AV強要に関する矢野恵美教授の論説(その3)。AV業界は伏魔殿です。香西咲さんに性犯罪をおこなったやつらを匿っています。殲滅が急務です

AV出演強要という未曾有(みぞう)の犯罪に対する法規制が、間近に迫ってきました。
2日前から、AV出演強要立法に関する琉球大学の矢野恵美教授の論説をふりかえっています。
本日もみてみます。

2016年9月12日 第83回女性に対する暴力に関する専門調査会

矢野恵美 琉球大学 大学院法務研究科 教授
「アダルトビデオへの出演強要ー刑事法・北欧法の観点からー」
資料
議事録

(2016年9月12日 第83回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<30ページ>
2016年9月12日 矢野恵美 琉球大学 大学院法務研究科 教授

(略)、性犯罪の範囲の拡張が今回のようなケース(AV出演強要)の処罰に資すると思われるのですけれども、日本の現行刑法でも処罰の可能性はございます。
しかし、立証が困難なケースが多いわけです。

矢野教授はくりかえし、あらたに法律をつくることが必要である、とのべています。

(参考。当ブログ)
2019年9月11日
2019年9月12日

<30ページ>
2016年9月12日 矢野恵美 琉球大学 大学院法務研究科 教授

先ほど、青山先生から、ノルウェーは厳しくし過ぎて潜ってしまったという御指摘もありましたけれども、ノルウェーから参考になるものとしましては、ポルノグラフィーの内容に関する制限が刑法の中にあるということです。

(略。)

これは、攻撃的な性的描写あるいは人間の堕落に影響を与えるような性的描写、死体、動物、暴力、強制を含むような性的表現物を公開、販売、頒布、複写、18歳未満の者への譲渡、所持等をした場合は、3年以下の拘禁刑になるというもので、ポルノグラフィーの内容によって刑罰を与えることができるという点で、少し日本の参考になるかと思っております。

少し日本の参考になるかと思っております
公明党と自民党の考えをみてみます。

公明党
(2017年3月21日 第1回関係府省対策会議「議事録」より、引用。)

2017年3月21日 林真琴 法務省 刑事局長

もう一点目は過激な内容のポルノの規制等のあり方に関してでございます。
この問題につきましては、公明党からの提言の中におきましても、このポルノの規制刑事罰則を設けることによる規制というものも含んだ形での提言になっていると承知しておるわけでございますが、この問題に関しては、かなり重い課題となると思いますので、関係省庁と協力して対応を検討してまいりたいと思います。

自民党
(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)

2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)  

宮﨑氏からは、AV出演強要問題に特有の論点について指摘がありました。
すなわち、この問題の難しさは、様々な社会現象が絡み合っているところにあるため、的を絞った議論が必要である点にある。
この問題を検討する際に考慮すべき権利をとってみても、表現の自由や営業の自由、さらには職業選択の自由等、多様な権利が関わってくるが、これらの権利に配慮しつつ、いかに公共の利益との調整を図るべきかを見極めた対策が必要であると語りました。
また、性に関わることは通常秘め事と位置づけられるものであり、AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えているという指摘がありました。

日本の場合はノルウェーよりも厳格な規制になるような予感がします。

<30ページ>
2016年9月12日 矢野恵美 琉球大学 大学院法務研究科 教授

刑事法の限界は、被害が発生してからでなければ動けないということです。
ですので、被害者は出てしまうわけです。
ただし、厳しい罰を準備しておくことは、そんなに厳しく処罰されるならやめようという、その後の犯罪に対する一般予防効果自体はあると思います。

矢野教授は教育の必要性も主張されています。

<31ページ>
2016年9月12日 矢野恵美 琉球大学 大学院法務研究科 教授

ただ、刑事法ではなく、予防・早期相談が最善であることは間違いがありません。
ですので、警察の方もたくさんやっておられるという御紹介が本日ありましたけれども、啓発活動や教育が非常に重要です。
これは内閣府のお仕事でもあろうかと思っています。
ただ、啓発や教育の相手は児童だけではなく、社会全体、教員、保護者も含めて行っていただきたいと思っております。
実際にこういう被害に遭った人が、親や教員が、自分のケースではないけれども、似たようなケースを見聞きした時に、
「こういうのはだまされるほうが悪いよね」
ということを言ったがために、その後一切誰にも相談できなかったという声はよく聞くところでございますので、被害者に接する可能性がある人たちの意識への働きかけが非常に重要となるかと思います。

『こういうのはだまされるほうが悪いよね』
性犯罪に関するかながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」のリーフレットを参照します。

かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」リーフレットより、引用。)

(再掲)
「被害にあったのはあなたのせいではありません」

(再掲)
「被害にあった人の話を信じて、ゆっくり聞いてください」

「被害にあった人を責めたり、問い詰めたりせず、温かく見守ってください」

「被害にあった人の責任ではないことをくりかえし伝えてください」

「『たいしたことはない』『早く忘れなさい』などは、かえってつらくなることもあります」

「急がず、あせらずにゆっくり支え続けてください」

当然、被害者の方々に責任はありません。
政府もそのように言っています。

(2019年4月22日 第100回女性に対する暴力に関する専門調査会

議題、資料
議事録

資料4-7より)

(再掲)

訴求ポイント

・性的な行為について、自分が嫌なことは拒否でき、また、相手側も嫌がることをやってはいけないこと。
・専門的な支援を行う相談先があるので、不安なことがあれば、ひとりで悩まず相談してほしいこと。
AVJK問題は被害者の自己責任とする風潮を改め、社会の問題意識を高めること。

(2019年4月15日 政府インターネットテレビ「ピックアップ!~霞が関からのお知らせ~ひとりで悩まず相談を!いわゆるAV出演強要・JKビジネス問題」より。)

(※音声の文字化は、筆者。)
池永肇恵 内閣府男女共同参画局長

4月は、AV出演強要・JKビジネス等被害防止月間です。
とりしまりや被害防止のための教育、啓発の強化、相談体制の充実など、政府一体となって対策にとりくんでいます。

被害をうけたかたは、自分が気をつけていれば、などと、自分をせめたりしないでください。
悪いのは、たくみに騙してくる加害者です

2016年9月12日 矢野恵美 琉球大学 大学院法務研究科 教授

また「寝た子を起こすな」と、小さい子にそんな教育が要るのかという御意見もあるかと思いますが、現在の子どもは寝てなどいないと言われておりますので、早期の教育も必要になるかと思います。
ただし、この際に、被害にあわないように気をつけろと言うことを強調しますと、被害にあってしまったときに被害者が悪いかの様になってしまうので気をつける必要があります。
人を騙したり脅したりしてAVに出させるような行為が卑劣であるということや、卑劣な行為をしてはいけないということを中心に教え、それから身を守りましょうという順番で教育や啓発をしていただくのが重要かなと思っております。

(再掲。矢野恵美 教授)
人を騙したり脅したりしてAVに出させるような行為が卑劣である

(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

香西は、当初はモデルとしてスカウトされたはずだったのに蓋を開けたらAV出演ということになっていた。

(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。
その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。
これには
「遠いところですから……。よっぽど強い子でないと(撮影を中止させるのは)無理だと思いますし。私さえ泣いておけば丸く収まると思った。結局AV撮影に応じることになりました。あとは、違約金などを理由に辞められないです。結局、弁護士を雇って辞められましたが、人生の大事な時期5年間を失敗したなと思う」
と語った。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2014年7月4日

みんなに指摘された通り、
今までの私は自分を大事にしてきませんでした。
辛い事も理不尽な事も全部自分が我慢すれば良いと思ってました。
自分で自分を痛めつけてました。

それじゃいけないって気づいたのは本当に最近です。
これからは自分を労わります。

香西咲さん
2016年12月19日

年明けのPTSDやフラッシュバックの治療が楽しみです。
投げやりだった人生でしたが、業界内外の方々やファンの方々の愛情を感じる事ができ今やっと前向きに人生を考え直そうという気持ちになって参りました。
少しづつですが。
どうかこれからも温かく見守って頂けたら幸いです。ありがとうございます

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(再掲。辻丸さん)
売れる子を抱えている強要男をメーカーが接待しているという噂も

(再掲。矢野恵美 教授)
人を騙したり脅したりしてAVに出させるような行為が卑劣であるということや、卑劣な行為をしてはいけないということを中心に教え

AV業界人につきましては、矯正は不可能です。
国家が罰をあたえること以外に術(すべ)はありません。
数多(あまた)の女性の人生を破壊した性犯罪者です。
社会からの抹殺を願って止(や)みません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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1 thought on “AV強要に関する矢野恵美教授の論説(その3)。AV業界は伏魔殿です。香西咲さんに性犯罪をおこなったやつらを匿っています。殲滅が急務です

  1. 海野

    >>「人を騙したり脅したりしてAVに出させるような行為が卑劣である」

    かつ違約金で脅すから、さらに卑劣です。

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