本日も、藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長、仁藤夢乃Colabo代表の論説をみていきます。
(参考。当ブログ)
<2019年7月16日に放送された「渋谷の星」>
・2019年7月28日(その1)
・2019年7月29日(その2)
・2019年7月30日(その3)
・2019年8月1日(その4)
・2019年8月2日(その5)
<2019年7月23日に放送された「渋谷の星」>
・2019年8月3日(その6)
・2019年8月4日(その7)
□2019年2019年7月23日(火)「渋谷の星」
<パーソナリティ> <アシスタント> <ゲスト> <インタビューア> |
(2019年7月23日 渋谷のラジオ「渋谷の星」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※29:10のあたりから。)
●2019年7月23日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)
日本ではその、売春防止法という法律があるんですけど、まあ、それも、戦後70年ずっとかわっていなくて。 そもそもその法律がすごく女性差別的な法律で、女性が売春をもちかける側、っていう想定しかされていないんですね。 なので、その5条に、勧誘罪、って、もちかけた罪、っていうのがあるんですけど、それがなんと、女性にしか適用されない法律になっているんですよ。 いまでも。 |
(※参考。売春防止法)
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●2019年7月23日 キクチマコトさん(渋谷区在住の女性フリーライター)
えっ? 嘘ー |
●2019年7月23日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)
だから実際には男のひとが少女たちに声をかけてくるわけなのに、それは、もちかけたよね、っていうだけでは、まあ、捕まえられない。 実際に性行為があったのか、お金のやりとりがあったのか、挿入があったのか、とか、そんなことを証明しなければいけない、っていう社会で。 いっぽうで16歳の女の子がツイッターで、だれかいませんか、って。 |
(2015年6月19日 神奈川新聞「16歳少女が買春勧誘 県警、容疑で異例の逮捕」より、引用。改行を施しています。)
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●2019年7月23日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)
で、その子も半年しか家に帰らずに家出していて、売春で得た金で洋服や映画をみたり買ったりしていた、っていう報道があったんですけど。 でも、半年間、家に帰っていなかったんだったら、わたしたちの経験からすると、まあ家に帰れない事情があったんじゃないかな、って思いますし。 16歳ですから。 で、半年間、生活するには、きっとそれで得たお金を。 で、シャワー浴びたりね、マンガ喫茶で。 食費や生活費にもしていたはずなんですよ。 でもやっぱり、日本の報道の仕方っていうのは、まあ、そういう少女たちは好きでやっている、あそぶ金ほしさなんだ、っていうところがどうしてもこれまではあったので。 洋服や映画だってね、半年間に1回ぐらいは買うでしょ、って思うんですけど。 しかも洗濯できない環境だったかもしれないし。 で、なかなかそういうところへの想像っていうのができないし、法的にもずっとそこがかわってきていない、っていうところは根深い問題かな、と思います。 |
●2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)
子どもを買春しても罰金刑ですよね。 で、また職場にもどったりしますね。 2回目からはもうすこし強くなるかもしれないけど。 日本はすごくすごく弱い、って言って。 「子ども 買春 逮捕」とかで検索すると、有りと有らゆる弁護士事務所が出てきて。 あの、17と18で、海外では分けている。 日本だと17歳でも16歳でも15歳でも、とりあえず子どもであるにもかかわらず、大人に近い年齢だと、あんたも悪いでしょ、って言われるのって、すごく。 |
●2019年7月23日 キクチマコトさん(渋谷区在住の女性フリーライター)
そうですよね。 |
●2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)
ちょっとかなしくなるんですけど。
でも、やっぱり、わたしたちの活動で出会う女の子たちで、やっぱり圧倒的に多いのは、やっぱり、性暴力に遭った経験のかたがすごく多いんですよ。 いじめもそうですね。 そういったものがあるんだ、って最終的には、教えてくれたり気づかされることもあって。 |
●2019年7月23日 金尻カズナさん(NPO法人 ポルノ被害と性暴力を考える会【PAPS】理事長)
いまの社会って、子どものころから、若い女性には性的に価値がある、ってことをいろんなメディアをつうじて体験的に学習させられている社会があると思うんですね。 まあ、たとえば、お金をかせがなくちゃ、とか、かわいくなくちゃ、とか、彼氏がいなきゃ、とかですね、やせていなきゃ、とか、いろんなその、絶対的な価値基準があって。 まあ、その価値基準に満たすように、やっぱり子どもさんてすごく背伸びをされたりとか、場合によっては自分自身を傷つけてしまうこともあると思うんですね。 わたし、個人的には、まあ、だれもが被害に遭う。 あの、需要があるから被害が起こるわけであって、やっぱり需要を絶たないと被害はなくならない、というところで、その需要についてもっとフォーカスをしていくってことが重要ではないかな、と思います。 |
(2019年2月10日 トカナ「『AV業界一嫌われているライター』が見た生身のAV女優と“死にたくなるほどの”現実! 中村淳彦インタビュー」より、引用。改行を施しています。)
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(2019年2月11日 トカナ「『AV女優はリスクだけ背負わせて使い捨て』売春、パパ活、裏ビデオ… 死に体となったAV業界の現状とは? 中村淳彦インタビュー」より、引用。改行を施しています。)
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●2019年7月23日 キクチマコトさん(渋谷区在住の女性フリーライター)
うちの祖母とかもずっと、お嫁に行ってからずっと、渋谷のひとなんですけど。 ものすごくコンサバティブ(保守的)な考え方で、女の子なのにこんな時間に夜出歩いて、みたいなことを言ってくるんですよね。 またこんな短いスカートをはいて外に出歩いて、これで痴漢に遭ったって文句言えないんだからね、と言われたりして。 いや文句言えるし、とか言ってすごい喧嘩もしたんですけど。 なんかやっぱりその、世代間での認識のちがいみたいなのがすごくあると思うので、そのちょっと上の世代のかたに(※聴き取れませんでした)できるようなことばっていうのをなんかかけたらいいな、と思ったんですけどね。 |
●2019年7月23日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)
わたしも若いころ、その、夜あるいていて、そんな格好して歩いていたら、とかってせめられたりするんですけど。 まあ、それもホント日本特有の、もう欧米とかではあり得ない考え方で、まあ、被害者をせめるような発想なんですよね。 で、どんな格好をしていても、すごい短いスカートをはいていても、さわられない、痴漢されない。 まあ、そういう社会になっていかなきゃいけない、というふうに思うんですけど。 どうしても日本社会では被害者をせめるような風潮というのがずっとあって、ここをやっぱりかえていかなきゃいけないと思いますし。 あの、そういう発言が、まあ、加害者の側に立ってしまう発言になってしまっていますから。 性暴力について、とかっていうの、もう、ぜんぜん、日本社会はどこでも学ぶ機会とかもぜんぜんないので。 でも、なんか、わたしも上の世代のかたとかとはなしていると、やっぱり、自分たちはまあそういうなかでもうまくそういうふうにすることで生き延びてきた、というところがあると思うんですよ。 |
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(再掲。仁藤夢乃さん)
「日本社会では被害者をせめるような風潮というのがずっとあって、ここをやっぱりかえていかないと」
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青木はアットハニーズを潰したあと、株式会社KYUN CREATEを設立しています。
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(再掲。仁藤夢乃さん)
「日本社会では被害者をせめるような風潮というのがずっとあって、ここをやっぱりかえていかないと」
アダルトビデオ業界はAV出演強要をおこなった犯罪者を重用しています。
(再掲。辻丸さん)
「売れる子を抱えている強要男をメーカーが接待しているという噂も」
世の人々はいま、
「事ここに至った以上、アダルトビデオ業界を殲滅するしかない」
と考えています。
悪の巣窟は叩き潰す以外に術(すべ)がありません。
おそらく国家も同様の認識でしょう。
オリンピックまでに楽しい光景がみられそうです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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