日別アーカイブ: 2019年6月18日

AV出演強要(AV強要)に関する関係府省対策会議のフォローアップ(4)。政府は香西咲さんたち被害者の声に応えました。アダルトビデオ業界の殲滅は間近です

いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議(関係府省対策会議)が、「今後の対策」に対してフォローアップをおこないました。
3日前よりこのことについてみています。

(参考。当ブログ)
2019年6月15日
2019年6月16日
2019年6月17日

本日も、関係府省対策会議が公表した資料を参照します。

(資料)
第1回目のフォローアップ 2018年3月>

「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」フォローアップ(全体版)

第2回目のフォローアップ 2019年6月

「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】

——————————————————–

依然としてAV出演強要の被害がつづいています。
アダルトビデオ業界を抹殺しろとの声は日毎(ひごと)強さを増しています。
喧(かまびす)しいです。
この問題は風化するどころか、国民のあいだに定着しました。
根付きました。
数年前とは隔世の感があります。

(2016年3月11日 衆議院 内閣委員会「会議録」より、引用。)

2016年3月11日 池内さおり 衆議院議員(日本共産党)

これまで、被害者が弁護士に相談に行っても、多くの弁護士は、外形的な契約行為が整っているからということを理由に引き受けないことが多かった。

この裁判の当事者の女性(2,460万円の違約金を請求された女性)は、もちろん逃げたわけですけれども、芸能プロダクション(ニューゲート)が自宅まで追いかけてきて、実力で身柄を拘束しよう、奪還しようとしたそうなんですね。

この案件で警察に相談に行ったら、何と警察からは、双方から話を聞いた後で、契約書があるんだったら仕方がない、あなたは契約しちゃったんでしょう、だったらこの芸能プロの要求に応じてあと2本出たらどうかというふうに言ったそうなんですね。

以前、当ブログで、横浜市が実施した人権に関する意識調査にふれたことがあります。

(参考。当ブログ)
2019年1月16日

横浜市による
女性の性が商品として扱われ、女性の人権が侵害されているとあなたが思うのはどのようなことですか?
との質問に対して、横浜市民は以下のとおり回答しました。

(2018年10月30日 平成30年度 横浜市 男女共同参画に関する市民意識調査 「第3部4章~7章」より、引用。)
<96ページ>

2 女性の性が商品として扱われ、女性の人権が侵害されていると思うこと(問18)

女性の性が商品として扱われ、女性の人権が侵害されていると思うことは、どのようなことかをたずねた。

全体としては、「アダルトビデオ(AV)出演強要問題」(68.1%)の割合が最も高く、次いで「売買春(援助交際を含む)」(50.8% )、「JKビジネス」(46.0%)となっている。
性別にみても、男女とも上記3項目の割合が高くなっている。

図表4-2 女性の性が商品として扱われ、女性の人権が侵害されていると思うこと(複数回答)

『アダルトビデオ(AV)出演強要問題』(68.1%)
おそらく東京都ではこの割合がさらに高くなっていることでしょう。
人々の認識を変えたのは、香西咲さんたち被害者による真実のうったえです。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月8日

週刊文春様、後編は14日に発売になりますが、前編よりも更に酷い内容になっていると思います。
私はファンの方々の心を傷つけたくて述べているのではありません。ただひたすら私が受けた現実です。

香西咲さん
2016年7月18日

私が今後どうすべきか等、正確な情報もアドバイスも一切与えてくれず、
ただただ脅迫されてます。
余計な事は言うなと。
情報開示して頂けないのに納得して言いなりになれる訳がないですね。
これ以上言うとバレるので慎みます。

(2016年9月30日 withnews「AV強要 現役女優・香西咲『文春砲』で脅迫も 『海に沈められる…』」より、引用。改行を施しています。)

香西咲さん

以前から仲の良かった一人に食事に誘われた。
普通の会話が続いたが、文春記事の話になると相手の口調が変わり、脅迫とも受け取れる言葉が出てきた。
「この業界、誰がどう関わっているか分からないし、利権の問題もあるかもしれない。あまり騒ぎ立てると危ないよ。人一人消えてもおかしくない。東京湾に沈められることもあり得る」。

——————————————————–

政府は被害者の方々の声に応えました。
政府がおこなったフォローアップをみてみます。

被害防止教育(警察庁、文部科学省)

昨年(2018年)公表されたフォローアップの資料

(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」フォローアップ(全体版)より、引用。)

<被害防止教育(警察庁、文部科学省)>
【AV出演強要問題】(29年4月~12月)
合計6,910回・参加人数948,658人(短大・大学生99,562人、高校生470,943人、その他学生231,972人、社会人25,374人、その他120,807人)

  
今回(2019年)公表されたフォローアップの資料

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)

<被害防止教育(警察庁、文部科学省)>
【AV出演強要関係(平成30年1月から12月)】
・開催回数4,866回・参加人数740,117人(短大・大学327回・80,836人、高校1,260回・389,946人、その他学校1,313回・188,661人、企業425回・15,106人、その他1,541回・65,568人)

——————————————————–

被害防止のための広報啓発(警察庁)

昨年(2018年)公表されたフォローアップの資料

(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」フォローアップ(全体版)より、引用。)

<被害防止のための広報啓発(警察庁)>
(29年4月~12月)
・商業施設や駅前等における広報啓発キャンペーンの実施回数 AV出演強要関係:2,543回
・街頭掲示板やウェブサイト等のマスメディアを活用した活動回数 AV出演強要関係:1,331回
・SNSを活用した活動回数 AV出演強要関係:43回

  
今回(2019年)公表されたフォローアップの資料

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)

<被害防止のための広報啓発(警察庁)>
・商業施設や駅前等における広報啓発キャンペーンの実施回数 AV出演強要関係:1,980回
・街頭掲示板やウェブサイト等のマスメディアを活用した活動回数 AV出演強要関係:587回
・SNSを活用した活動回数 AV出演強要関係:14回

——————————————————–

相談窓口の周知(警察庁)

昨年(2018年)公表されたフォローアップの資料

(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」フォローアップ(全体版)より、引用。)

<相談窓口の周知(警察庁)>
(29年4月~12月)
・広報啓発活動の実施回数【AV出演強要問題】 5,125回

  
今回(2019年)公表されたフォローアップの資料

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)

<相談窓口の周知(警察庁)>
【AV出演強要関係(平成30年1月から12月)】
・広報啓発活動の実施回数 3,218回

——————————————————–

警察内の研修(警察庁)

昨年(2018年)公表されたフォローアップの資料

(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」フォローアップ(全体版)より、引用。)

<警察内の研修(警察庁)>
(29年4月~12月)
【AV出演強要関係】
・警察庁において、各都道府県警察の担当職員に対する研修を実施 合計10回 参加人数523人
・各都道府県警察において、警察相談受理者等に対する教養を実施 合計2,311回 参加人数44,193人

  
今回(2019年)公表されたフォローアップの資料

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)

<警察内の研修(警察庁)>
【AV出演強要関係(平成30年1月から12月)】
・都道府県警察の担当職員を集めた研修で、警察庁からAV出演強要問題に関する現状、留意事項等について指示(実施回数9回・参加人数448人)
・AV出演強要問題専門官を始めとする都道府県警察の担当者を集めた研修において、NGO職員による講義を実施。(実施回数5回・参加人数179人)
・都道府県警察において、警察相談受理者等に対する教養を実施(実施回数1,109回・参加人数19,341人)

——————————————————–

消費相談員研修(消費者庁)

今回(2019年)公表されたフォローアップの資料

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)

<消費相談員研修(消費者庁)>
「平成30年度 消費生活相談員研修 消費生活相談員基礎講座(基本コース)」の1回目(平成30年5月28日~6月1日;52名)、2回目(平成30年6月25日~29日;35名)において、タレント・モデルスカウトに関する消費生活上のトラブル事例を取り上げ、講師の解説の中で、アダルトビデオへの出演を強要される場合も想定し、法的問題点の整理や、相談内容に応じて警察や弁護士等の専門機関の紹介を適切に行うよう説明した。

——————————————————–

公的機関への相談件数

昨年(2018年)公表されたフォローアップの資料

(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」主な成果(平成29年度)より、引用。)

  
今回(2019年)公表されたフォローアップの資料

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」主な成果(平成30年度)より、引用。)

(※参考。2019年5月9日 東京新聞「AV強要『刑事罰法制化を』 支援団体、参院内で集会」より。)
「NPO法人「人身取引被害者サポートセンターライトハウス」の藤原志帆子代表は、昨年新規の被害相談が二百四十一件寄せられたと説明。手や爪など体のパーツのモデルだとだまされた事例を紹介し『被害者の声を埋もれさせたくない。ポルノ産業での人身売買をなくしたい』と強調した」

——————————————————–

今回のフォローアップで、政府は、
今後取りうる法的対応等について検討した
と言っています。

参考

——————————————————–

政府はこれまで、日本国中にたくさんの種を蒔きました。
あとは収穫です。
冷厳な法律になることを期待しています。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



香西咲さんを勝手に応援するサイトへ