先日(2019年6月24日)、参議院で、首相問責決議案に対する審議がおこなわれました。
□2019年6月24日 参議院 本会議 (動画 参議院インターネット審議中継) |
与党を代表して反対の討論をおこなったのが、自民党の三原じゅん子議員です。
(参考。当ブログ)
・2019年6月26日
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三原議員の論説は圧巻でした。
当然、批判をするひともいます。
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(再掲。女性自身)
「決議案は反対多数で否決となったが、三原氏の“演説”の異様さにTwitterでは非難の声が殺到している」
こうした反応とは対照的に、自民党内における三原じゅん子議員の評価は高まっているようです。
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(2019年6月28日 PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)「三原じゅん子氏に罵られる国会の低レベル」より、引用。改行を施しています。)
●2019年6月28日 PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
ネット上では賛否半ばして大論争になっているが、自民党内での評判は急上昇。 参院選では応援弁士として引っ張りだこで、選挙後の入閣候補にも名を連ねているのだという。 |
いずれにしても衆院解散が消えてから緊張感が消えた終盤国会で三原氏は文句なく注目度ナンバー1。 MVPだった。 |
三原氏は、少なくとも自民党内で「女を上げて」いる。 参院選を前にして自民党は応援遊説日程の準備を進めているが、三原氏は小泉進次郎氏、野田聖子前総務相らと並んで「特Aランク」。 自民党本部からの要望で全国の重点区を走り回ることになる。 |
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三原じゅん子議員は現在、自民党の女性局の局長です
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(再掲。プレジデントオンライン)
「参院選を前にして自民党は応援遊説日程の準備を進めているが、三原氏は小泉進次郎氏、野田聖子前総務相らと並んで『特Aランク』」
3日前のブログでもふれました。
三原じゅん子自民党女性局長は、同党のAV出演強要対策PTを後援しています。
(2019年3月13日 三原じゅん子オフィシャルブログ「性暴力の無い社会を!」より、引用。)
●2019年3月13日 三原じゅん子 参議院議員
とかしきなおみ先生がワンツー議連の中のPT(自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT)座長として議論を深めている性暴力問題の勉強会に出席させていただきました。 とかしき先生と連携を取りながら、女性を守る政策として.党女性局も全面的にバックアップさせて頂きます |
(2018年12月6日 堀内のり子 オフィシャルウェブサイト「『明るい社会保障改革研究会』『国民歯科問題議員連盟総会』『性暴力のない社会実現を目指す議員連盟』など」より、引用。)
●2018年12月6日 堀内詔子 衆議院議員
12月5日(水)、国会での主な活動報告です。
(中略。) 【性暴力のない社会実現を目指す議員連盟】 第一回アダルトビデオ出演強要問題を考えるプロジェクトチームに出席しました。 ライトハウス 藤原志帆子理事、ヒューマンライツ・ナウ 伊藤和子事務局長、ポルノ被害と性暴力を考える会 宮本節子スーパーバイザーの皆様から現状を伺いました。 (後略。) |
(木村弥生 衆議院議員のツイートより、引用。)
●2018年12月9日 木村弥生 衆議院議員
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(再掲。三原じゅん子 自民党女性局長)
「とかしき先生と連携を取りながら、女性を守る政策として.党女性局も全面的にバックアップさせて頂きます」
期待しています。
三原じゅん子議員と言いますと、「八紘一宇(はっこういちう)」に関する発言が有名です。
「八紘」は、「全世界」という意味です。
「宇」は、「家」です。
「一宇」というのは、「ひとつの家」のことです。
世界をひとつの家にする。
これが、八紘一宇です。
太平洋戦争のときに日本は、海外進出を正当化するため、このことばをもちいました。
三原じゅん子議員の国会質疑をみてみます。
(2015年3月16日 参議院 予算委員会「会議録」より、引用。
●2015年3月16日 三原じゅん子 参議院議員(自民党)
(前略。) そこで、今日、皆様方に御紹介したいのが、日本が建国以来大切にしてきた価値観、八紘一宇であります。 八紘一宇というのは、初代神武天皇が即位の折に、天の下覆いて家となさむとおっしゃったことに由来する言葉です。 今日、皆様方のお手元には資料を配付させていただいておりますが、改めて御紹介をさせていただきたいと思います。 八紘一宇とは、世界が一家族のようにむつみ合うこと。 これは戦前に書かれたものでありますけれども、この八紘一宇という根本原理の中に現在のグローバル資本主義の中で日本がどう立ち振る舞うべきかというのが示されているのだと私は思えてならないんです。 |
(中略。)
●2015年3月16日 三原じゅん子 参議院議員(自民党)
八紘一宇という家族主義、これは世界に誇るべき日本のお国柄だと私は思っております。 この精神を柱として、経済外交に限らず、我が国の外交、国際貢献、こういったもの、総理には力強く今後とも進めていただけますことを最後にお願いして、質問を終わらせていただきたいと思います。 ありがとうございました。 |
八紘一宇ということばはさておき、三原じゅん子議員は、
「一家の秩序は一番強い家長が弱い家族を搾取するのではない。一番強い者が弱い者のために働いてやる制度が家である」
ということを強調したかったのであろうと思惟します。
「一番強い家長が弱い家族を搾取」
いま日本でこれをおこなっているのが、アダルトビデオ業界です。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月25日>
前社長の洗脳口癖 『俺達はお前の家族だ。お前の夢を応援する』 『夢の為なら法に触れなければ手段を選ぶな』 『夢の為ならほかの奴らなんてどーでもいい、使え』 その他の特徴として 会話のペースをコチラに掴ませない。 はぐらかすのが上手。 |
●香西咲さん
<2016年8月15日>
実家や帰る家があるって 当たり前の事の様で実は凄く幸せな事。 私にはそんな物はない。 『お前の夢を応援しない奴は例え血が繋がっていようと家族じゃない、俺達が本当の家族だ』 と言い聞かされて以来、失ってもうすぐ6年かぁ… |
●香西咲さん
<2016年10月5日>
≪1回の撮影につき、撮影業者が各芸能プロに約70万円を支払い、女優はその半分程度を出演料として受け取っていたという。≫ (2016年10月4日 産経新聞「AV撮影に女優派遣した疑い 芸能プロ社長ら書類送検」より) こう言う情報をもっと公開して頂きたいです。 |
●香西咲さん
<2018年1月25日>
消耗品として扱われていた実感はありますね。 |
●香西咲さん
<2018年2月9日>
最近は社会復帰の為に Twitterを開く回数を減らしていますが、 開く度に それを知っていても何も思わず |
●香西咲さん
<2018年7月2日>
親は普通のサラリーマン。借入してまで大学出してくれた。 言わば私だけでなく家族も犠牲にして少なく見積もって7000万円は荒稼ぎし、家族の人生を台無しにした #青木亮 にやってもらわないとね。 #坂上孝志 #大樹総研 #矢島義也 |
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(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)
●2019年6月20日 ライトハウス
先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。 (略。) そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました! AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。 (後略。) |
(再掲。三原じゅん子議員が引用した「「建國」」)
「一家の秩序は一番強い家長が弱い家族を搾取するのではない。一番強い者が弱い者のために働いてやる制度が家である」
(再掲。三原じゅん子 自民党女性局長)
「(自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT座長の)とかしき先生と連携を取りながら、女性を守る政策として.党女性局も全面的にバックアップさせて頂きます」
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自民党には大義があります。
奴隷売買をなくす、という。
女性に対する搾取で成り立っているアダルトビデオ業界はもうおわりです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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