。

まあ、そのなかでちょっと、よりそのかたのおはなしを聞きながら支援できるところにつないでいこう、ということをやっているわけですけども。
そのあたりのことをすこし。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

あ、はい。
そうですね、あの、最初、SEAN(シーン)を立ち上げてからですね、まあ、えー、このポルノ被害相談みたいな、えー、事業っていうのは、2015年にやりはじめたんですけど、まさかこんなことをとりくむようになるとは思いもしなかった事業なんです。

で、これまではですね、保育やったり。
保育、ベビーシッターとか、家事支援やったりですね。

それから予防教育として、幼稚園、保育所、小学校、中学校、高校、大学などで、えー、子どもたちが被害者にも加害者にもならないための出前授業をずっとやってきたんですよね。

どちらかと言えば、えー、被害者支援みたいなものは他団体におまかせしてですね、予防教育のなかで出てきた、えー、被害のはなしっていうのは、他所(よそ)の団体さんにつなげていこう。
つなげ役に徹していこう、というふうにずっとやってきたんですよね。

ところがですね、2014年に東京で、えー、ポルノ被害相談を、えー、実施されているぱっぷす(PAPS)の金尻さんというかたですね。
このかたはヌエック(NWEC。国立女性教育会館)、先ほど彰さんがね、中村彰さんが、こう言って、アッキーさん、って言ったほうがいいのかな、アッキーさんがですね、ヌエック(NWEC。国立女性教育会館)のおはなしをされましたけど、そこでワークショップを実施されていたAPPっていう団体にかかわってこられたかたで。
そのかたからですね、2014年に、えー、まあ、東京を拠点としている団体のぱっぷす(PAPS)、あるいはライトハウスに、まあ、東京から西側の関西からの相談がくる、と。
で、それについて、いちいちね、まあ、それまでは新幹線をつかって、あの、出向いて来られていたんですが、まあ、お金もないし、ねえ、ひともたらない。
まあ、ちょっと協力してほしい、ということでね。
一番最初にちょっと協力したのがはじまりで。
まあ、そのときにはね、アッキーさんもご一緒した、のでね。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

はい。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

一番最初ですよね。
で、そのころはまだ、まあ、1回だけ、そういう、まあ、実際にあの、面談の協力をしてくれ、っていうことだったので。
で、まあ、とりあえず、
「こまってはるし、やりましょう」
っていうことで1回お受けしたんですね。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

ああ、そうでしたね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

で、2015年以降ですね、ぱらぱらと、いやまたこんな相談が関西のほうからの、あの、被害者のかたからあるからちょっと協力してください、ということで。
まあ、そもそも、あの、被害者支援するときにスタッフ2名体制でおこなわれているので東京から1名いらっしゃるわけですよね。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

ああ、そうですね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

で、もう1人をこちらでなんとか、あの、1人を手配してもらえないか、ということで、ぼちぼちこうね、やりはじめたんですよね。
で、まあね、理事会でも、
「これ本当にやれるの?」
っていう議論、したんですよね。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

したんですよね。
だいぶ時間かけて、しましたね。

中村彰さんはSEANの理事のひとりです。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

そうですよね。
で、まあ、いまでも相当いろんなことをやってて。
あのー、ね、
「人的財源が不足しているなかで、こういうもの、片足突っ込んじゃうと、なかなかだいじょうぶかな」
っていう議論もあったんですけど。
でも、実際に困っておられるね、被害者のかた、いらっしゃったらねー

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

なんとかしたい、という気持ちがね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

ですよね。
で、ほかにたのめるところ、ないじゃないですか。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

そう、そう。
あの、どこの団体でも、いいや、にならないですからね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

ならないですね。
性暴力被害とかDV被害に関しては、とりあつかっている団体、支援しておられる団体、ってけっこう、あの、関西でも、あの、いてはるんですが、ポルノ被害に関してはほとんどあることさえご存じないし。
実際に相談きたときに、なにをどうしてか、というそういうそのノウハウ自体もどこももっていないわけですよね。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

そうですね。
だから、まだ、ドメスティックバイオレンスとかね、言うと、ある程度なんかイメージできる。
でも、AVの世界で、どんなことか、言われてもピンとこないですよね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

ですよね。
で、わたくしたちも実際、手探りですよね。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

そうですね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

あの、いったいなにをするのが支援と言えるか、っていう。
まあ、手探りのなかで、ぼちぼちね、2015年からやりはじめて、まあ、もういま(2017年10月)20件近くの相談に対応してきたんですよね。

うーん。
まあ、いろんな驚きとか、ああ、世の中でいまこういうことが起こっているんだ、っていうのはね、あの、わたしたち自身もスタッフ自身も驚きの連続ではー

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

そうですね。
内としてもっているわけでなくて、実際におはなしを聞いてみて、そんなことあるの、ということになりますものね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

そうですよね。
で、まあ、でも、まあ、やれる範囲で、まあ、養成講座を開催したりね。
助成金とって。
まあ、2016年か、は、助成金をいただいていね、養成講座をやって。
今年2017年は、えー、寄付金をあつめてねー

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

あつめてやりましたね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

養成講座をやったりしながら、スタッフの養成ー
ボタンティアスタッフですからね。
それの養成講座、やったりしながら、えー、相談を請け負ってきたところですね、今年(2017年)の、えー、5月にその、加害行為をおこなっていた男がですね、逮捕されるというようなね、はなしにまでー

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

なりましたね。

2017年10月21日 遠矢家永子 SEAN 事務局長(※現在は副理事長)

なって。
なって、あの、本当にまあ、一番、支援者であるわたしたちが驚き、だったんですけどね。

2017年10月21日 中村彰 SEAN 理事(元・とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ 館長)

はい、そうですね。

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つづきは明日のブログでご紹介をさせていただきます。

(再掲。遠矢家永子さん)
ポルノ被害に関してはほとんどあることさえご存じないし

(再掲。中村彰さん)
まだ、ドメスティックバイオレンスとかね、言うと、ある程度なんかイメージできる。でも、AVの世界で、どんなことか、言われてもピンとこないですよね

(再掲。遠矢家永子さん)
世の中でいまこういうことが起こっているんだ、っていうのはね、あの、わたしたち自身もスタッフ自身も驚きの連続

(再掲。中村彰さん)
内としてもっているわけでなくて、実際におはなしを聞いてみて、そんなことあるの、ということになりますものね

AV業界の闇を赫赫(かっかく)たる魂で照らしたのが香西咲さんです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月8日

一生自分の中だけに留めて置かなければいけない、と思った時に気が触れてしまいました。

吐き出す事で過去を清算できる機会を頂けて、救われました。

香西咲さん
2016年7月14日

今まで人間とは思えない仕打ちを受け続けてきた事、やっと吐き出す事ができました。
こんな私ですが今も変わらず好きでいてくださる方、本当にありがとうございます。
何度も言うけれど今後私はその人たちを大切に生きていくのみです。
「おまえ明日死ぬかもしれないんだから(←青木亮の口癖)」

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この日本にAV出演強要が存在するということは、もはや国民の常識です。
だれでも知っています。
香西咲さんがいなければAV出演強要問題はここまで燃え盛りませんでした。
詭弁を弄されたり煙に巻かれているうちに、曖昧模糊となっていたことでしょう。
香西咲さんが世の中をかえました。
あとは、AV出演強要を処罰する新法の制定です。
オリンピックまでにAV出演強要被害がなくなることは自明です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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