2日前より、AV出演強要に関するくるみんアロマさんの論説をみています。
本日は第3回目です。
(参考)
□第1回目
□2016年8月29日 kurumin aroma「【第1話】AV出演強要、ユーチューバーの過去『音楽デビュー信じた自分』」(全5分14秒)
(※参考。当ブログ) |
□第2回目
□2016年8月29日 kurumin aroma「【第2話】AV出演強要、ユーチューバーの過去『音楽デビュー信じた自分』」(全8分40秒)
(※参考。当ブログ) |
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□2016年8月30日 kurumin aroma「【第3話】AV出演強要、ユーチューバーの過去『音楽デビュー信じた自分』」(全6分37秒)
(※音声の文字化は、筆者。)
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
それでもう、もう給料とかも、もらっていないけれどもー っていうか、本当にもう、そういう 「持ち逃げされちゃった」 って言われたから、お給料、返して、とも言えないし。 もうそういう状況をつくられちゃって。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
あー そうするとね、その前に、そのレイズにいたときに、AVに何回か出た、っていう? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
ええと、レイズにいたときに出ました。 はい。 2本。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
2本出て。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
で、そのあとも、そうー |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
お給料はもらわなかったの? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
ええと、そうですね。 2本目のあとに、もらっていないですね。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
ああ、なるほど。 ふうーん。 それって、レイズでAVに出たときはやっぱりあれですか、その、断ることはもうむずかしい感じだったのかな。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
そうですね。 なんか、契約は切れない、みたいなことを言われたりもして。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
何年間で契約かなんかをむすんだのかしら。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
2年間、って言われたんですよ。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
ふーん。 契約書をむすんだときはAVとか書いてあったの? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
そのときは書いてなかったです。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
書いてなかったの。 うん。 書いてなかったのに、AVの仕事を入れられて、契約2年間だからやらなきゃいけない、みたいなはなしだったの? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
そうですね。 で、わたしもけっこう、契約書とかも読んでいるようでけっこう、まあ、ザ、ザーッと読まされて、ザ、ザーッとサインさせられて、なんかそのまま自分を、なんか、忘れちゃっていたんですけどー |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
うーん。 契約書とかのコピーとか、もらっていました? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
もらっていないと思います。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
もらっていないと思う。 うん。 じゃ、なんて書いてあったかもよくわからない? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
そうですね。 なんか、自分もよくわからぬまま、みたいなところがあってー |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
うん。 うん、うん。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
けっこうわたしもそういうところ、適当だから、あんまり気にしてもいなかったんですよ。 まあ、いいかあ、みたいな感じで。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
あー でも、最初はけっこうね、なんか、デビューできるんじゃないか、って、けっこう舞い上がっている、じゃないけれどー |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
舞い上がってもいたし、すごく有名なひとの名前を出されたりもして。 で、自分はこういう子をプロデュースしていたよ、とか。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
あ、そういうことをー |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
もう、すごい言っていました。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
あー すごい口がうまいんですね。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
口がもうねー もう本当に、たとえば、15分、20分の打ち合わせのなかに、もう、その夢を語らせて。 なんて言うんだろうね、もうすごいんですよね。 夢を語らせて、 「あ、わかった。わかった。オッケー」 みたいな感じで、こう全部書きとめて、 「それやろう、それやろう」 みたいな感じだったんですよ。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
あー |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
もう、だから、その自分が普段、そう、不安になっている毎日で、そのたまにある打ち合わせがすごく自分の、なんて言うんだろうな、こころの支えになったんですよね。 ああ、このひとにはなせば夢がかなうんじゃないか、って思っていたぐらい、そのひとは説得力のあることを言うんですよ。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
その社長さん? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
その社長さんが。 あー、そのスカウトしていたひとが。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
スカウトしていたひとが。 あー |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
はい。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
その夢っていうか、これをやろう、って書き留めたことは実現したの? |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
してないです。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
しなかったの。 うーん。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
だからたとえば、まあ、それこそその、あの、名前を出すのもあれなんですけど、某有名なその、すごい有名なもう、いまやMCをやっているような超大物の芸能人のひととか、お笑い芸人さんとか、あと、わたしが大好きなアーティストさん。 もうこのひととご飯行きたいです、って言ったら、 「ああ、いいよ。それ友だちだから」 って。 「行こう、すぐに」 みたいな。 「紹介するよ。あとほかにだれに会いたい」 とか。 なんかそういうのも、もう、ふつうに言ってくるんですよ。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
うん。 信じちゃうよね。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
信じちゃいますよね。 で、しかも、自分の経歴とかもかなりこう、ちゃんと言ってくるし。 なんかそのー そう、だからね、はじめからグルだったんじゃないかな、って思うぐらい、まあ、グルだったと思うんですけど、もう、社長さんもそのひとに対して敬意をしめしていたり、みんなそのスカウトのひとに敬意をしめしている雰囲気だから、あっ、このひとについて行けばだいじょうぶだ、みたいな気持ちにはなっちゃっていたんです。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
うん、なるほどね。 なんか実はそういうのってくるみんさんだけじゃなくって、わたしも同じような相談をうけているんですけれども、何人からも同じようなことを聞いているんですよね。 やっぱり夢を語らせて。 それで皆、歌手になりたい、とか、デビューしたい、とか、俳優になりたい、ってずっとがんばってきたひとたちとかもいるんですけど。 なんか、スカウトのひととか有名な社長のひと、これ、業界ですごい有名なひとだ、って紹介されたひとに会うと、まあ、そのひとが、 「このひと知ってる」 「あのひと知ってる」 「会わせてあげる」 みたいなことを言うんだけど、 「ひとつも実現しない」 っていうふうに皆が言っていて、すごく同じ手口だな、っていうふうにすごく思ったんですよね。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
けっこう、その、まあ、自分も悪いのはすごくわかる。 その、なんて言うんだろう、シンデレラガールっぽい性格、っていうか、すぐに何かやってすぐにその、すごくなりたい、っていう、その、地道な努力がー |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
あー。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
もちろん、してきたところもあるけど、まあ、それよりも、もうなんかね、夢を見てて、それを実現できるならしたい、っていうその願望が強いひとなんですよね。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
ああ、そうなのね。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
運にまかせて生きている、って言ったら、それはちょっとなんか、うーん、まあ、よくない言い方なんですけれど、ちょっと、運に身をまかせて生きるのがすごい強いひとなんですよ。 どっちかというと。 でも、そんな女の子って、けっこういるみたいで。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
そう。 あの、そうじゃなくても、けっこうずっと3年とか5年とか下積みをつづけてもなかなか芽が出るひとってそんなにすごく多くないじゃないですか。 結局。 |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
うん、うん。 そうですね。 そうですねー |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
なんとかしてチャンスを掴みたい、っていうそういう気持ちをなんか利用されているとかー |
●2016年8月30日 くるみんアロマさん
利用されちゃう、ですね。 |
●2016年8月30日 伊藤和子 ヒューマンライツ・ナウ(HRN)事務局長(弁護士)
本当に悪用されている、っていうか、騙されているな、っていう感じがしましたね。 |
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(再掲。くるみんアロマさん)
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(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2017年12月10日>
経験上ですが洗脳って一気にとけるとは思っていません。 一瞬で騙されたと気付くなら、それは単なる騙し討ちや詐欺だと思います。 |
「一瞬で騙されたと気付くなら、それは単なる騙し討ちや詐欺だと思います」
至言です。
業界人は手練手管に長(た)けています。
悪事を悟られないように、時間をかけて女性を洗脳していきます。
●香西咲さん
<2017年12月9日>
洗脳で「身内(事務所)の話しか聞く耳を持たない」っていう脳のバリアが出来るんですね。ヘルメット被っている様な感じ。そこに非道理な事をやらされたり不信感を持つと亀裂が入り、疑問を抱くけどまだ何も出来ない。時間をかけて外の世界と触れ合う様になって少しずつバリアが削げ落ちていく感じです。 |
●香西咲さん
<2016年7月14日>
一般の方々は洗脳なんて有り得ないと思うでしょう。 私もそう思っていました。 こうたwさん、本のご紹介ありがとうございます
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アダルトビデオ業界はいま、滅びる寸前です。
このあと業界人に待っているのは悲惨な人生です。
数多(あまた)の被害者の女性の無念を思い知るがよい。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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