AV出演強要を処罰する法案が閣法(内閣が提出する法案)から議員立法へとかわったようです。
(ライトハウスのツイートより、引用。)
●ライトハウス
<2019年6月20日>
(再掲)
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閣法(内閣が提出する法案)から議員立法へ。
昨日は、この背景を推量してみました。
詳細につきましては、昨日の当ブログをご覧ください。
(参考。当ブログ)
・2019年9月4日
閣法(内閣が提出する法案)から議員立法へとかわっても、AV強要法案は、政府案が基本になるものと考えます。
(「CCN、こちら特派員☆彡」より。)
□2019年5月25日 裁判とプロジェクトチームの行方
「強要議連、プロジェクトチームに関してはなかなか動き、詳細が見えてきません。ステルス行動(笑)、完全非公開で動いてますので」
「ステルス(隠密)行動」
最近の政府もそうです。
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政府は2017年3月21日に、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議を立ち上げました。
(「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議の設置について」より。)
「女性に対し、本人の意に反していわゆるアダルトビデオへの出演を強要する問題やいわゆる『JKビジネス』と呼ばれる営業により、児童が性的な被害に遭う問題など若年層の女性に対する性的な暴力に係る問題が深刻な状況にあることを踏まえ、関係府省が連携して対策を実施するため、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する関係府省対策会議(以下『対策会議』という。)を設置する」
関係府省対策会議はこれまで議事録を公開してきました。
□2017年3月21日 第1回関係府省対策会議(議事録)
□2017年3月31日 第2回関係府省対策会議(議事録)
□2017年5月19日 第3回関係府省対策会議(議事録)
□2018年3月26日 第4回関係府省対策会議(議事録)
今年も関係府省対策会議が開催されたようです。
資料が公開されています。
平成31年(令和元年) 概要[PDF形式:865KB] 本文[PDF形式:426KB] 月間実施施策一覧[PDF形式:179KB] |
(参考。当ブログ)
・2019年6月15日(資料について。その1)
・2019年6月16日(資料について。その2)
・2019年6月17日(資料について。その3)
・2019年6月18日(資料について。その4)
今年の関係府省対策会議につきましては、資料の提示だけにとどまっています。
■いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議
議事録は公開されていません。
これまでは会議の2週間後ぐらいに議事録が公開されました。
今回は秘されています。
政府から法案を渡されたであろう自民党についても同様です。
(再掲。「CCN、こちら特派員☆彡」より。)
□2019年5月25日 裁判とプロジェクトチームの行方
「強要議連、プロジェクトチームに関してはなかなか動き、詳細が見えてきません。ステルス行動(笑)、完全非公開で動いてますので」
法案については、事前にある程度の内容がわかるものと、まったく掴めないものがあります。
前者は関係者がマスコミにリークすることによってあきらかになります。
AV出演強要法案の場合はどうでしょうか。
(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)
●2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)
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(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)
●ライトハウス
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(再掲)
「いかに公共の利益との調整を図るべきかを見極めた対策が必要」
「AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えている」
「AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指す」
現在のところわかっているのはこれだけです。
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(2019年9月3日 時事通信「内閣法制局幹部、法案漏らす=製薬会社役員に、処分公表せず」より。)
「法案審査などを行う内閣法制局の幹部職員が公表前の臨床研究法案を製薬会社役員に漏らし、出向元の厚生労働省が2016年12月にこの職員を訓告処分にしていたことが3日、分かった」
「またこの職員は、障害者総合支援法改正案についても公表前の16年2月、自治体や施設の職員に内容を漏らしていたという」
(2019年9月3日 毎日新聞「根本厚労相 法案漏えい『あってはならない』」より。)
「内閣法制局の幹部職員による製薬会社への臨床研究法案漏えい問題で、根本匠厚生労働相は3日、閣議後の記者会見で『守秘義務の順守は国家公務員として基本的なことで、情報の外部流出はあってはならない』と述べた」
(2019年9月3日 産経新聞「厚労省職員、2法案漏洩で処分 法制局に出向中 基準未満で公表せず」より。)
「厚労省によると、職員は4年に旧厚生省に採用。内閣法制局参事官として出向中だった28年1月、厚労省時代の同期の製薬会社役員にメールで法案の条文を漏らした」
(2019年9月3日 朝日新聞「内閣法制局職員、製薬会社に法案漏洩 訓告処分公表せず」より。)
「厚労省によると、職員は同省で同期だった製薬会社の執行役員の求めに応じ、同省から法案内容が書かれた資料を取り寄せ、16年1月に執行役員に渡した。同年2月には、障害者総合支援法改正案の資料を障害者施設の施設長らに渡していた」
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(再掲。ライトハウス)
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AV出演強要法案が発議される前に条文の中身を知ることは無理です。
せめて概要程度のものぐらいはリークしてほしいものです。
宮崎PT事務局長がおっしゃっている
「公共の利益との調整を図る」
「AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えている」
が気になります。
昨日も書きました。
いずれにせよ、風営法(風適法)や特定商取引法を手直しする程度では収まらないような気がします。
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年11月27日>
#AV強要 で多数の女性の人生を台無しにしてきた #青木亮 さん 知り合った頃の私の20代の健康と #性的搾取 #人身売買 #枕営業 の強要、誠意を持って謝罪し、本来なら活動出来ていたであろう損害を賠償してください。 全てを失った私は丸1日さえまともに動けず、生きる事に疲れてしまいました。 |
●香西咲さん
<2018年4月2日>
#青木亮 が #AV強要 で人生台無しにしてくれたお礼は #2020年 #東京オリンピック を目処に考えています(*^-^*) 詳しくは後ほど… |
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東京オリンピックまでにどのような法律ができるのでしょうか。
(再掲。宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長)
「AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えている」
楽しみです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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