PAPS「AVに出演した女性の中には相当数の自殺者がいるのでは」。香西咲さんもAV出演強要(AV強要)によって深淵まで落とされました

大阪の堺市は2015年に、「堺 セーフシティ・プログラム スコーピング・スタディ・レポート」という標題の報告書を上梓しました。

平成27年(2015年)3月発行
編集・発行 堺市市民人権局市民協働課・男女共同参画推進課
堺 セーフシティ・プログラム スコーピング・スタディ・レポート

「セーフシティ・プログラム スコーピング・スタディ・レポート」
とあります。
長いので、
「セーフシティ・プログラム」
と、
「スコーピング・スタディ・レポート」
に分けてみます。
まずは、「セーフシティ・プログラム」についてです。
堺市が発行している人権啓発冊子vol.51-8をみてみます。

(2016年12月 堺市教育委員会 学校教育部 人権教育課「しあわせをめざして手をつなごう 第51集」より、引用。改行を施しています。)

堺市

安全・安心なまちをつくる第一歩として、女性や子どもへの暴力を防ぎ、減らすための取り組みを「堺セーフシティ・プログラム」と名づけ、2015(平成27)年度から活動を開始しています。

長崎県立大学大学院 李 節子 教授

『堺セーフシティ・プログラム』の特色って何ですか?

特色は、女性や子どもへの性暴力をなくすことに重点を置いていることです。
「性暴力」とは身体的な被害だけではなく、本人の意に反する性的な言動すべてのことで、見えたり聞こえたりする不快な性的表現もふくんでいます。
国連機関のUN Womenでは、女性への性暴力をなくし、住みよいまちづくりをめざす「セーフシティーズ・グローバル・イニシアティブ事業」を行っています。
現在、UN Womenの事業に参加している都市は、世界で21都市。
堺市は、先進国ではアイルランドのダブリンに次いで2番目、日本では初めての参加なんですよ。

性暴力って実は身近にあるんですね

そうですね。
電車やコンビニでも、「性」を暴力的にあつかう表現のものがだれでも見れるようになっていますね。
そうしたものを「性暴力」だと気づかないことが問題なのです。
「性暴力」は身体的な性被害だけでなく、自分たちの日常にあふれていると気づいてもらうことが大切です。
もう一つ大切なことは、男性も女性もおたがいの「性」を正しく理解すること。
それが性暴力をなくす第一歩です。

堺市

セーフシティ・プログラム」は5年計画です。
計画が終わる2019(平成31)年、堺市はこんなまちをめざしています。

①まちの安全・安心を守る設備(防犯カメラや街灯の設置など)や、性暴力を助長する書籍が子どもの目にふれないような環境が整備されている。

②性暴力被害者への支援体制が整っている。

③加害者・被害者にならないという当事者意識が市民のみなさんの間に浸透している。

④安全・安心なまちづくりのために市民のみなさんが参加・行動をしている。

つぎは、「スコーピング・スタディ・レポート」です。
堺市は、「現状の調査分析」と訳しています。

スコーピング・ スタディに参加した研究者一覧

池上清子 日本大学大学院総合社会情報研究科 教授
萩原なつ子 立教大学社会学部社会学科 ・ 21 世紀社会デザイン研究科 教授
李節子 長崎県立大学シーボルト校大学院 人間健康科学研究科 教授
岸本幸臣 羽衣国際大学 学長 ※座長
碓田智子 大阪教育大学教育学部 教授
岡崎裕 プール学院大学 国際文化学部 子ども教育学科 教授
酒井隆史 大阪府立大学 人間社会学部 教授
野坂祐子 大阪大学大学院人間科学研究科 准教授

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平成27年(2015年)3月発行
編集・発行 堺市市民人権局市民協働課・男女共同参画推進課
堺 セーフシティ・プログラム スコーピング・スタディ・レポート

当該レポートのなかに、アダルトビデオに関する論及があります。
抜粋します。

<8ページ>
(※改行を施しています。)
堺 セーフシティ・プログラム スコーピング・スタディ・レポート

②ポルノ画像が氾濫する社会

日本では、2007 年頃から、広く流通しはじめたスマートフォン(カメラ・ビデオ機能付多機能携帯電話)によって、ポルノ(暴力的性描写)情報が、爆発的に広がり、現在、とどまる所を知らない。
インターネット上の出会い系サイト、 SNS (Social Networking Service)、LINE (コミュニケーションツール)、ゲームサイトなどのサイバー空間では、ポルノ画像が、氾濫している。
ポルノを売り物にするアダルトビデオ(AV)では、暴行・レイプ・近親姦・痴漢・性虐待・監禁などの様子が、加害者(視聴者)に罪を感じさせないよう巧妙に作られている。
実際には、AV、ポルノの作成過程において、人間である女性や子どもが、まるで「モノ」や「玩具」のように扱われ、露骨な性的暴力を受けている。
児童ポルノ映像のほとんどは、強姦・強制わいせつの手段によって製造されている。
ポルノ映像の入手は、これまでよりも、「敷居が低く」、安易に、誰でも、どこでも、比較的安価にできるようになった。
AV は、「店に行き、借り、直接お金を支払う」時代から、「サイバー空間で購入し、ネットで支払う」時代に替わった。
このような、「サイバー空間性暴力」が氾濫する社会では、人々は、危険で刹那的な性行動・性衝動にとらわれ、セクシュアリティにも影響を及ぼす可能性がある。
①性愛の対象が人間ではなくアニメや、仮想空間の人物
②大人の女性より、幼い子どもを性的対象とする
③従属的女性像の形成、暴力的セックスの肯定、性的な人権侵害への鈍感さ、
などである。

当該レポートが発刊された翌年(2016年)のことです。
堺市で、平成28年度第1回堺市男女平等推進審議会が開催されました。

平成28年度第1回堺市男女平等推進審議会
平成28年(2016年)5月18日

ここでもアダルトビデオの件が話題になっています、
会議録を参照します。

引用。改行を施しています。)

山口典子 堺市議会 議員(自民党)(※現在は堺市議会 議長)

(前略。)
それと、私は絶対、徹底的に入れてほしいのは、性暴力をなくすためには日本の男性の全てとは言いませんよ。
堺の男性のですよ。
女性に対する性に対する考え方とか、意識を変えてもらわなあかん。
男は女買わんかったら我慢できへん性なんやとかね、その避難所で知らんおっさんが毛布の中に入ってきておっちゃんとキスしようや、セックスしようやというようなことを平気で言うて抱きついてくる。
女を何だと思ってるんだというところなんですよね。
コンビニでポルノ雑誌が堂々と売られるような国では、男というものはそういう性なんやっていう刷り込み、そんな男性ばっかりじゃないんですよ。
だけどそれを教育の中で浄化していくとか、そうじゃないでしょうって。そうじゃないのよって。

そうじゃないんだよっていう否定的な教育は私余り好きじゃないんだけれども、お金出して女の子買う、女子高生のビジネスが堂々とやられる。

某証券会社があって、世界2位やとか何とか言ってテレビのコマーシャルやってるたびに私は不愉快になるんですけれども、あそこの証券部門はどうか知りませんけど、AV産業部門というのがあって、そこの日本の支社がつくっているアダルトビデオ、アダルトサイトというようなものはタイトルを見ただけでも吐き気がします。
タイトルだけでもう性暴力。
例えば身長140センチ未満の女の子を犯そうとかね。
実際それを見てみたら簡単にテレビで契約さえしたらワンクリックで見れるんです、誰でも。
見てみたら、実際出演している本当に小柄な子どもにしか見えない女性が本当に子どもかどうかは調べようがないんですけれども、そういう児童ポルノがあふれている。
ああいうものを見ないといかんもんなんやとか、そういう男性がみずからの性をやっぱり見つめ直し、問い直しするということは私は堺のプランの中にはちょっと書いてほしいなと思う。
これから堺がセーフシティをやるにしても、これ言っていかないといけないと思います。
そうじゃなかったらおかしいじゃないですか。

(中略。)

だからそういうのんが、もうしゃあないねんと認めてしまう以上、性暴力なんてのは私は、なかなかなくならないと思うんですわ。
私はやっぱり女性がぎゃーぎゃー言うよりか、そんなこと言うけど必ず返ってくる
「売ってお金もうけしている女の子おるやんか」、
「貧乏な女の子助けたってんやんか」、
そういう言い方がまかりとおる社会っていうのは、これもう何ぼ男女共同参画言っても、女性はなかなか輝けないですね。

わりと知的階層の高い方々でも、結構堂々とフェイスブックなんかではそういう持論展開していくんですよね。
セックスワーカーと称してね、女性を。
結局何言いたいんかなと思ったら、女性の人格を尊厳するという社会というよりも、しゃあないやん、あるんやから、そうやって生きていかなしゃあない女性がおるんやから、あかんあかんて言わんと助けたろうや、みたいなね。

ちょっとやっぱり根本的に性の尊重と言いますか、男性自身がやっぱり刷り込まれた性をちょっとはがしていく作業も必要やろうな、私今ここへ来てすごい大事やと思うんです。
あんな地震の避難所でですよ。

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自民党はいま、アダルトビデオに対する規制を考えています。

(2019年2月5日「Safer Internet Day 2019 シンポジウム」より、引用。改行を施しています。)

宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長(衆議院議員)

宮﨑氏からは、AV出演強要問題に特有の論点について指摘がありました。
すなわち、この問題の難しさは、様々な社会現象が絡み合っているところにあるため、的を絞った議論が必要である点にある。
この問題を検討する際に考慮すべき権利をとってみても、表現の自由や営業の自由、さらには職業選択の自由等、多様な権利が関わってくるが、これらの権利に配慮しつつ、いかに公共の利益との調整を図るべきかを見極めた対策が必要であると語りました。
また、性に関わることは通常秘め事と位置づけられるものであり、AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがあるという風に考えているという指摘がありました。

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2017年11月29日

#MeToo #AV強要 #人身売買 #性的搾取
被害2011年6月15日~

芸能事務所と名乗る #アットハニーズ 契約書を交したのが13日

CA現WILLとの契約書の存在は22日に初めて知る
※CAはイメージも制作していて
#青木亮 『俺は君を売り出す為にストーリー仕立て3本立てのイメージビデオを撮る』→続く

香西咲さん
2017年11月29日

MeToo
#青木亮 から出された契約書にはアダルト内容の記載は一切ありませんでした。私が自由に契約内容を変えて良いよとまで言われ信頼

2日後東京から車で富士山の麓まで連れていかれ #AV強要 後日AV契約書の存在を知らされ、サインする様に強要されました。
#アットハニーズAV強要 #性的搾取

香西咲さん
2017年11月19日

当然人にした事も全て自分に返ってくる。
要するに
人の裸で飯食ってる奴はろくな死に方しない

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(再掲。宮崎政久 自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT 事務局長)
AV作品にかかる表現の自由を検討するにあたっては、その表現内容の性質から自ずと制約を受けるところがある

(再掲。ライトハウス)
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです

日本で最大の犯罪者集団の消滅が近づいてきました。

人々が業界人に対して望んでいるのは、処罰でなく、処刑、です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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