先月(2019年6月)、内閣府は、以下の3種類の白書を上梓しました。
2019年6月14日 「令和元年版 男女共同参画白書」 |
2019年6月18日 「令和元年版 少子化社会対策白書」 |
2019年6月18日 「令和元年版 子供・若者白書」 |
(※下図は内閣府のホームページより。)
![]() |
□子供・若者白書(令和元年6月18日公表)
□少子化社会対策白書(令和元年6月18日公表)
□男女共同参画白書(令和元年6月14日公表)
上述の3つの白書のなかに、AV出演強要に関する記載があります。
順にみていきます。
男女共同参画白書
2019年6月14日 「令和元年版 男女共同参画白書」 |
当該ホームページの末尾に記載されている
「第1部 平成30年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策」
と
「第2部 令和元年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策」
を参照します。
第1部 平成30年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
<197~198ページ>
●2019年6月14日 令和元年版 男女共同参画白書
II 男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
第1部 平成30年度に講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
(※改行を施しています。)
|
第2部 令和元年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
<249~250ページ>
●令和元年版 男女共同参画白書
II 男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
第2部 令和元年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策
(※改行を施しています。)
|
※厚生労働省の施策につきましては、過日の当ブログをご覧ください。
(参考。当ブログ)
・2019年7月7日
・2019年7月6日
・2019年7月2日
——————————————————–
少子化社会対策白書
2019年6月18日 「令和元年版 少子化社会対策白書」 |
当該ホームページの中程に「第2章 きめ細かな少子化対策の推進」とあります。
その下にある「第1節 結婚、妊娠・出産、子育ての各段階に応じた支援」の「3/5(PDF形式:650KB)」を参照します。
<137ページ>
●2019年6月18日 令和元年版 少子化社会対策白書
第2章 きめ細かな少子化対策の推進
第1節 結婚、妊娠・出産、子育ての各段階に応じた支援
3/5(PDF形式:650KB)
(※改行を施しています。)
|
——————————————————–
子供・若者白書
2019年6月18日 「令和元年版 子供・若者白書」 |
当該ホームページをすこしスクロールすると、「第2節 子供・若者の健康と安心安全の確保」との記述があります。
その下の 「4/4(PDF形式:277KB)」をひらきます。
<93~94ページ>
●2019年6月18日 令和元年版 子供・若者白書
第2節 子供・若者の健康と安心安全の確保
4/4(PDF形式:277KB)
(※改行を施しています。)
|
——————————————————–
(再掲。男女共同参画白書。令和元年度に講じようとする男女共同参画社会の形成の促進に関する施策)
また、若年層の女性に対する性的な暴力である、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等については、平成29(2017)年5月に策定した「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」に基づき、引き続き、問題の根絶に向けて取組を推進する。 |
内閣府は白書のなかで、AV出演強要を根絶する、と力説しています。
AV出演強要は、
「若年層の女性に対する性的な暴力である」
とも言っています。
(2018年4月24日発売 週刊SPA!「5/1・8合併号」より、引用。)
(※この記事はネット配信されていません。)
●2018年4月24日発売 週刊SPA! AVメーカーの業界団体(IPPA)の担当者
(AVメーカーの業界団体【IPPA】の担当者) 「少なくともIPPAの加盟メーカーの現場では『女優の同意がないまま撮影が行われた』という事実は確認できていません。(後略。)」 |
「玉砕」
ということばがあります。
たとえばガラス玉を高いところから下に落とすと、粉々になります。
美しく砕け散ります。
いっぽう、瓦(かわら)は割れません。
叩きつけても。
瓦(かわら)は粘土を焼いてつくります。
泥(どろ)のかたまりです。
自尊心の高いひとは瓦(かわら)のようなものになって生き長らえようとはしません。
「玉砕」を選択します。
(2017年5月18日 週刊実話「AVが消える![後編] フリーライター・中村淳彦」より、引用。改行を施しています。)
●中村淳彦さん(ノンフィクション作家)
国家の抗議を受けているものの、現段階でAV業界は強気だ。 基本的に現行のものを“認定AV”とする。 (中略。) AVは35年前の創世記から今まで、グレー産業と呼ばれている。 “認定AV”は強要問題をキッカケに、AVをグレーからホワイトにするという取り組みだが、業界は 「現状のAVはホワイトである」 と徹底抗戦する構えだ。 |
業界人は玉砕するつもりなのでしょうか。
そうではありません。
業界人は瓦(かわら)です。
本質は泥(どろ)です。
おそらく業界人はこう思っているのでしょう。
政府と言えどもおれたちを砕くことはできない、と。
|
国会は、男を女に、女を男にすること以外は、なんだってできます。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。 全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。 |
——————————————————–
いま、アダルトビデオ業界を粉砕するための法律がつくられようとしています。
国家権力はアダルトビデオ業界をも穿(うが)ちます。
——————————————————–
■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ