消費者庁は今年(2019年)の春(4月)から、「消費者行政かわら版」というチラシを発行しています。
(※下図は、消費者庁のホームページより)
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先日(2019年6月19日)、第2号が出ました。
(※下図は、消費者行政かわら版 第2号より)
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(※画像の一部を拡大)
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(再掲)
●2019年6月19日 消費者庁 消費者行政かわら版 第2号
★ タレント・モデル契約に応募する際は、活動内容等を事前に確認しましょう。 アダルトビデオへの出演を強要されたといったトラブルが発生しています。 |
消費者庁は23日前(2019年6月19日)に、消費者行政かわら版をつうじて、
「アダルトビデオへの出演を強要されたといったトラブルが発生しています」
と、警告を発しました。
あきれます。
アダルトビデオ業界は未(いま)だにAV出演強要をおこなっているようです。
消費者庁はそのように認識しています。
警察もです。
(2019年4月26日 テレ朝news「女性を狙った偽スカウトに注意呼び掛け」より、引用。)
●2019年4月26日 テレ朝news
大型連休を前に若い女性が多く集まる東京・渋谷区の表参道で、警視庁が女性を狙った偽のスカウトなどに注意するよう呼び掛けました。
警視庁原宿署によりますと、偽のスカウトに声を掛けられた女性がアダルトビデオに無理やり出演させられる事案が増えているということです。
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なぜAV出演強要はなくならないのでしょうか。
理由は簡単です。
アダルトビデオの製造にかかずらっている輩(やから)が、自分たちのおこなっている行為はAV出演強要に該当しない、と考えているからです。
(テレ朝newsのツイートより、引用。)
●テレ朝news
<2015年11月27日>
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(2017年3月2日 日刊SPA!「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」より、引用。)
<4ページ>
(IPPA【メーカー団体】の関係者) 「(略)。やってもないことを認めるなんて、おかしいですよ。20年、30年前のAVは確かにとんでもない現場もあって、強要はあったかもしれない。でも、今はそんな時代じゃない」 |
(辻丸さんのツイートより、引用。)
●辻丸さん
<2017年12月18日>
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(参考)
□AV現場に出演強要がないとは言えない。AV業界女子座談会【後編】
「現場の人もプロダクションも、女の子が『イヤー、やめてー!』って泣き叫んでバタバタしてめっちゃ抵抗しない限りは強要じゃないと思ってる」
(山口貴士弁護士のツイートより、引用。)
●山口貴士弁護士(AV人権倫理機構 理事)
<2018年1月23日>
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□2018年4月24日発売 週刊SPA!「5/1・8合併号」
この4月から製作が本格始動する「適正AV」の狙いについて、AVメーカーの業界団体である知的財産振興協会(IPPA)の担当者はこう解説する。
「少なくともIPPAの加盟メーカーの現場では『女優の同意がないまま撮影が行われた』という事実は確認できていません。(後略。)」 (プロダクションの関係者) (※この記事はネット配信されていません。) |
(2016年9月18日 AbemaTIMES「【AV出演強要問題】元カリスマ女優・川奈まり子氏が業界健全化のために奮闘」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
(略)、AV撮影のために富士山の麓に連れていかれて、3時間泣いたこともあるという。 その時、自分をスタッフ全員が待っている状況にあった。
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(2016年10月17日 AFP「出演強要の罠、警告する日本のAV女優たち」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
ただ泣くしかできず。 周りで20人くらいの大人たちがせかすように構えて待っている。 あの中で、女性1人で囲まれても、私じゃなくても断れない。 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年10月14日>
(前略。) 私の場合は、事務所との契約書は自分の都合の良いように作り直しました。 勿論エロなんて言葉は無し、一般的な芸能契約書です そして撮影後にメーカー、事務所、私の3社間で契約書が存在する事を知らされたのです。 |
(2016年08月27日 弁護士ドットコム「<AV出演強要>香西咲さん『今でもフラッシュバックに悩まされる』洗脳の過去を語る」より、引用。改行を施しています。)
●香西咲さん
デビュー作の撮影が終わったあとから、メーカーと事務所と私の三者間の契約があったことを聞かされて、サインをさせられました。 契約書には「アダルト」という言葉がありました。 そこにはしっかりと撮影前日の日付が刻印されていました。 |
(2016年7月29日 毎日新聞「AV出演強要 香西咲さん『私はこうして洗脳された』」より、引用。)
●香西咲さん
(AVデビュー作の)発売直前に「やっぱり嫌です」と言うと、「ふざけるな。ここまでお前にどれだけ(金が)かかっているんだ」と言う。 |
□2017年3月2日 「『AV女優の手のひら返しに戸惑い…』AV出演を“強要”したとされる男たちが、ついに重い口を開いた」
<2ページ>
(AVプロダクション関係者) 「それに、『契約なしに自己の意思に反して性的な行為などを撮影された女性が60人いた』そうですが、現在のAV業界では契約書を交わさずに撮影をすることはありえませんから、この数字もAVに関係ないですよね」 |
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月1日>
アイポケ時代へ契約書自体を交わさずに出演させられた事も最近発覚しました。 |
●香西咲さん
<2017年12月14日>
#DMM 系の #AVメーカー は 私が知る限り、少なくとも2014年4月迄は契約書無しで自由に撮影されていた事が発覚しました。 メーカーもザルだと自白。 この部分に関して事務所( #アットハニーズ )とメーカー( #MUTEKI #S1 #アイポケ )に今後の対応を求めます。 #青木亮 |
(2018年6月5日 参議院 法務委員会より)
(※参考。当ブログ)
(※音声の文字化は、筆者。)
●2018年6月5日 渡邉清 内閣府 大臣官房審議官
被害者側は契約書をよく読む時間をあたえられなかったり、親族等に相談する機会もあたえられない。 |
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現在、政府は、現行法の枠内で種々の施策を遂行しています。
(再掲)
●2019年4月26日 警視庁
AVとかの出演強要の声かけがすごく多いので、気をつけてください。 |
(再掲)
●2019年6月19日 消費者庁 消費者行政かわら版 第2号
★ タレント・モデル契約に応募する際は、活動内容等を事前に確認しましょう。 アダルトビデオへの出演を強要されたといったトラブルが発生しています。 |
現状のままでは被害を根絶することができません。
(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)
●2019年6月20日 ライトハウス
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いよいよ新法の出番となったようです。
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本日、AV制作会社の社長らが逮捕されたとの報道がありました。
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不起訴や、執行猶予つきの判決にならないことを切望します。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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