このたび、いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議(関係府省対策会議)が、「今後の対策」に対するフォローアップの資料を公開しました。
(資料)
「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】 |
(参考。当ブログ)
・2019年6月15日
・2019年6月16日
法的対応については、
「いわゆるAV出演強要問題について、有識者6名及び関連団体4か所に対してヒアリングを実施し、今後必要な法的対応を含めた各種対策の在り方や、現在の規制の状況等を踏まえて今後取りうる法的対応等について検討した」
との記述があります。
一昨年からの流れを確認します。
●関係府省対策会議
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関係府省対策会議は今回、昨年と同様に、検挙者等の具体的な数値を紹介しています。
(資料)
「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】 |
前年のものと比較しながらみていきます。
検挙者数
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前年にくらべて検挙人数がふえている、ということがわかります。
公的機関への相談についてはどうでしょうか。
公的機関への相談人数
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これとは別に、関係府省対策会議は、「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」主な成果(平成30年度)という資料も公開しています。
参照します。
(資料)
「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」主な成果(平成30年度) |
(引用)
公的機関への相談は前年にくらべて減少している、ということがわかります。
このことについて同資料は、総括のところで、
「若年層の女性に対する性的な暴力の根絶に向け、官民連携して取組を進めた結果、①JKビジネス規制条例の制定地域の拡大、②相談機関の整備、③本問題や公的相談窓口の認知度の向上する中で相談件数が減少等、一定の成果がみられた。一方、依然として一定数の相談があり、新たな被害者を生まないための広報啓発等の取組や被害者の状況等に配慮したきめ細かい相談対応の充実等、今後も継続的な取組が必要」
とのべています。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年6月12日>
私が前に事務所問題でトラブった事があるのは皆様ご存知かと思います。 実はその時に弁護士10人弱訪問してるんです。霞ヶ関含めて。 でも殆どの弁護士の先生に『立証しにくい』と言われ、あからさまに嫌な顔されて門前払いされました。 現実ってこんなものなんだな?って悟って腹を括った訳です。 |
●香西咲さん
<2017年11月29日>
【AVに至った経緯】 3年前、 #アットハニーズAV強要 から逃れられた際にこの資料を作成し、弁護士や支援団体を回りました。 恥を覚悟で内容はとにかく赤裸々です。ご興味のある方は無償で差し上げますので本日の院内集会でお名刺を頂けましたらPDFでお送りいたします。 |
●香西咲さん
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。 |
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時代はかわりました。
国家権力はいま、悪の巣窟であるアダルトビデオ業界を叩き潰そうとしています。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2016年7月7日>
(前略。) 私は行ける所まで頑張るのみです。 今後は友達関係や家族関係… 再構築していきたいな。 |
香西咲さんが世の中をかえました。
(再掲。2019年6月 第5回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より。)
●内閣府
いわゆるAV出演強要問題について、有識者6名及び関連団体4か所に対してヒアリングを実施し、今後必要な法的対応を含めた各種対策の在り方や、現在の規制の状況等を踏まえて今後取りうる法的対応等について検討した。(内閣府(男女)) |
もうおわりです。
アダルトビデオ業界は。
いま刑務所が、アダルトビデオの製造にかかわっているやつらを手招きしています。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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