藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長らがラジオに出演されました(その6)。AV強要では「止」がもとめられます。香西咲さん「まず1回は、絶対に止めますね」

昨日まで5回にわたって、7月16日に放送された「渋谷の星」をふりかえりました。

渋谷のラジオ

2019年7月16日(火)「渋谷の星

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

(参考。当ブログ)
2019年7月28日(その1)
2019年7月29日(その2)
2019年7月30日(その3)
2019年8月1日(その4)
2019年8月2日(その5)

藤原志帆子ライトハウス代表、金尻カズナPAPS理事長、仁藤夢乃Colabo代表のおはなしはまだつづきます。
本日は、7月23日に放送された「渋谷の星」をみてみます。

渋谷のラジオ

2019年2019年7月23日(火)「渋谷の星

<パーソナリティ>
名倉一美

<アシスタント>
大山みりん

<ゲスト>
藤原志帆子 ライトハウス代表
金尻カズナ PAPS理事長
仁藤夢乃 Colabo代表

<インタビューア>
キクチマコト(フリーライター)

(2019年7月23日 渋谷のラジオ「渋谷の星」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※13:52のあたりから。)
2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

わたしたちの団体、もともと、外国籍の女性の支援からはじまったんですよ。
で、外国籍の女性がそれこそ、渋谷、上野でだとか、池袋とか、新宿のホテル街だとかで、売春をさせられたり。
長野の山奥の温泉だとか、横浜の黄金町だとか、そういうところで。
まあ、本当に、成田空港に連れて行かれて、すぐに売春をするために売られる、みたいなそういう相談をずっとうけていたんですけど。
やっぱり、人身取引って、性的搾取って、ビジネスなので。

活動をつづけて5年くらい経ってから、あの、国籍ががらっとかわって。
もう、日本人の相談ばっかりになったんですね。
特に、中学2年生、中学3年生の子どもたちや、10年間ぐらいずっと彼氏に売春をさせられていたような、ソープランドではたらいているような、まあ、女性であるとか。

まあ、本当に、日本の経済がこうやってさがっていくのと呼応して、たぶん、人身取引をするひとたちもビジネスですから、やっぱり、わざわざパスポートやビザを偽装して海外から女性を連れてくるよりかは、日本で困っている、日本で傷ついている若い子どもたち、女性たちをうまく利用して、東京に連れてきて売春させるほうが理にかなっている、と思ったのかはわからないんですけど。

そういう変化をみてきて。
渋谷では本当に、たむろしている女の子たちがそのときはいて。
そこで、あの、スカウトがうまくむすびついていた、っていうのが、10年ぐらい前ですよね。
いま、そういうの全部、なくなって。
SNSで待ち合わせをしているので、やっぱ、いくなくなっていますよね。

だから、わたしたちいま、すごく困っているのは、加害者と被害者が待ち合わせているポイントに、どうやってわたしたちもたどり着けるのか。
もしくは、加害者と同時に、わたしたちもどういうふうに、こんな場所もあるよ、っていう発信をしていくのか、っていうのは、すごく課題で。
いま仁藤さんたちがやっているような、声かけみたいな街角アウトリーチ、プラス、インターネット上の――ツイッターでの広告を出してですね――キーワードで検索して、こういうキーワードでつぶやいている子たちにはすぐにわたしたちのメッセージがいくように、そういうのもやっているんですけれども。

やっぱりその、現場となる場所や、加害者が活躍していく場所、っていうのは、本当に、時代とともにかわってきているなぁ、と思います。

2019年7月23日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)

性的搾取にあっせんするそのプロのスカウトたちっていうのは、やっぱり、見極めるちからがすごくあるので、どの子が家出か、とか、お金に困っている子か、っていうのは、みるとわかる、っていうふうに言われています。

で、割とわたしたちも、あの、活動をやっているなかで、まあ、この子はもうホント、家がなくて来ているな、っていうのは、みるとわかって、声をかけたりするんですけど。

たぶん、わたしたち以上に毎日そこに立って、しかもひとりをそういうAVとか風俗にあっせんすると、その、何十万っていうお金がはいったり、そのあともずっとその子がはたらきつづけるかぎり何パーセントかはいってきますので、やる気がちがう、っていうのが。
あの、本気でやっている。

だから本当、わたしたちだって、じゃ、家出の子をみつけて支援につないだら30万、とか言われたら、もっとたぶん、やるひと、いると思うんですよ。
で、やっぱり、それくらいむこうはあの、お金かけて、まあ、商品になるからなんですけど、やっているんですよね。

でも、あの、わたしも渋谷にいたころは、あの、TSUTAYA前のあたりとかに10分ぐらい立っていれば、もうほぼかならず、制服でも、昼でも夜でも、友だちと待ち合わせをしているだけでも、
「ぼくと、どう? ホテルいかない?」
とか、っていう声かけはもうほぼかならず、されていたんですね。
プロのひとはそういう、あの、困っている子を見極めるちからがあるんですけど、一般の買春者のひとというのはとにかく数打って、だれかひとり捕まえればいい、みたいな、そういうなんていうか、ところがあって。
わたしたちの側は、声をかけるのが恐(こわ)い、とか、声をかけてうざがられたらシュンとなってしまうひと、多いと思うんですけど、買春者たちのめげなさって本当にすごくて。

でも、やっぱりわたしも、いま活動していても、あの、ネットだけじゃなくて、やっぱりあの、TSUTAYAの前、スタバの前とか、まあその、ハチ公前とかで、そういう少女たちに声をかけまくっているおじさんとかけっこうみて、歩いていれば、その、いつもいるんですよ。
いつもみかけます。
で、あいだにはいったりすることもあるんですね。
でも、ふだん意識していないと、たぶん、あの人混みのなかで気づかなくて。

わたしも10代のときにそうやっておじさんに声をかけられて恐(こわ)い思いをしているのに、だれもまもってくれなかったしだれも気づいてくれなかった、っていうのはすごく恐(こわ)かったし、社会の絶望みたいなのにもつながった気がして。

この前もあの、センター街のカラオケ館の前でちょっと、待ち合わせをしていたら、となりに立っていた女の子に、おじさんがすごいしつこくはなしかけて。
「ごはんだけでもいかない」
とか。

「なにやっているんですか?」
「警察、呼びますよ」
とか言って、わたし、あいだにはいったんですけど。
そしたら、なんか、
「死ね、おまえに声かけているんじゃねぇよ」
と言いながら、いなくなったんですけど。
でも、それも、すごい、わたしもこれだけ活動していてもすごい勇気がいるし、やっぱ、恐(こわ)かったんですよね。
ホントはそういうときにもっと、まわりの大人たちとか、まあ、できればおじさんたち、あの、まともなおじさんたちこそ、まあ、気づいて、おまえ何しているの、って。
やめろよ、って。
なんか、そういう声かけをしてくれるひとがふえたらいいなぁ、と思うんですけど。

わたしたち、去年の10月から神宮通公園で、あの、その、バスカフェ、10代無料のバスカフェっていうのを、あの、はじめたときに、あの、地元の住民のかたとも意見交換などさせていただいたんですけど。
そのときに、渋谷の、あの、繁華街の近くに住んでいる方々が、意外とそういう、まあ、虐待をうけた子どもたちがあつまって来ていることだったり、まあ、そうした子どもたちに性的搾取のあっせん者が毎日声をかけているっていう、そういう現状をご存じないかたがすごく多いんだ、っていうことを知って。
わたしは逆に、そういう街では渋谷、っていうイメージで10代のころから渋谷に来ていましたので、驚いたんですね。

だから、やっぱり、そういう地元のかたにも、なんか、まあ、たしかにそういうところにたむろしている子がいたら、まあ、いやかもしれないんですけど、その子だちがけが悪いんじゃなくて、やっぱり、その背景に目を向けてくれる大人がふえて、なんかその、加害者側に対して、なんか、きびしい目線を皆がもっていくと、もっと子どもたちが危ない目に遭わない街になるんじゃないかな、っていうふうに思います。

2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

すごい声かけは、たしかにいっぱい。
わたしたちは新宿で、あの、アウトリーチをしているんですけど、あの、ね、待っている女の子たちひとりひとりにめげずに声をかけているおじさんたち、ホントにいて。
若いひとか、まあ、スカウトか、おじさんなんですけど。
で、みているだけでもう、あっ、あのおじさん、さっきもここをまわっていたおじさんだ、ってわかる。
何かしたい、ってわたしたちもするんですけど、わたしたちも週に1回まわっているだけなので、根本的にかえていかないと、と思いますよね。

声をかけること、わたしもすごく恐(こわ)いですけど。
なんか、痴漢を捕まえたりする回数はだれにも負けない、と思っている。
でも、恐(こわ)いじゃないですか。
毎回、痴漢を捕まえていたり。

でも、ホント、日本人って――わたしもそうですけど――声、出しにくいんですかね。
なんか。
うん。

2019年7月23日 キクチマコトさん(渋谷区在住の女性フリーライター)

ちがったらどうしよう、っていうのがぜったい出ちゃうんですよね。

2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

「だいじょうぶ?」
って言うだけでもね。

2019年7月23日 キクチマコトさん(渋谷区在住の女性フリーライター)

ちがってもいいんですけども。
本当は。

2019年7月23日 藤原志帆子さん(NPO法人 人身取引被害者サポートセンター ライトハウス 代表)

うん。

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年1月2日

娘を持つ親御さんへ
決して他人事ではありません。芸能、パーツモデル(手など)、ナンパ…あの手この手で勧誘してきます。年齢も容姿も関係ありません。スカウトや事務所がその気になれば整形させてでもAV出させます。環境も思考も180度変えさせられます。注意を払いきれるものではありません。

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(再掲。仁藤夢乃さん)
『なにやっているんですか?』『警察、呼びますよ』とか言って、わたし、あいだにはいったんですけど

(再掲。藤原志帆子さん)
でも、ホント、日本人って――わたしもそうですけど――声、出しにくいんですかね

(2016年8月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん引退後の夢『人生楽しみたい』『消せない過去として歩む』」より、引用。改行を施しています。)

記者
AV女優になりたい人が増えているといわれているが、もしそういう相談をされたらどう答えますか?

香西咲さん

まず1回は、絶対に止めますね。
一生ものだから。
一瞬で世界に拡散されてしまうものだから。
(後略。)

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孟子(B.C.372年~B.C.289年)が主張した学説のひとつに、五倫があります。
五倫とは、ひととして守らなければならない5つの人間関係のことです。
具体的には、
「父子の間の(しん)」
「君主と臣下の間の
「夫婦の間の
「長幼の間の
「朋友(友人)の間の
です。
親、義、別、序、信は、日本の教育勅語(1890年制定)のなかにもとりいれられました。
現在、五倫のほかに必要なものがあります。

(再掲。香西咲さん)
まず1回は、絶対にめますね

いま、もとめられているのは、「止」です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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