一昨日から、今月(7月)の16日に渋谷のラジオで放送された「渋谷の星」についてみています。
7月16日の「渋谷の星」には、ライトハウスの藤原志帆子代表、PAPSの金尻カズナ理事長、Colaboの仁藤夢乃代表が出演されました。
□2019年7月16日(火)「渋谷の星」
<パーソナリティ> <アシスタント> <ゲスト> <インタビューア> |
(参考。当ブログ)
・2019年7月28日(その1)
・2019年7月29日(その2)
本日も当日のラジオの音声を文字にさせていただきます。
(※音声の文字化は、筆者。)
(※20:00のあたりから。)
●2019年7月16日 名倉一美さん(パーソナリティ)
87.6MHz。 渋谷のラジオがお送りする「渋谷の星」。 担当はわたし、名倉一美とー |
●2019年7月16日 大山みりんさん(アシスタント)
大山みりんです。 |
●2019年7月16日 名倉一美さん(パーソナリティ)
えー、今日は、しぶや区ニュース7月15日号、最新号から、10代の少女を性的搾取から守る3つの団体をご紹介しています。 みりんちゃんはこの音声をお聴きになって、どんな感想をもたれましたか? |
●2019年7月16日 大山みりんさん(アシスタント)
わたし、一番びっくりしたのが、志帆子さん(藤原志帆子ライトハウス代表)が音声の最初に言ってくださっていた、人身取引で海外に転売されている女の子たちがいる、っていうのは、なんか自国で起こっていることでは、ホント、なんか、感覚がなくて、まだそういうことがあるんだって。 日本であるんだ、っていうのに、本当に衝撃をうけました。 |
(参考。昨日の当ブログより)
(藤原志帆子ライトハウス代表)
あの、あと、被害者のなかでは、日本でずっと売春をさせられたあとに、転売されるかたちでアメリカに行って、アメリカのワシントンD.C.っていう首都があるところで売春宿ではたらかされていた片言の日本語をはなしていたような女性が、わたしと同じ歳だったんですね。 |
(藤原志帆子ライトハウス代表)
それから、あの、買春やアダルトビデオなど、まあ、大人の男性や女性がはたらく性の産業のなかで、実はやめられなかったりだとか、実はあの、借金や契約によってどうにかしてもやめられない、という相談もうけていて。 |
●2019年7月16日 名倉一美さん(パーソナリティ)
あの、わたしたちスタッフもですね、そのおはなしをうかがって、現場でもう、 「えっ、そうなの。知らなかった」 ってね。 本当に、 「え?」 「え?」 の連続だったんですよ。 |
●2019年7月16日 大山みりんさん(アシスタント)
いやー、なりますね、これは。 もうびっくりしました。 |
●2019年7月16日 名倉一美さん(パーソナリティ)
ですから、この現状を知るということからあなたもはじめていただきたいなぁ、という気持ちなんですよね。 |
●2019年7月16日 大山みりんさん(アシスタント)
そうですよね。 うーん、なんか、なんだろう。 あの、わたし、前、本を読んで。 「東京貧困女子」 という本があったんですね。
それも、なんかこう、被害者のひとにしたらもう、しかたなくはたらいている現状なのに、まわりからの大人からは、なんか、 |
●2019年7月16日 名倉一美さん(パーソナリティ)
「女性のほうが悪いんじゃないか」 って、そういう感じー |
●2019年7月16日 大山みりんさん(アシスタント)
そう。 男性を騙して、なんか、カネを稼ぐ、みたいなイメージがあるんですけど、そんな状況じゃない、っていうのをもっとなんか、ねー、知ってほしいですね。 |
●2019年7月16日 名倉一美さん(パーソナリティ)
そうですね。 特にあの、10代の少女を、この、サポートしているわけですからね。 大人の女性とまたちがいますよね。 状況がね。 |
●2019年7月16日 大山みりんさん(アシスタント)
そうなんですよ。 |
●2019年7月16日 名倉一美さん(パーソナリティ)
そうなんですよ。 ではですね、このおはなしのつづき、たっぷりありますので、ここでまたお届けしたいと思います。 どうぞ。 |
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●2019年7月16日 キクチマコトさん(渋谷区在住の女性フリーライター)
10代のころに実際に仁藤さんは、あの、なんか、行き場がなくて繁華街に繰り出されてっていうことがあった、というふうにおうかがいしているんですけれど。 なぜそのときに、なんか、繁華街に行きたくなったのか、っていう、その心理みたいなものをうかがいたいな、と思って。 |
●2019年7月16日 仁藤夢乃さん(一般社団法人 Colabo 代表)
まあ、家族からの虐待があったんですけれども。
最初はまあ、放課後、あんまり家に帰りたくないな、と思うところからはじまって。 まあ、やっぱり、そういう、この繁華街にはそういういろいろな事情で家で安心して過ごせなかったり、まあ、行き場がない子たちがあつまって来る場所だったので、まあ、ここに来ればだれかがいる。 わたしが子どものころは、その、街でまだたむろするっていうことがゆるされていた時代だったなぁ、と思うんですね。 でも、だんだん、そういう子どもたちに対する規制とか補導とか、まあ、そういうのもきびしくなってきて、街で、なんか、たむろするってことができなくなってきているんですね。 あの、具体的には、わたしが子どものころはスマホとかなかったんですけど、いまスマホがあるので、その、夜の繁華街にいると、まあ、11時以降、特に18歳未満は補導の対象になってしまうので、あの、街にいたら危ない、と。 でも、いまはもう、本当にもっといろいろ、ルールもきびしくなっているので。 そうすると、まあ、どうやって家に帰らずに安全に過ごすか、って考えたときに、あの、ツイッターとかSNS上で泊めてくれるひとを探して、そのひとのところに行ってしまう、ということが、すごくいまのわたしたちがかかわっている子たちは多いです。 なので、わたしが子どものころは、同じような境遇の子どもたちが群れることによって、なんとかそういう性的搾取の加害者から身を守ったり、あのひとと2人になると危ないよ、とか、あのひとが紹介する仕事は危ないよ、とか、まあ、そういう情報がシェアできていたんですけど、いまの子たちは本当に、ひとりで戦っている、って言いますか。 えー、だから逆に、街であの、そういう買春目的に少女たちに近づく大人たちも、あの、街で声をかけなくてもSNS上でだれにもばれずに声をかけられるようになってしまった、ということがあるとは思いますね。 ただ、その、わたしも10代のころ、そうだったんですけど、渋谷の街では毎晩、100人ぐらいがスカウトが夜になると立って、少女たちに声かけをしているんですね。 で、本当はそういう子どもたちに、行くところがないならこういうところがあるよ、とか、お腹がすいているならこういう支援がある、お金に困っているひとはこう、とか、街を歩くだけで本当はそれぐらい助けになる情報が手に入ればいいんですけど、逆にそういう性的搾取のあっせん者は、 なので、まあ、そいう現状に対して、あの、わたしたちのほうから少女たちに声をかけて、つながって、まあ、こまったときに思い出してもらえる存在になれたらいいな、と思って、いま活動をしています。 |
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つづきは明日のブログでご紹介をさせていただきます。
(再掲。仁藤夢乃さんColabo代表)
「街であの、そういう買春目的に少女たちに近づく大人たちも、あの、街で声をかけなくてもSNS上でだれにもばれずに声をかけられるようになってしまった、ということがあるとは思いますね」
「そういう性的搾取のあっせん者は、「そんなところにいたら危ないからうちの寮に入りなよ」とか、「仕事を紹介してあげる。奨学金も返せるよ」とか、まあ、そういう弱みにつけ込むようなかたちで、まあ、それを搾取のための手段として近づいてくる、っていうのがあると思いますね」
「買春目的に少女たちに近づく大人たち」
「性的搾取のあっせん者」
こうした性犯罪者のなかで、もっとも極悪なのがAV業界の者たちです。
あらためて言うことでもありませんが。
クズ、ゴミたちは、日々、あらゆる場面に出没して、女性を悪の世界に引き込もうとします。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月8日>
そうなのです。 皆さん自分には無関係と思いがちですが、万が一御家族に娘さん、姪っ子さん等がいらしてたら…他人事では無いですよね。 今や #東大 でもAVスカウトやAV女優がいる時代です。 是非とも親御さんに関心を持って頂きたいです。 |
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(2019年2月10日 トカナ「『AV業界一嫌われているライター』が見た生身のAV女優と“死にたくなるほどの”現実! 中村淳彦インタビュー」より、引用。改行を施しています。)
「本の中で、女優になったことで貧困状態から抜け出した女優のケースがありましたが、AV業界が貧困のセーフティーネットとして機能している部分はあるんでしょうか?」
●中村淳彦さん(ノンフィクション作家)
ほとんどないと思います。 もし貧困者に対する再分配が機能しているなら、AV強要問題が起こったとき、僕としてもフォローのしようがあった。 AVはもうお金がまわっていないので、貧困から救われたというのは本当に少ない。 (後略。) |
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国民はいま、アダルトビデオ業界をこの世から抹殺してほしいと思っています。
オリンピックまでにその願いはかなうことでしょう。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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