AV出演強要(AV強要)に関して東京都は、アウトリーチ事業をおこなっています。香西咲さんのうったえが世の中をかえました。あとは新法の制定を待つだけです

政府は昨年から、AV出演強要等の被害者に対するアウトリーチ事業を開始しました。
アウトリーチとは、こちらから出向いて支援をおこなう施策のことです。
この件に関する政府の説明を顧(かえり)みてみます。

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議

(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議「議事録」より、引用。)

<4ページ>
2018年3月26日 厚生労働省 子ども家庭局長

さらに、新たに民間団体と公的機関が連携して、困難を抱えた若年女性に対し、アウトリーチ、出向いていって相談支援を行う、居場所の提供を行うというモデル事業に取り組ませていただこうと思います。

なかなかこういう被害者の方々、関係者の方々にとって公的機関は敷居が高いということを踏まえて、実践家の方々と連携をしようという取組でございます。

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女性に対する暴力に関する専門調査会

(2018年4月23日 第92回女性に対する暴力に関する専門調査会「議事録」より、引用。)

<17ページ>
2018年4月23日 厚生労働省

4ページになりますが、

(※下図は「資料5 厚生労働省説明資料」より、引用。)

(※画像の一部を拡大)

(※画像の一部を拡大)

若年被害女性等支援モデル事業、これは困難を抱えた女性について、都道府県と民間団体、こうしたところで連携をしながら、アウトリーチ支援や関係連携会議の設置を必須事業としつつ、必要に応じて居場所の確保や自立支援を行うという事業です。
平成30年度からモデル的に実施するという形になっております。

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(再掲。厚生労働省)
困難を抱えた女性について、都道府県と民間団体、こうしたところで連携
平成30年度からモデル的に実施

20日前(2019年6月12日)のことです。
東京都が2019年3月26日におこなった平成30年度第2回東京都配偶者暴力対策ネットワーク会議議事録が公開されました。
アウトリーチ事業に関することが書かれていますので参照します。

東京都

(2019年3月26日 東京都 平成30年度第2回東京都配偶者暴力対策ネットワーク会議「議事録」より、引用。)

<24~25ページ>
2019年3月26日 東京都福祉保健局 育成支援課   

(前略。)
若年被害女性等支援モデル事業ということで、既にご案内をさせていただいたものでございます。

国のほうがここでは若年被害女性というところ に関して、AV出演ですとか、JKビジネスといった性的な暴力に係る問題が深刻な状況にあるということを踏まえ、モデル事業を創設したのを受けまして、都として先駆的に実施をさせていただくものになったものでございます。

具体的にはここにありますように、公的機関と民間団体等が密接連携するための関係機関連携会議の設置等 、こちらはこの委員の中にもご参画をいただいている方々もいらっしゃると思います。
そのほかに、若年被害女性等に対するアウトリーチ支援、居場所の確保、 自立支援の4本柱で行っているものでございます。

(再掲。厚生労働省説明資料)

具体的 にはそのうち、アウトリーチ、居場所の確保、自立支援につきましては民間団体に委託いたしまして、一般社団法人Colabo、特定非営利活動法人BONDプロジェクト、特定非営利活動法人の人身取引被害者サポートセンターライトハウスの3団体に委託をさせていただいているところでございます。
具体的には(2018年)10月からこの3団体によりまして活動を開始させていただいておりますが、アウトリーチ支援につきましては、週1回程度、渋谷、新宿、秋葉原の繁華街を深夜などに巡回をしまして、家に帰れずにいる若年女性等に対しての声かけのほか、出張、電話、メール、SNS等による相談支援実施しているところでございます。

具体的には(2019年)3月5日までの実績といたしましては、4,000件余りの延件数でございますが、相談件数3団体合わせてというところで、特徴的なのはこのうちの4分の3がSNSとメールといったところでございまして、やはり民間団体のそうしたノウハウが生かされているのかって思っているところでございます。

2点目に 一時保護の関係、居場所の提供ですね。
こちらにつきましては、一時的な「安心・安全」な居場所を提供をしながら食事を提供したり、日常生活上の支援、不安、悩み等に対する相談支援を実施しているものでございまして、同じく3月までの実績としましては 、短期では保護人数33人というところでございます。

この中で、具体的にどういった背景で入って来られたかというものを見たところ、複数回答という ところがありますが、一番多いのが虐待というところで19件、それから、性暴力、あるいは家出といったのが各13件、そのほかに居所なしが9件。
こういったところが主な背景というということで、こちらの居場所のほうに短期で入っていただいたということになっています。

3点目の自立支援につきましては、女性の新たな居住地ですとか、就労、生活資金等に関する情報提供を行いながらあわせて関係機関への同行支援、連絡調整等を図っているものでございまして、状況に応じまして速やかに児童相談所や警察等の関係機関に連携をし、適切に対応させていただいているということでございます。

こちらのほうも実績を見ますと、主なところで 、例えば学校とか、先生といったところ。
あるいは、警察、医療機関、児童相談所 。
特に多いのが民間の支援団体ですとか、弁護士さんとか、そういったそれぞれの状況に応じて適切にいろんなところに支援に つながっているということがわかっておりまして、これも関係機関の皆様方のご協力があって成り立っているというところでございまして、この場をかりまして改めましてお礼を申し上げさせてい
ただきます。

この事業は、モデル事業ということで 引き続き、来年度も東京都としては実施を予定しているところでございます ので 、あわせまして来年度も引き続きご理解とご支援のほどお願いしたいと思います。
私のほうは以上でございます。

(再掲。東京都福祉保健局 育成支援課)
渋谷、新宿、秋葉原の繁華街を深夜などに巡回をしまして、家に帰れずにいる若年女性等に対しての声かけのほか、出張、電話、メール、SNS等による相談支援実施しているところでございます

家に帰れずにいる若年女性等
こうした女性を狙っているのがアダルトビデオ業界です。
あらためて言うことでもありませんが。
政府はアウトリーチ事業と併せて、スカウトのとりしまりに力を入れています。

(参考。当ブログ)
2019年6月17日

警察は昨年(2018年)の1月から12月までに、133人のスカウトを検挙しました。

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)

警察庁

【AV出演強要に関する検挙件数(平成30年1月から12月)】
・平成30年1月、AVプロダクション社員及びAV制作会社監督を刑法(淫行勧誘罪)、労働者派遣法違反で検挙(4件5人)。(警視庁)
・平成30年2月、AVプロダクション社員、スカウトを職業安定法違反で検挙。また、同年4月、上記共犯者を職業安定法違反で検挙(1件5人)。(警視庁)

【AV出演強要に関する検挙件数等(スカウト)(平成30年1月から12月)】
・検挙件数128件、人員133人(職業安定法違反6件8人、迷惑防止条例違反等122件125人)。
・指導・警告119回、人員226人(職業安定法違反2回17人、迷惑防止条例違反116回208人、軽犯罪法違反1回1人)。

日本の至るところでアダルトビデオ業界人が蠢(うごめ)いています。
計略を巡らせています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2015年7月11日

①高齢者の銀行預金が振り込め詐欺で狙われるように
今若い女性は〝性〟を狙われるんだそう。AV出演を自分で決めたと思っていても実はそう洗脳されていた事も多いから周りにちゃんと相談して決めること。
AVの良い部分しか話してこない人には要注意。一生背負うものは大きい想像以上の覚悟が必要

(2019年2月10日 トカナ「『AV業界一嫌われているライター』が見た生身のAV女優と“死にたくなるほどの”現実! 中村淳彦インタビュー」より、引用。改行を施しています。)

中村淳彦さん(ノンフィクション作家)

中村さんのインタビューは、女優の本音の部分に踏み込んでいることが稀有だと思います。ここまで彼女たちの本音を聞き出し本に落とし込んでいくことは難しくありませんか?

大変だし、正直難しい。
今に至っても変わらなくて試行錯誤しています。
AV業界は徹底した男尊女卑と市場主義が浸透していて、AV女優は裸やセックスを売って、その存在に利権がある人たち。
立場的に営業妨害はできない。
だからといって、業界が望むような宣伝を書いても誰も読まない。
女優が洗脳状態みたいなこともあるし、AV女優を取材して一般読者に読ませるのは、スキルと経験が必要ではあると思う。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月12日

もちろん自発的に頑張ってる人もいます。
但しその『自発的』か『強要』かは他人から見たら解り得ない世界です。
友達でも家族でも。本人しか解り得ません。

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アダルトビデオ業界はこの世の極悪です。
伏魔殿(ふくまでん)です。
女性の生気を吸い取り、利用価値がなくなれば放逐します。

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

2019年6月20日 ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

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政府はこれまでAV出演強要をふせぐために種々の対策を施してきました。
最後に控えているのが新法の制定です。
酷烈な法律となることを期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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