日本共産党の態様をみていればいまAV出演強要(AV強要)の法規制がどのように進んでいるのかがわかります。オリンピックまでに香西咲さんは快哉を叫ぶことができます

先日の当ブログで、自民党の選挙公約についてふれました。
7月におこなわれる参議院選挙に向けてのものです。

(参考。当ブログ)
2019年6月13日
2019年6月14日

もう一度、引きます。

(2019年6月7日「令和元年政策BANK」より、引用。)

<10ページ>
2019年6月7日 2019年参議院選挙 自民党 選挙公約

DVやストーカーの被害者の支援や加害者に対する取組みを進めます。民間シェルターへの支援拡充やDV対策と児童虐待対策との連携協力を強化するとともに、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等の被害を根絶するための対策を推進します。

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一昨日(2019年6月21日)、日本共産党も選挙公約を発表しました。
AV出演強要に関する部分をみてみます。

(2019年6月21日 日本共産党「希望と安心の日本を 参院選にあたっての日本共産党の公約」より、引用。)

2019年6月21日 2019年参議院選挙 日本共産党 選挙公約

JKビジネス、AV出演強要などの性被害から子ども・若者を守るために、子どもや女性の性を商品化するビジネスの法規制と相談・啓発の体制を強化します。

法規制と相談・啓発の体制を強化します
共産党は2年前の衆議院選挙のさい、AV出演強要についてどのようなことを主張していたのでしょうか。
当時の公約を参照します。

(2017年10月 日本共産党「2017総選挙/各分野の政策 47、性暴力被害者支援」より引用。)

2017年10月 2017年衆議院選挙 日本共産党 選挙公約

国連の児童売買、児童買春及び児童ポルノ特別報告者による日本に関する報告書(2016年3月)が、10代の女子が従事するJKビジネスなど性的搾取を促進する商業活動の禁止を勧告しました。また犯罪的なアダルトビデオ撮影被害者の訴えにより、若年女性に対する性的搾取の一端-脅迫や欺罔による意に反する撮影(多くは犯罪行為の撮影)とその映像の半永久的拡散に被害者が甚大な打撃を被っていることが関係者・弁護団の尽力で明らかになっています。

これらを取上げた日本共産党の池内さおり衆院議員の国会質問(2016年3月)も一つの契機となって、政府はAV被害やJKビジネスの一部実態把握を行い、2017年春に相談、啓発、取締強化に着手しました。

これらの対策は緒についたばかりであり、性的搾取の実態調査をさらに進めるとともに、当事者の意に反する性を売り物に莫大な利益を上げる構造にメスを入れ、性的搾取を根絶する抜本的対策が必要です。

アダルトビデオ製作販売に係る刑法犯、職業安定法・労働者派遣法違反業者に厳正に対処させるとともに、規制立法を策定します。JKビジネスの商業活動禁止をもとめます。

これらの性的搾取を潜在化させないためにも、被害者支援を総合的に行う必要があります。被害者の多くは若年女性であり、現行制度の狭間となっている現状を改め、行政や民間の多様な相談窓口にアクセスしやすい工夫をします。

長いです。
アダルトビデオ業界に対する憤怒(ふんぬ)の情が横溢しています。
今回の公約はどうでしょう。
AV出演強要などの性被害から子ども・若者を守るために、子どもや女性の性を商品化するビジネスの法規制と相談・啓発の体制を強化します
恬淡(てんたん)です。
今年の通常国会においても、同様の傾向がみられます。
昨年、共産党は、総勢で6名の国会議員がAV出演強要に関する質疑をおこないました。

(参考。2018年の通常国会)
<日本共産党の議員がおこなったAV出演強要問題に関する質疑>
①2018年3月23日 参議院 法務委員会 仁比聡平議員(日本共産党)(※質疑、応答の全文
②2018年4月3日 衆議院 総務委員会 本村伸子議員(日本共産党)(※質疑、応答の全文
③2018年5月23日 衆議院 消費者問題特別委員会 畑野君枝議員(日本共産党)(※質疑、応答の全文
④2018年5月28日 参議院 決算委員会 仁比聡平議員(日本共産党)(※質疑、応答の全文
⑤2018年6月5日 参議院 法務委員会 仁比聡平議員(日本共産党)(※質疑、応答の全文
⑥2018年6月12日 参議院 法務委員会 仁比聡平議員(日本共産党)(※質疑、応答の全文

(⑥2018年6月12日「参議院 法務委員会」より。)
(※音声の文字化は、筆者。)
2018年6月12日 小野瀬 厚 法務省 民事局長

お答えいたします。
先ほど、大臣のほうから答弁がありましたいわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議におきましては、
こういった問題につきましては有識者等の意見も参考に法的対応をふくめ必要な対応策を検討する
というふうにされているところでございます。

法務省といたしましても、そういった法的対応の検討につきまして必要な協力をしてまいりたい、というふうに考えております。

2018年6月12日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

今日、ご答弁できるのは、そこまでなのでしょうか?
(後略。)

(中略。)

2018年6月12日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

あの、アダルトビデオ出演強要問題については、これからも質問をしていきますし、大臣、いまおっしゃった決意でしっかりとりくんでいただかなければならない、と思います。
(後略。)

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昨年とちがい、共産党は今年、AV出演強要問題をとりあげていません。
共産党は情報収集に長けた政党です。
他の野党の追随をゆるしません。
これまで、政府や与党に何か不祥事があるたび、それを裏付ける極秘文書を公開してきました。
情報源は、協力者、と言われています。
AV出演強要について共産党は、新法の制定をもとめています。
昨年、仁比聡平議員は、上述のとおり、
今日、ご答弁できるのは、そこまでなのでしょうか?
とのべました。
政府内の事情に通じている、ということがわかります。
おそらく共産党はその後、府省庁から情報を得たのでしょう。
立法化の方向ではなしが進んでいる、と。
今回の選挙公約には、これまでのような
脅迫や欺罔による意に反する撮影
多くは犯罪行為の撮影
性的搾取の実態調査をさらに進める
当事者の意に反する性を売り物
莫大な利益を上げる構造にメスを
性的搾取を根絶する抜本的対策が必要
規制立法を策定
といったことばがありません。
AV出演強要などの性被害から子ども・若者を守るために、子どもや女性の性を商品化するビジネスの法規制と相談・啓発の体制を強化します
と短く書いているだけです。

(再掲)
2018年6月12日 仁比聡平 参議院議員(日本共産党)

今日、ご答弁できるのは、そこまでなのでしょうか?
(中略。)
これ、大臣ご自身、すくなくともですね、アダルトビデオ出演強要問題についてうかがいますけれども、成年年齢を引き下げたら18歳、19歳の若者に対して不当な契約が拡大するというご認識はあるわけですか?

その認識にたって、これをなくするためにとりくむんだ、ということでいいですか?

この問に対して上川陽子法務大臣は、仁比議員から訊(き)かれた内容を超えて答弁しました。
大臣としては異例の発言です。

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

そもそも、こうした被害ということについては、あってはならないことだ、というふうに思っております。

成年年齢引き下げがおこるおこなわないを超えてこの問題についてはしっかりととりくむべき課題である、というふうに認識をしているところでございます。

その意味で、喫緊の(さしせまって大切な)課題である、という認識の、申し上げたところでございます。

このことにつきまして、法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたいというふうに思っております。

(※仁比議員の質問は省略。)

2018年6月12日 上川陽子 法務大臣

先ほど申し上げたとおり、そうした被害に遭った方々からも意見を訊(き)いているところでございますし、たいへんおおきな課題である、と。
犯罪である、というふうにも思っているところでもございます。

こうした被害に遭わないためのさまざまな施策についてはあらゆる角度から検討をすべきことであるというふうに思っておりますし、またその意味で今回立ち上げましたわたしどものなかでのワーキンググループにおきましても、この問題につきましても正面からとりくんでいく、とこういう決意でいるところでございます。

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上川陽子法務大臣は退任後、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」の会長に就任されました。

(参考。当ブログ)
2019年6月20日

「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」の中に置かれているのが、「自民党アダルトビデオ出演強要問題を考えるPT」です。

(2019年6月20日 ライトハウス「自民党:若者の性的搾取をなくすために、議員立法を目指すそうです」より、引用。改行を施しています。)

ライトハウス

先日(2019年6月13日)行われた、自民党の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」に、市民団体の一つとして参加させていただきました。
(略。)
そして、この議連の幹事長であり、AV出演強要問題対策プロジェクトチームのとかしきなおみ議員(PT座長)から、ビッグニュースを報告いただきました!
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです。
(後略。)

昨年、上川陽子法務大臣は、
このことにつきまして、法的対策もふくめてしっかりと検討し、そして実現してまいりたいというふうに思っております
と答弁しました。
現在は、自身の「性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟」の主導によって実現していく意向なのかもしれません。

(再掲。ライトハウス)
AV出演強要解決に向けて、AV業界での若者の望まない撮影被害をなくすための議員立法案の提出を目指すということです

いずれにしても、オリンピックまでに法律ができるのは必定です。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2018年3月19日

今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

香西咲さん
2018年11月14日

コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。

香西咲さん
2019年1月23日

#AV強要 から学んだ事は然るべき時を待つという事。

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悪はかならず滅びます。
あともうすこしです。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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