AV出演強要を処罰する法案がなぜ閣法でなく議員立法となるのかを推論してみました。香西咲さんをモノとしてあつかったAV業界は息の根を止められることでしょう

周知のとおり、AV出演強要に関する法案は、閣法(内閣が提出する法案)でなく議員立法となりそうです。

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

上述の記事を読んだときぼくは落胆しました。
議員立法は閣法(内閣が提出する法案)とちがいます。
国会議員が発議する法案です。
議員立法のなかにはいまひとつのものもあります。
たとえば罰則がきびしくないとか。
施行後に「ザル法」と化してしまったとか。
ぼくはその後、AV出演強要については杞憂である、と気づきました。
自民党のAV出演強要問題プロジェクトチームの事務局長はつぎのようにのべています。

(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)

2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)  

(略)宮﨑氏は、同PTの活動について紹介し、立法を含めた被害者救済のための手段を積極的に検討する意欲を示すとともに、現実的な問題としてこの問題に関しては関係省庁が多く調整に難しさが伴うという問題点が指摘されました。

(再掲。宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長)
この問題に関しては関係省庁が多く調整に難しさが伴う

(再掲。やまもと寅次郎さん)
各省庁にまたがる対策を必要とするこの問題。課題はそこか

ぼくは以前からこう思っていました。
AV業界に対して風営法(風適法)と特定商取引法を適用してほしい、と。
2つの法律を使えるようにすればAV業界に痛打をあたえることができます。
政府にとってこの種の法律の改正は造作無い(たやすい)はずです。
別にあらたなきまりをつくるわけではありません。
手直しをするだけです。
さして労力はいりません。
安倍内閣はちがいました。
既存の法律をいじって一件落着、という方策はとりませんでした。
自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPTの事務局長をされている宮崎政久議員は、
この問題に関しては関係省庁が多く調整に難しさが伴う
とのべています。
関係省庁が多く
政府はAV出演強要に関して大掛りな法律をつくろうとしていることがわかります。

(再掲。ライトハウス)
AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました! AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです

なぜ政府は閣法(内閣が提出する法案)を断念したのでしょうか。

ここで話題がかわります。
3年前に官民データ活用推進基本法が制定されました。
2016年12月14日から施行されています。

(参考。官民データ活用推進基本法について)
日本版オープンデータ(官民データ活用推進基本法)から抜け落ちる政治と政治資金の情報公開
データ流通の基盤整備が進められます。

官民データ活用推進基本法は当初、内閣が策定を進めていました。
最終的には閣法(内閣が提出する法案)でなく議員立法となりました。
自民党の福田峰之衆議院議員が自身のブログで背景を解説しています。
みてみます。

(2016年10月16日 ふくだ峰之の活動日記「「官民データ活用推進基本法」成立に向けて①」より、引用。改行を施しています。)

2016年10月16日 福田峰之 衆議院議員(自民党)

「官民データ活用推進基本法」が、自民党総務会の法案了承を受け、他党との協議に入ることになります。
僕が担当した議員立法の中で「サイバーセキュリティー基本法」と同じくらいに重要度の高い法律です。
「官民データ活用基本法」は、正に次世代に残すべき日本経済の中心をなすデータビジネス、人工知能ビジネスに不可欠なものだからです。
平成28年通常国会がスタートし、法案の処理についてPT幹部で議論した結果、夏には、参議院選挙があり、国会の延長も出来ないので議員提出法案としてではなく、内閣提出法案として対処することにすることになりました。

国会の法案審議は、内閣提出法案を優先して議論し、その後に議員提出法案の順番で議論することが慣例となっているからです。

議員内閣制度である以上、政府に自民党の議員が多数入っているので、内閣提出法案も議員提出法案も与党議員が深く関わっていることは同様です。

内閣提出法案は、各省庁との調整、内閣法制局での法案審査が必要となります。

残念ながら「官民データ活用基本法」は、省庁間、内閣法制局との調整がつかずに、内閣提出法案として、立ち上がることが出来ませんでした。

省庁全てに関わる事、新たなテクノロジー、将来に対する予測を伴なうものは、内閣提出法案にはそぐわないということです。

平成28年(2016年)9月26日の臨時国会スタート前に、PT幹部で相談した結果「官民データ活用基本法」は、もう一度、議員提出法案に戻し、臨時国会での成立を目指すことになりました。
10月12日に自民党政策審議会での了承、14日に自民党総務会での了承を得ました。
これで、自民党内の手続きは終了し、この先は、与党である公明党との協議を行い、公明党内での手続きが終われば、与党責任者会議に報告され、国会に提出することになります。
何とか、臨時国会で成立させたいと思います。

(再掲。福田峰之 衆議院議員)
省庁全てに関わる事(略)は、内閣提出法案にはそぐわない
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AV出演強要を処罰する法案について、宮崎政久議員(自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT事務局長)はこうのべています。
この問題に関しては関係省庁が多く調整に難しさが伴う
と。
政府は、風営法(風適法)や特定商取引法の改正でなく、新規の大型法案を考えていた、ということがわかります。
法案は現在、自民党のところにあります。

(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)

2019年2月5日 宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)  

宮﨑氏からは、AV出演強要問題に特有の論点について指摘がありました。
すなわち、この問題の難しさは、様々な社会現象が絡み合っているところにあるため、的を絞った議論が必要である点にある。
この問題を検討する際に考慮すべき権利をとってみても、表現の自由や営業の自由、さらには職業選択の自由等、多様な権利が関わってくるが、これらの権利に配慮しつつ、いかに公共の利益との調整を図るべきかを見極めた対策が必要であると語りました。
また、性に関わることは通常秘め事と位置づけられるものであり、AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えているという指摘がありました。

法案の中身が気になります。
政府、自民党は、どのような法律を考えているのでしょうか。
風営法(風適法)や特定商取引法程度の適用では済まされない気配です。
上の両法だけでもじゅうぶんと思っているひとは多いと思いますけれども。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年10月28日

隅に追いやっていたトラウマを掘り起こすのはとてつもない労力が要りますね。
精神的にも、ついこの間までは普通の精神を保てたのに、思い出した瞬間動悸や頭痛吐き気…この突然の変化は経験者にしか分からない。女性の共犯者達は特に最低。

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

香西咲さん
2018年7月2日

親は普通のサラリーマン。借入してまで大学出してくれた。
言わば私だけでなく家族も犠牲にして少なく見積もって7000万円は荒稼ぎし、家族の人生を台無しにした #青木亮 にやってもらわないとね。 #坂上孝志 #大樹総研 #矢島義也

香西咲さん
2018年8月22日

辛かった…
真面目に仕事してきたキャリアを全てAVで台無しにされました。
もちろん大した金額貰ってません。

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ふと、日中戦争中(1937年~1945年)に日本軍がおこなった三光政策(三光作戦)を想起しました。
殺光(殺しつくす)
搶光(奪いつくす)
焼光(焼きつくす)

「殺光」は別として、この政策に近いことが起こるかもしれません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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