AV出演強要(AV強要)に関する関係府省対策会議のフォローアップ(2)。香西咲さんたちを拉致して蹂躙したアダルトビデオ業界に待っているのは破滅です

昨日のつづきです。
いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・「JKビジネス」問題等に関する関係府省対策会議(関係府省対策会議)が、「今後の対策」に対するフォローアップをおこないました。
昨年にひきつづき2回目です。
2年前に策定された「今後の対策」のなかには法的対応に関する記述があります。
この法的対応の件についてもフォローアップがなされてきました。

(参考。当ブログ)
2019年6月15日

もう一度、これまでの流れを確認します。
詳細につきましては昨日の当ブログをご覧ください。

2017年5月 「今後の対策」を策定

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

2017年5月19日 内閣府、関係府省

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

2018年3月 第1回目のフォローアップ

(2018年3月26日 第4回関係府省対策会議 「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」フォローアップ(全体版)より、引用。)

2018年3月26日 内閣府

いわゆるAV出演強要問題について、法的対応を含めた必要な対策の在り方に係る有識者へのヒアリングを実施。
現在実施中の有識者へのヒアリング状況を踏まえ、有識者検討会による更なる検討を進める予定。

2019年6月 第2回目のフォローアップ

(2019年6月 第5回関係府省対策会議 「「いわゆるアダルトビデオ出演強要問題・『JKビジネス』問題等に関する今後の対策」平成30年度フォローアップ実施結果【全体版】より、引用。)

※注 第5回関係府省対策会議の要項や議題につきましてはまだ明らかにされていません。今回、資料だけが公開されました。)

2019年6月 内閣府

いわゆるAV出演強要問題について、有識者6名及び関連団体4か所に対してヒアリングを実施し、今後必要な法的対応を含めた各種対策の在り方や、現在の規制の状況等を踏まえて今後取りうる法的対応等について検討した。(内閣府(男女))

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(再掲。第2回目のフォローアップ。内閣府)
関連団体4か所に対してヒアリングを実施

関連団体4か所
とあります。
このなかに、アダルトビデオ業界を統(す)べるAV人権倫理機構がふくまれているのでしょうか。
以前、業界関係者の河合幹雄氏は、つぎのように語っていました。

(2017年8月17日 しらべぇ「『適正AV』は業界を変えるか? 女優の権利とAV産業の未来について識者が激論」より、引用。改行を施しています。)
(※注 この記事はその後、削除されました。)

2017年7月29日 河合幹雄 AV業界改革推進有識者委員会委員(現在はAV人権倫理機構理事)

日本の場合、産業に対する業界団体が決まっていることがほとんどです。
立法や行政指導などルールを変える際には、業界、官僚、有識者が話し合って、業界側に大丈夫か確認を取って、OKなら初めて通ります。

業界側に大丈夫か確認を取って、OKなら初めて通ります

政府は、強姦(強制性交等)をおこなっている側に対して、
「このような法律をつくってもよろしいでしょうか?」
とお伺いをたてたのでしょうか。

以前、当ブログで、CCN(一般社団法人映像制作者ネットワーク協会)についてふれました。

(参考。当ブログ)
2019年5月27日

CCNはアダルトビデオの業界団体のうちのひとつです。
AV人権倫理機構のような主流派ではなく、非主流派のようです。
CCNの関係者のかたがブログを書かれています。

CCN、こちら特派員☆彡

時折、拝見しています。
参考になった箇所を引用させていただきます。

(「CCN、こちら特派員☆彡」より、引用。)

2019年5月18日 政治への働きかけの大切さ ~『ルポ 風営法改正 踊れる国のつくりかた』を読んで
いわゆるロビー活動とは、政治活動でもあります。AV業界はこの活動を全くというほどやって来なかった。いや、やって来れなかった。国による法規制を食い止めたり、阻止することがAV業界の最終的な目的でもあったのですが、AV業界はマスコミやメディアを敵に回し、世論からも嫌われ、最後は政治(活動)からも逃げてしまった
外の一般の社会とは壁を作り、可視化されることのないままで行われた密室でのルール作り
AV出演強要防止月間の中、被害者救済団体が警察から聞かされた『なんで問題はなくならないんだ』『AV業界はきちんとやってる(法を順守している)のか』という言葉は、そんなところに起因しているとも言えます

2019年5月19日 AV出演強要問題をめぐる動き ~ 院内集会
対応に当たってる警察の方からも、『一向に被害が減らない』『AV業界はきちんとやっているのか』と、そんな声が出ているらしい

2019年5月25日 裁判とプロジェクトチームの行方
人権の問題を前にして、表現の問題は影を薄くしてしまってます。このこと、これらの意味することがいまだにわかっていない人が多すぎます。AV業界には。理由は簡単です。『情報』入らないからです。『情報』を持っていないからです
そもそも、『情報』なんてのは常日頃からマスコミ、メディアを取り込んでたりしていれば容易に入手できるものです。警視庁クラブや察庁クラブ、社会部などの記者と懇意にしてれば、自ずと入ってくるものです。
強要議連、プロジェクトチームに関してはなかなか動き、詳細がが見えてきません。ステルス行動(笑)、完全非公開で動いてますので。ま、個々の議員に当たること試みてます

2019年5月27日 エンターテイメント産業として生き残る!?
しばらくの間、麹町や永田町、霞が関あたりの街をさまよい歩くことになりそうです

2019年6月4日 日本版「表現の自由連合」~ CCNの新しいかたち

内閣府などの行政府(官庁)をはじめ、今でも警察や政府関係者から聞かされる言葉。
「AV業界にはきちんとした窓口はないのか?行政府や立法府と対等に話せる人がいないのか?」
嘆かわしいですが、確かにそれに該当する業界団体もないし業界人もいません。

(再掲。第2回目のフォローアップ。内閣府)
関連団体4か所に対してヒアリングを実施

(再掲。「CCN、こちら特派員☆彡」)
AV業界にはきちんとした窓口はないのか?行政府や立法府と対等に話せる人がいないのか?

AV人権倫理機構はヒアリングの対象となっていない、とみるのが妥当なようなです。
内閣府はこのたびのフォローアップにおいて、
現在の規制の状況等を踏まえて今後取りうる法的対応等について検討した
とのべています。

(再掲。「CCN、こちら特派員☆彡」)
対応に当たってる警察の方からも、『一向に被害が減らない』『AV業界はきちんとやっているのか』と、そんな声が出ているらしい

新法の制定は必定です。
昨日の当ブログで、PAPSの金尻カズナさんの論説をご紹介させていただきました。
もう一度、引きます。

(2017年2月8日 毎日新聞「AV問題 搾取される“女優” 支援団体に聞く・下」より、引用。改行を施しています。)

毎日新聞 記者

具体的には、どういった法整備をイメージしているのですか?

金尻カズナ PAPS相談員(現・理事)

漠然としてはいますが、「今ある圧倒的な格差を逆転させるような法律」です。
消費者金融の例を思い浮かべてください。
かつて「借りる方が悪い」とされていたものが、貸金業法の改正によって「貸す側の問題」に逆転しました。
AVについても、出演者と事業者の間にある格差を逆転するようなことを、法律に明記してほしいです。

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(再掲。金尻カズナ PAPS相談員)
かつて『借りる方が悪い』とされていたものが、貸金業法の改正によって『貸す側の問題』に逆転しました

(2019年4月22日 第100回女性に対する暴力に関する専門調査会「資料4-7」より。)

内閣府

AVJK問題は被害者の自己責任とする風潮を改め、社会の問題意識を高めること。

(2019年4月15日 政府インターネットテレビ「ピックアップ!~霞が関からのお知らせ~ひとりで悩まず相談を!いわゆるAV出演強要・JKビジネス問題」より。)

(※音声の文字化は、筆者。)
池永肇恵 内閣府 男女共同参画局長

被害をうけたかたは、自分が気をつけていれば、などと、自分をせめたりしないでください。
悪いのは、たくみに騙してくる加害者です。

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政府は、
「AV出演強要をおこなったやつが悪い」
と認識しています。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年12月31日

①皆様にご挨拶
今年は激動の1年でした。
週刊文春さんが出た頃はまるで人身売買された私が悪いかの様な意見に心苦しめられました。
理解を得るまでにも時間がかかり、四面楚歌の状況に辛い事ばかりで死にたいとも思いました。

香西咲さん
2017年11月11日

Twitterはもっと規制を掛けるべき。
犯罪の温床。私も去年の夏には死にたいと呟いてますが。AV女優にボロクソ言われて終わったわ(笑)

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悪いのは、たくみに騙してくる加害者です
政府のこの考えが、法案に反映されることでしょう。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月17日

仰る通りです。
佐藤さんには『死にたいなら死ねば』と言い放ってますし。
今後は自分の為に生きなきゃ

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政府が言っているように被害者のかたに責任はありません。
悪いのはすべてアダルトビデオ業界人です。
オリンピックまでに新法が制定されます。
早晩、犯罪者たちは皆、叩きつぶされます。

(再掲。香西咲さん)
今後は自分の為に生きなきゃ

悪党は破滅し、香西咲さんたち被害者は再生します。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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