AV出演強要(AV強要)。あとは新法です。香西咲さん「私は行ける所まで頑張るのみです」。政府と国会はいま、香西咲さんの思いに応えようとしています

以前、柚木道義議員が国会で、AV出演強要のとりしまりに関して根元的な質問をしたことがあります。

(参考。当ブログ)
2018年8月29日

2018年5月15日 衆議院 消費者問題特別委員会
(動画 衆議院インターネット審議中継)

音声の文字化は、筆者。)

2018年5月15日 柚木道義 衆議院議員(国民民主党【※現在は無所属】)

(前略。)
ただ、問題は、同意なくですね、こういう撮影を強要されて。
人権問題だとも考えるわけでありますが、これは密室のこともあって、警察による強要罪あるいは強制性交等罪の逮捕も実務上むずかしい、とも聞いておりまして。
(後略。)

2018年5月15日 河上正二 青山学院大学法務研究科教授(前内閣府消費者委員会委員長)

 
(前略。)
これは要件面でいま先生がおっしゃった問題が若干あるわけですので、その部分についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけないのかなという気がいたします。

2017年8月まで内閣府消費者委員会委員長をされていた河上正二さんは、答弁のなかで、
実効性のある被害予防のためには、こうした出演強要行為があった場合には、一定の刑事責任、刑事罰で対応することが必要ではないかと思います
ともおっしゃっています。
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(再掲。河上正二 前内閣府消費者委員会委員長)
要件面でいま先生がおっしゃった問題が若干ある
その部分についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけない

昨年、岡山県でも、似たようなやりとりがありました。
もちろん国とはちがい自治体における論議ですから、内容や規模は異なりますが。

(2018年8月1日 岡山県「音声読み上げ用 岡山県議会広報紙 おかやま県議会だより 第22号」より、引用。)

2018年6月12日 なかがわまさこ議員(民主・県民クラブ)

岡山駅や倉敷駅で勧誘行為や付きまとい行為があり、女子学生などが怖い思いをしているが、危害は与えられていないため、警察に通報をしていないのが現状である。このようなときの自己防衛や、警察へ連絡するなどの対応策を啓発する必要があると思うがどうか。

現在、23都府県が性風俗などへの勧誘行為の制限をする内容の条例を整備しているが、本県でも条例整備が必要だと考えるがどうか。

2018年6月12日 警察本部長

 
県警察では、岡山駅前広場において、AV出演強要などの被害防止のためのキャンペーンを実施しているほか、職員を大学に派遣し、防犯講話や護身術指導を行っているが、勧誘行為などへの対応策についても広報啓発活動を進めてまいりたい。

AV出演などの勧誘行為を規制することについては、現状では現行法令で対応しているが、既存の条例で対応できない実態が出てきた場合は、条例の整備についても検討してまいりたい。

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上記の質疑と応答は、おかやま県議会だよりに掲載されたものです。
概要ですので、会議録を参照します。

(2018年6月12日 岡山県議会 会議録「平成30年 6月定例会-06月12日-02号」より、引用。)

2018年6月12日 中川雅子 県議(民主・県民クラブ)

岡山駅や倉敷駅で、つきまとい行為をしながら声をかけてくる男性がおり、大変怖い思いをしている実態を聞き、某大学の女子学生にアンケートの御協力をいただいたところ、
「キャッチをしていた人の中には、岡山駅東口と倉敷駅と同人物がいたことがある」、
「車で連れ出され、風俗店に連れていかれたことがある」、
「地下改札前でガールズバーの勧誘をされたことがある」
など、アンケート対象の学生70名のうち、半数がつきまとい行為などに遭遇していることが判明し、
「駅は怖い」、
「一人で歩いては危険」
との認識が広がっています。

一部の限定的なアンケートではありますが、この結果から鑑みると、全大学にアンケートを広げると、より多くの方が同様の体験をしているのではないかと考えられます。
怖い思いはするものの、暴行等の危害を加えられていないため、警察に連絡まではしていないのが現状です。
現在、巡回パトロール等を行っているとのことですが、駅の状況について認識をお聞かせください。

また、駅は、JRや市が管理者である区域のため、勧誘活動等を管理者権限で勧誘行為の制限をすることは可能ですが、市やJRとの相互連携や情報交換はどうなっていますか。

また、くらし安全安心課や男女共同参画青少年課等関係機関、教育庁等の協力を仰ぎ、勧誘行為やつきまといなどに遭遇した場合の自己防衛や警察へ連絡するなどの対応策を啓発する必要があると考えますが、いかがでしょうか。

先日、路上で通行人の女性に、
「夜のお店紹介しますよ」
などと声をかけ、キャバクラで働くよう勧誘したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は、東京都迷惑防止条例違反容疑で、18歳の大学生を含む男3人を逮捕しました。
3人は、キャバクラにスカウトした女性を紹介し、女性1人につき5万円ほどを受け取る「買い取り」や、女性の売り上げの5から10%を定期的に受け取る「売り上げバック」などと呼ばれる仕組みで、紹介料を得ていたそうです。

現在、本県では、風俗等の勧誘に関する条例は整備されていませんが、東京の事例に類似した勧誘が本県の玄関口で発生していることから、一歩間違えば本県でも被害に遭う方が出るかもしれません。
AV出演、性風俗、風俗営業への勧誘の制限をかける条例を、東京都では警視庁が主となって整備に至り、現在23都道府県が同様の整備しています。
本県でも、市と協力をして整備することが必要かと思いますが、いかがでしょうか。

2018年6月12日 桐原弘毅 岡山県警察本部長

民主・県民クラブ中川議員の代表質問にお答えいたします。

まず、駅での勧誘行為についてのうち、現状の認識についてであります。
駅周辺における勧誘行為に係る相談や通報を年間数件受理しているほか、JRからも情報が寄せられていることから、警察では、安全・安心を脅かしかねない問題であると認識しており、パトロールを実施するとともに、悪質な行為に対しては、検挙等を行うこととしております。

次に、市等との相互連携等についてであります。
勧誘等の行為につきましては、岡山駅、倉敷駅では、関係機関と情報の共有を図り、JR駅長、市長及び警察署長の連名で、禁止行為等を明示した看板を設置するなど、連携した対応を行っております。

次に、対応策の啓発についてであります。
県警察では、岡山駅前広場において、県と協力し、AV出演強要等の被害防止のためのキャンペーン等を開催しているほか、職員を大学等に派遣するなどして、防犯講話や護身術指導を行っておりますが、勧誘行為等への対応策等についても、広報啓発活動を進めてまいりたいと考えております。

最後に、条例の整備についてであります。
AV出演等の勧誘行為を規制することにつきましては、岡山県の現状では現行法令で対応しておりますが、既存の法令で対応できない実態が出てまいりましたら、条例の整備についても検討してまいりたいと考えております。

以上でございます。

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上述の前内閣府消費者委員会委員長と岡山県警察本部長の答弁を対照します。

□前内閣府消費者委員会委員長
「要件面でいま先生がおっしゃった問題が若干あるわけです」

□岡山県警察本部長
「現状では現行法令で対応しておりますが、既存の法令で対応できない実態が出てまいりましたら」

□前内閣府消費者委員会委員長
「その部分についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけない」

□岡山県警察本部長
「条例の整備についても検討してまいりたい」
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(再掲。岡山県警察本部長)
AV出演等の勧誘行為を規制することにつきましては、岡山県の現状では現行法令で対応しておりますが、既存の法令で対応できない実態が出てまいりましたら、条例の整備についても検討してまいりたいと考えております

岡山県はその後、AV出演等の勧誘行為を規制する方針を打ち出しました。
詳細につきましては、過日の当ブログをご覧ください。

(参考。当ブログ)
2019年1月14日
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(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年11月23日

現行法では派遣法違反。
青木亮が私達に対してしてきた事は全てこれから戦わなくてはなりません。

香西咲さん
2018年2月27日

#青木亮 に関しては
週刊文春に始まり、霞ヶ関、警察庁…
#AV強要 加害者としての理解は広まって参りました。
#労働者派遣法違反 以外の罪も償って頂きたいと私は一生涯思い続ける事でしょう。

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香西咲さんのおっしゃるとおりです。
AV出演強要が労働者派遣法違反や職業安定法違反などの微罪ですまされることはゆるされません。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月7日

(前略。)
私は行ける所まで頑張るのみです
今後は友達関係や家族関係…
再構築していきたいな。

私は行ける所まで頑張るのみです
政府と国会はいま、香西咲さんの思いに応えようとしています。

(やまもと寅次郎さんのツイートより、引用。)

やまもと寅次郎さん
<2019年5月9日>

やまもと寅次郎さん
<2019年5月12日>

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(再掲。前内閣府消費者委員会委員長)
要件面でいま先生がおっしゃった問題が若干あるわけですので、その部分についてすみやかに検討して刑事罰を用意するという方向をひとつ考えないといけない

強姦罪(強制性交等罪)と同等の刑事罰(※20年以下の懲役)になることを期待しています。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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