一昨日より、大阪でAV出演強要問題にとりくんでおられるSEAN(シーン)の遠矢家永子さんの論説をふりかえっています。
(参考。当ブログ)
・2019年9月22日
・2019年9月23日
昨日は、AV出演強要に関する遠矢家永子さんの論文を参照しました。
2019年2月28日 発行 国立女性教育会館 NWEC実践研究 第9号 □第6章 |
遠矢家永子さんが書かれた
「ポルノ被害相談までの経緯と現状」
をもうすこしみてみます。
(2019年2月28日 NWEC実践研究第9号「ポルノ被害相談までの経緯と現状」より、引用。)
●2019年2月28日 遠矢家永子 SEAN 相談部門代表
(略)、2005年に「会いに行けるアイドル」をコンセプトにAKB48 劇場が誕生し人気を得たことで、アイドル活動がより身近となり一般化されました。 |
ジュニアアイドルがテレビでもてはやされ、女性性の商品化の低年齢化に拍車がかかっていきました。 |
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●2019年2月28日 遠矢家永子 SEAN 相談部門代表
女の子たちが自分の容姿を磨き高く評価されることの価値をたくさん学習して育っていくことを、親をはじめとする多くの大人たちもほほえましいこととして受け入れていったことで、女性には「若さ」や「美しさ」といった価値基準があり、自らのからだを誰かに消費されることに抵抗する力を奪われていったのではないかと思います。 |
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●2019年2月28日 遠矢家永子 SEAN 相談部門代表
儲けのために種をまいておきながら、大人社会は子ども・若者の自己選択・自己責任として、AV出演強要の被害などにおいても被害者を責める二次被害は横行しています。 |
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●2019年2月28日 遠矢家永子 SEAN 相談部門代表
コンビニの<成人コーナー>には、女性を性的商品にし「男性成人」が楽しむ雑誌が並んでいます。日常的にその光景を見て育つ子どもたちの抵抗する力が弱まっていっていることがアンケート結果にも顕著に表れています。 |
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●2019年2月28日 遠矢家永子 SEAN 相談部門代表
平成29年(2017年)2月に、15歳~39歳の女性20,000人を対象に、内閣府「若年層を対象とした性暴力被害等の実態把握のためのインターネット調査」が実施されました。 |
雑誌や読者モデル、アイドル等へ勧誘された経験について「経験がある」と答えたものは4,840人で、24.2%が「ある」と答えました。 |
ちなみに、SEANが同年夏に大阪ミナミにあるアメリカ村三角公園付近にいた女性を対象としたモニタリング調査でも、声をかけた10人中2人が「AVに出演しない?」と声をかけられた経験があると答えており、うち1人が高校生でした。 |
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●2019年2月28日 遠矢家永子 SEAN 相談部門代表
子どもたちでさえ、自然に成立しているかのように思い込まされている需要と供給のバランスは、実は経済を優先とする社会の中で、儲けを第一に考えた者たちによって、弱い立場にいる者たちを搾取しながら作り上げているのだということが見えてきます。そのことに自覚的になり、大人社会が変わらなければならないのだと思います。 |
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●2019年4月18日 SEAN 遠矢家永子さん
加害が起こらなければ被害者は生まれない。 |
だから、被害の責任は被害者にはない。 |
もし、被害にあっている人に出会ったら、「あなたは悪くない」と伝えてほしい。 |
●2019年4月18日 SEAN 遠矢家永子さん
そして、自分には関係がないとする人たちが、黙認することで加害に加担することがない社会をめざしていきたいと心から思います。 |
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遠矢家永子さんは現在、大阪の高槻市の市会議員でもあります。
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遠矢家永子さんがインタビューの「第3段」でおっしゃっていることを文字にさせていただきます。
(※音声の文字化は、筆者。)
「女性が元気になると男性も元気になる、というのはどういう理由からですか?」
●2019年4月18日 SEAN 遠矢家永子さん
NPO法人自身で、あの、もう、20数年、男女共同参画、ジェンダーの問題にとりくんできたんですが、なにかこう、女性が元気になる、と言うと、男性たちの居場所がなくなる、というようなイメージをおもちのかた、多いんだけど。
現実から言えば、自殺者ってね、男性は女性の2倍、いてはるんですよね。 勝ち負けにこだわる男性社会よりは、勝ち負けにこだわらない多様性を共生していくような生き方、社会をめざしていくなかで、すべての負け組と言われてきた男性たちが、実は負け組ではなく自分を大事に生きてきたひとたちだ、として、きちっと社会で受け入れていけば、男性も女性も皆がこう元気で安心して居場所があってひととつながっていけるような社会になるんじゃないかな、って思います。 一部の男性が勝つ、そんな社会をめざしたくはない。 すべてのいろんな多様なひとたちが性別にかかわりなくいっしょにね、共に社会を築き上げていくような町をめざしたいと思っています。 |
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(再掲。遠矢家永子さん)
「負けていく子たちはなにか社会のなかに居場所をなくしてしまうような状況が生まれていて」
能力が極端に低いと、はたらける場所がありません。
爪弾きにされます。
最後に行き着くところはAV業界です。
そこは低能力者のあつまりです。
吹き溜まりです。
日本の最底辺に位置します。
別にあらためて言うことでもありませんが。
ノンフィクション作家の中村淳彦さんはAV業界人の実相をつぎのように評しています。
●中村淳彦さん(ノンフィクション作家)
(※音声の文字化は筆者。)
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(再掲。遠矢家永子さん)
「すべての負け組と言われてきた男性たちが、実は負け組ではなく自分を大事に生きてきたひとたちだ、として、きちっと社会で受け入れていけばー」
AV業界人は、低能力者です。
生産性が低いので、雇ってくれるところがありません。
遠矢家永子さんはこうおっしゃっています。
「きちっと社会で受け入れていけば」
と。
重要な視座です。
はたらくところがあればAVの製造という所行に手を染めなくても済みます。
いまとなってはもう手遅れですが。
(再掲。中村淳彦さん)
「つくったり、男優だったり、プロダクションー」
「プロデューサーだったり、経営者だったりというのは、ほかに行き場所、ないだろうなぁ」
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月19日>
当然人にした事も全て自分に返ってくる。 要するに 人の裸で飯食ってる奴はろくな死に方しない。 |
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人間のクズたちが野垂れ死にすることを願っています。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
低能力もそうですが、極端に心が荒んでいる、低能力なのに
とにかく金が欲しいという奴が多いですよね。
今回、千葉県の多古町が台風により甚大な被害を受けました。
そこに、MIRAIスクールという、ひきこもり支援団体が存在します。
何を隠そう、2460万円の違約金を請求した業者の別の顔です。
厳密に言えば、米田敏一という2400万円を請求した業者の事実上のオーナーの
義兄弟が経営していますが、この2名は、ほとんど同一人物というくらい、一心同体です。
上半身と下半身の違いくらいです。
このAV業界人は低能力もそうですが、とにかく金が大好きで金のためなら、
女衒業も人を自殺に追いやることも躊躇はありません。
ランボルギーニにタワーマンション・金のかかる昆虫採取まで、通常の公務員や
会社員では、絶対に手にできません。
もちろん、末端のAV業界人は仕事を与えれば更生の余地はあるかもしれませんが、
上部者は全くありません、基本的に特殊詐欺の一つがAVなんです。
女衒業は金になると業界人は知っています。