AV強要。世田谷区議の田中優子さんの質疑が動画で公開されています(その2)。香西咲さん「注意を払いきれるものではありません」。あとは法律ができるのを待つだけです

昨日のつづきです。
AV出演強要について世田谷区議の田中優子さんが議会で質問をされています。
2回目の質疑です。

(参考。当ブログ)
2017年9月20日

世田谷区議会が動画を公開していますので、本日もみてみます。

「平成28年第4回定例会 11月29日 本会議 一般質問 無所属・世田谷行革110番 田中優子 議員」

(※下図は、世田谷区議会インターネット議会中継より。)

音声の文字化は、筆者。)
(※02:44のあたりから)
2016年11月29日 田中優子 世田谷区議会 議員

つぎに、スカウト詐欺に遭わないためのさらなる啓発についてうかがいます。

わたくしは、昨年の決算委員会において、
「モデルやタレントのスカウトだと思ったら、実はだまされてアダルトビデオAVへの勧誘、そして被害に遭うことがある」
そういう問題を取り上げました。

(参考。昨日の当ブログ)
2019年8月25日

消費生活課ではさっそく、スカウト詐欺への注意喚起を啓発するチラシに、AVへの出演を強要される被害についても載せる、という対応をしてくださいました。
それがこのチラシであります。

(※下図は、世田谷区議会インターネット議会中継より。)

(※田中優子区議のブログより、引用。)

(※注 田中優子区議のブログには上図よりも鮮明な画像が掲載されています。)

「モデル・タレント契約のトラブルが発生しています」
というタイトルです。
このチラシのこの下の部分ですね。

(※下図は、田中優子区議のブログより。)

こちらに、
芸能活動の営業委託契約を結んだ女性が、アダルトビデオへの出演を強要され、拒否すると契約内容の違約金条項を理由に、高額な違約金を請求される、という被害も発生しています。タレント・モデル事務所、プロダクション等を装った悪質な事業者も存在します、安易に契約することは絶対にやめましょう
と、このように、ここに載せてくださいました。

このチラシのことは、ポルノ被害対策に取り組んでいる弁護士さん、また関係者の方々から大変高く評価されていまして、
「世田谷区はさっそく具体的な取り組みをしてくれている」
と、そのように言っていただいています。

わたくしはその後、ある勉強会で、実際にスカウト詐欺に遭いアダルトビデオ出演を強要された、という女性の生の声を聞きました。
勉強会のタイトルは、
私がスカウトされた時そして、今。~騙されない私になる!~
というものでした。
ひとたびAVに出演してしまい、その映像がネットに流されると世界中に拡散され、取り返しのつかないことになります。
彼女はひどい撮影を強要され、からだにけがも負いました。
まさに心身ともに傷つき、その自分の悲惨な経験から、
「有名になれるというはなしにはだまされないで」
と、さらなる犠牲者が出ないよう、勇気を出していま啓発活動をしています。

スカウト詐欺によるポルノ被害は想像を絶するくらい悲惨です。
世田谷区の子どもたちが誰一人そのような被害に遭わないよう、区としてもさらに啓発を広げていただきたいと考えます。

まずうかがいますが、先ほどの啓発チラシは現在どのように活用しているのでしょうか。
また、今後、大学生はもちろんのこと、高校生、中学生、そして保護者など、その彼らの目にもふれるよう、区が作成したチラシを活用していただきたいと思います。
それには、教育委員会の協力も必要です。
また、高校は都の所管となるので連携が必要となりますが、世田谷区発信でぜひ都立高校にも啓発を広げてほしいと思います。
区の見解をうかがいます。

(10:23のあたりから)
2016年11月29日 花房千里 世田谷区 産業政策部長

はい、えー、わたくしからは、スカウト詐欺に遭わないためのさらなる啓発についてご答弁申し上げます。

えー、議員おはなしの町中でのスカウト活動等によるモデル、タレント契約のトラブルにつきましては、消費生活センターへも相談が寄せられておりまして、被害救済に向け、その解決に努めてきているところでございます。

えー、具体的には、啓発用チラシを作成いたしまして、消費生活センター窓口での配布や、大学の授業で同センターを見学に訪れた女子大学生への配布、説明をおこなうなど、注意喚起にとりくんでまいりました。

えー、さらには、区内の大学に宛て、ほかの消費者トラブル啓発用チラシとあわせまして、モデル、タレント契約トラブル防止のための啓発チラシを近日中に送付する予定でございます。

また、来春には新入生ガイダンス等で活用していただけるように配慮するなど、大学生に対してきめ細かい注意喚起をおこなってまいります。

えー、今後も、あらたに区内の高校への個別訪問を計画するなど、丁寧な啓発活動を進めるとともに、若い世代に対しまして早い段階から、えー、消費者教育を推進するため、都をふくめた教育委員会等の関係所管と連携してとりくんでまいります。

以上でございます。

(※14:18のあたりから)
2016年11月29日 田中優子 世田谷区議会 議員

それから、スカウト詐欺の啓発、なんですけれども、あの、具体的に、今年度もまたこれからもやっていただく、ということで大変こころづよいんですが、やはりあの、早い段階からの消費者教育というのは、あの、必要だと思うんですね。
かしこい消費者を育てるためには、中学生からの段階、もちろん高校生もやっていただきたいんですけれども、中学生となると教育委員会の所管だと思うんですけれども、教育委員会のほうではその認識をどうとらえているか、うかがいたいと思います。

(※15:22のあたりから)
2016年11月29日 工藤郁淳 世田谷区 教育政策部長

はい、えー、スカウト詐欺に遭わないためのさらなる啓発ということで、えー、教育委員会としてのとりくみについての再質問をいただきました。

えー、スカウト詐欺による被害に遭わないようにするといったような悪質な商法から身を守るための啓発を生徒や保護者などにおこなう、といったことは、大変重要である、と認識しております。

えー、現在、悪質商法、と呼ばれます、えー、消費者トラブルを解決する方法につきましては、中学校の技術・家庭科の家庭分野において学習しております。
中学2年の後半に学習する、というかたちになっております。
そのなかでは、キャッチセールスが悪質商法のひとつとしてあげられておりまして、えー、モデルにならないかと街頭で呼びとめられその場で勧誘されたさいの具体的な対応方法などを考える、といったようなことを具体的な内容について学んでいます。

えー、教育委員会としましては、トラブルに巻き込まれることがないよう、生徒自身がみずから身を守る。
必要な知識や情報を持ち、正しく判断できるよう、今後も関係機関と連携してとりくんでまいります。

以上です。

(※17:08のあたりから)
2016年11月29日 田中優子 世田谷区議会 議員

ええと、あの、中学校、でしたっけ、あのー、消費者教育でやっている、と。
「スカウト詐欺も気をつけろ」
とやっている、ということですが、ぜひそこで、消費生活課でつくったあのチラシを活用していただけたらよいと思うので、ぜひ連携をとってください。
(略。)
以上でおわります。

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(再掲。田中優子 世田谷区議会 議員)
スカウト詐欺によるポルノ被害は、想像を絶するくらい悲惨です

政府はいま、日本全国で啓蒙活動をおこなっています。
被害はなくなったのでしょうか。
昨日もご紹介をさせていただきました。
田中優子区議は3か月前、自身のブログで、つぎのようにのべています。

(2019年5月11日 「田中優子区議のブログ」より、引用。)

2019年5月11日 田中優子 世田谷区議会 議員
(※一部を抜粋)

スカウトの騙し方は非常に巧妙で、ひとたび引っかかってしまったら逃げられない。

香西咲さんはかねてよりつぎのようにおっしゃっています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2015年7月11日

①高齢者の銀行預金が振り込め詐欺で狙われるように
今若い女性は〝性〟を狙われるんだそう。AV出演を自分で決めたと思っていても実はそう洗脳されていた事も多いから周りにちゃんと相談して決めること。
AVの良い部分しか話してこない人には要注意。一生背負うものは大きい想像以上の覚悟が必要

香西咲さん
2016年6月12日

もちろん自発的に頑張ってる人もいます。
但しその『自発的』か『強要』かは他人から見たら解り得ない世界です。
友達でも家族でも。本人しか解り得ません。

香西咲さん
2017年1月2日

娘を持つ親御さんへ
決して他人事ではありません。芸能、パーツモデル(手など)、ナンパ…あの手この手で勧誘してきます。年齢も容姿も関係ありません。スカウトや事務所がその気になれば整形させてでもAV出させます。環境も思考も180度変えさせられます。注意を払いきれるものではありません。

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あの手この手で勧誘してきます
注意を払いきれるものではありません
香西咲さんのこのことばに尽きます。

(2019年5月11日 「田中優子区議のブログ」より、引用。)

2019年5月11日 田中優子 世田谷区議会 議員
(※一部を抜粋)

取り締まる法律がないから対策が取れない、という悲惨な状況を一刻も早く改善してほしいと思います。

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取り締まる法律がない
いま国民が待ち望んでいるのは、業界人をひと太刀で斬り払う法律です。

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

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法律ができるのは時間の問題です。
犯罪者たちに未来はありません。
出口のみえない暗闇が待っています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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