4月は「AV出演強要・「JKビジネス」等被害防止月間」でした。
警察のツイートをふりかえってみます。
愛知県警
<2019年4月5日>
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千葉県警
<2019年4月12日>
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大阪府警
<2019年4月18日>
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愛知県警
<2019年4月22日>
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警視庁
<2019年5月8日>
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もう一度、AV出演強要に対する警察の認識を確認します。
(再掲)
●愛知県警
「NO!AV出演強要」 |
「モデルや芸能人等の勧誘を装ってのAV出演強要被害やJKビジネスによる児童買春等の被害を未然に防ぐため、下校時間帯に合わせて学生たちに呼びかけました」 |
●千葉県警
「モデルやタレントの勧誘、簡単に稼げるバイトがあるという声かけをきっかけに、若い女性が性的な被害を受ける問題が発生しています」 |
●大阪府警
「路上でナンパを装って近づき、風俗店等のアルバイトを勧めてきたり、より高額の収入が得られると言って、AVに出演させたりする悪質なスカウトが社会問題となっています」 |
●警視庁
「モデルの勧誘などとウソを言って声を掛けてくる場合もあるので、注意が必要です」 |
(シャカシャカ太郎さんのツイートより、引用。)
<2019年5月10日>
●シャカシャカ太郎さん
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「こわすぎやろ。田舎のAV出演強要の注意喚起」
こちらは京都府警が作成したチラシです。
このチラシに関しては、以前、当ブログでふれたことがあります。
(参考。当ブログ)
・2019年4月26日
(※下図は、京都府警のホームページより。一部を抜粋。)
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(再掲。京都府警)
「全国的に『AV出演の強要』『JKビジネス』により、若い女性が性的な被害に遭う事案が発生しています。被害の実情を知っていただき、若い女性の被害防止のため、チラシを作りました。印刷しての配布やデータ転送できますので、家庭、学校、職場等での防犯対策に役立ててください」
(※下図は、京都府警が作成したAV出演強要に関するチラシ)
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(※京都府警のチラシの一部を抜粋)
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現在、警察は、スカウトのとりしまりに力をそそいでいます。
(参考。当ブログ)
・2019年6月17日
2017年4月から2017年12月までの検挙者数
(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」フォローアップ(全体版)より、引用。)
●2017年4月~2017年12月
【AV出演強要問題】 検挙件数:4件3人(29年4月~12月) ・大阪府警:29年6月にコスプレモデル募集サイトによるAV出演強要被疑者を強要罪等で検挙 【AV出演強要問題】(29年4月~12月) |
(2019年春 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)
●2018年1月~2018年12月
【AV出演強要に関する検挙件数(平成30年1月から12月)】 ・平成30年1月、AVプロダクション社員及びAV制作会社監督を刑法(淫行勧誘罪)、労働者派遣法違反で検挙(4件5人)。(警視庁) ・平成30年2月、AVプロダクション社員、スカウトを職業安定法違反で検挙。また、同年4月、上記共犯者を職業安定法違反で検挙(1件5人)。(警視庁) 【AV出演強要に関する検挙件数等(スカウト)(平成30年1月から12月)】 |
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スカウトのとりしまりは序章です。
(2017年3月16日午前 動画「内閣官房長官記者会見」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
(※15分のあたりから。)
●2017年3月16日 菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官
(記者) 「女性らがアダルトビデオへの出演を強要されているという被害がふえているという問題でですね、昨日公明党のプロジェクトチームが、被害防止救済のための提言を長官に提出したと思います。安倍政権のテーマであります女性活躍、働き方改革にもかかわる問題だと思いますが、この問題のご所見と具体的にとりくむとすればどういったタイミングで進められるのかを教えてください」 まずこの問題についてはですね、女性に対する暴力にあたる重大な人権侵害である、という認識をしております。 政府においてもですね、男女共同参画会議の専門調査会において、実態把握をするために、現状と課題について、一昨日報告書をとりまとめております。 女性に対する暴力は、安倍内閣がすすめる、女性活躍の前提となる、安全で安心な暮らしの基盤をゆるがす、きわめて大事な問題である、と受けとめています。 |
菅長官は以前、定例の記者会見で、
「女性に対する暴力は、安倍内閣がすすめる、女性活躍の前提となる、安全で安心な暮らしの基盤をゆるがす、きわめて大事な問題である、と受けとめています」
と声を張り上げました。
AV出演強要問題への対応は国策です。
スカウトのとりしまりだけでおわるはずがありません。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年12月28日>
今、TBSの『実録犯罪列島2016』やってるけど、これで私の一件も取り上げて欲しいです。 優先順位が低かったのか?報道はされていませんが、 マークスインベストメント/アットハニーズ/ARTE Entertainment前社長のA氏は2回目の書類送検をされました。マネージャーS氏も |
●香西咲さん
<2017年12月31日>
(前略。) 彼ら一部の略式起訴からちょうど1年が経ちました。 来年は犯罪者達に性犯罪で刑務所に入って頂き、少しでも性犯罪の抑止力になります様に努めます。 一度壊してしまった健康は賠償では取り戻せません。 #AV強要 #MeToo |
●香西咲さん
<2018年1月20日>
前回相談した時は派遣法違反しか立件出来ず…
淫行勧誘罪は |
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警察が最終的に目指しているのは、AVプロダクションやAVメーカーの輩(やから)に対する強姦罪の適用です。
(2017年5月20日 テレ朝NEWS「AV出演強要問題 全国警察本部に専門官を設置」より、引用。改行を施しています。)
●2017年5月20日 テレ朝NEWS
政府は19日、関係省庁の対策会議を開き、違法なスカウトの摘発を推進する専門官を、今月中にも全国の警察に設置することを決定しました。 警察庁は 「場合によっては業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」 としています。 |
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「業者のスタッフを、強姦罪や強要罪で摘発する」
そのときが待たれます。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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