先日、内閣府のホームページを検(あらた)めました。
特に目新しい情報はありません。
ページ内でAV出演強要に関する検索をおこなってみました。
以下の項目がヒットしました。
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PDFを開きました。
標題は、
「公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(物品・役務等)及び公益法人に対する支出の公表・点検の方針について(平成24年6月1日 行政改革実行本部決定)に基づく情報の公開」
となっています。
長いです。
2つに分けてみます。
1 「公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(物品・役務等)」
(※参考。公共調達の適正化について)
(前略。) しかしながら、昨今、公益法人等との契約に関する各省各庁の運用には、広範囲にわたり、安易に随意契約を行うなど、必ずしも適切とはいえない事例があるのではないかとの指摘が行われるなど、国民に対する説明責任を十全に果たしているとはいえない状況となっている。 こうした指摘を踏まえ、政府として随意契約の適正化について取組を進めた結果、先般、「公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議」において「公益法人等との随意契約の適正化について」が取りまとめられ、競争性のない随意契約の見直しについての考え方が示されるとともに、今後取り組むべき課題として随意契約及び競争入札に係る情報公開の一層の充実等が盛り込まれたところである。 このため、今般、入札及び契約に係る取扱い及び情報の公表等について、現在までに取り組んできた措置等も含め、改めて、下記のとおり定めたので、入札及び契約に係る手続きの一層厳格な取扱いを行うとともに、情報公開の充実に努められたい。 |
2 「公益法人に対する支出の公表・点検の方針について(平成24年6月1日 行政改革実行本部決定)に基づく情報の公開」
(※参考。公益法人に対する支出の公表・点検の方針について)
(前略。) このため、以下のとおり、各府省において、第三者によるチェックが可能となるよう、公益法人に対する支出状況を定期的に公表するとともに、一定額以上のものや同一法人に継続支出されているものなどについて毎年度点検・見直しを行うものとする。 |
(再掲。PDFの標題)
「公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(物品・役務等)及び公益法人に対する支出の公表・点検の方針について(平成24年6月1日 行政改革実行本部決定)に基づく情報の公開」
AV出演強要に関する部分をみてみます。
(引用)
令和元年5月7日現在
□NO
337 |
□物品役務等の名称及び数量
平成31年度キャンペーンテーマに係る政府広報の実施業務 広報テーマ:「一億総活躍社会等(アダルトビデオ出演強要・「JKビジネス」等被害防止について)」 |
□契約担当官等の氏名
支出負担行為担当官 内閣府大臣官房会計担当参事官 横内 憲二 |
□その所属する部局の名称及び所在地
東京都千代田区永田町1-6-1 |
□契約を締結した日
H31.3.12 |
□契約の相手方の商号又は名称
(株)エヌ・ティ・ティ・アド |
□契約の相手方の住所
東京都品川区上大崎3-1-1 |
□法人番号
7010701013722 |
□随意契約によることとした会計法令の根拠条文及び理由(企画競争又は公募)
企画競争による調達であり、契約相手方の契約提案内容が最も優秀なものとして選定され、競争を許さないことから、会計法第29条の3第4項に該当するため。 |
□予定価格
– |
□契約金額
99,997,697 |
□落札率
– |
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契約金額のところで、数字を何度も数えなおしました。
(再掲。契約金額)
9,999万7,697円です。
約1億円です。
(再掲。物品役務等の名称及び数量)
平成31年度キャンペーンテーマに係る政府広報の実施業務 広報テーマ:「一億総活躍社会等(アダルトビデオ出演強要・「JKビジネス」等被害防止について)」 |
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先月(4月)、片山さつき男女共同参画担当大臣は、指原莉乃さんの起用について言及しました。
記者会見と国会答弁をふりかえってみます。
記者会見
(2019年4月2日 内閣府「片山さつき大臣記者会見要旨」より、引用。)
●2019年4月2日 片山さつき 男女共同参画担当大臣
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国会答弁
(2019年4月17日 衆議院インターネット審議中継「衆議院内閣委員会」より。)
(※参考。当ブログ)
(※音声の文字化は、筆者。)
●2019年4月17日 片山さつき 男女共同参画担当大臣
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片山さつき大臣は饒舌に語っています。
その理由がわかりました。
(再掲。物品役務等の名称及び数量)
平成31年度キャンペーンテーマに係る政府広報の実施業務 広報テーマ:「一億総活躍社会等(アダルトビデオ出演強要・「JKビジネス」等被害防止について)」 |
(再掲。契約金額)
(※約1億円)
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2019年1月23日>
#AV強要 から学んだ事は然るべき時を待つという事。 |
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政府は本気です。
業界を殲滅するための下準備が着々と進行しているようです。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
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