AV出演強要(AV強要)をふせぐためのキャンペーン。業界を殲滅するための下準備が着々と進行しているようです。最後に笑うのは香西咲さんです

先日、内閣府のホームページを検(あらた)めました。
特に目新しい情報はありません。
ページ内でAV出演強要に関する検索をおこなってみました。
以下の項目がヒットしました。

(再掲)

内閣府ホームページ
> [PDF]
公益法 人の区 分 国所 管、都 道府県 所管の 区分 応札・応募 者数 1 第52回国家公務員合同初任研修会場借上げ 支出負担行為担当官 会計担当内閣参事官 吉住 啓作 東京都千代田区永田町1 -6-1 H30.4.2 独立行政法人国立青少年教育振興機 構 東京都渋谷区代々木神園 町3-1 8011005001124 必要とする物品又はサービスの提供者が他に存在しない会計法第29条の3第4項に該当するため

日付:2019年 05月10日
サイズ:531,223バイト

https://www.cao.go.jp/chotatsu/kohyo/tekiseika/30nendo/20190507_kohyo_zuikei.pdf

PDFを開きました。
標題は、
公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(物品・役務等)及び公益法人に対する支出の公表・点検の方針について(平成24年6月1日 行政改革実行本部決定)に基づく情報の公開
となっています。
長いです。
2つに分けてみます。

1 「公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(物品・役務等)」

(※参考。公共調達の適正化について

(前略。)
公共調達については、競争性及び透明性を確保することが必要であり、いやしくも国民から不適切な調達を行っているのではないかとの疑念を抱かれるようなことはあってはならない。

しかしながら、昨今、公益法人等との契約に関する各省各庁の運用には、広範囲にわたり、安易に随意契約を行うなど、必ずしも適切とはいえない事例があるのではないかとの指摘が行われるなど、国民に対する説明責任を十全に果たしているとはいえない状況となっている。

こうした指摘を踏まえ、政府として随意契約の適正化について取組を進めた結果、先般、「公共調達の適正化に関する関係省庁連絡会議」において「公益法人等との随意契約の適正化について」が取りまとめられ、競争性のない随意契約の見直しについての考え方が示されるとともに、今後取り組むべき課題として随意契約及び競争入札に係る情報公開の一層の充実等が盛り込まれたところである。

このため、今般、入札及び契約に係る取扱い及び情報の公表等について、現在までに取り組んできた措置等も含め、改めて、下記のとおり定めたので、入札及び契約に係る手続きの一層厳格な取扱いを行うとともに、情報公開の充実に努められたい。
(後略。)

2 「公益法人に対する支出の公表・点検の方針について(平成24年6月1日 行政改革実行本部決定)に基づく情報の公開

(※参考。公益法人に対する支出の公表・点検の方針について

(前略。)
公益法人に対する支出については、事業仕分けや政府系公益法人の見直し(略)を実施する等、様々な取組によりその透明化・適正化を図ってきたところであるが、引き続き、不断に透明化や点検・見直しを進め、公益法人や行政に対する国民からの更なる信頼の確保に努めることが重要である。

このため、以下のとおり、各府省において、第三者によるチェックが可能となるよう、公益法人に対する支出状況を定期的に公表するとともに、一定額以上のものや同一法人に継続支出されているものなどについて毎年度点検・見直しを行うものとする。
(後略。)

(再掲。PDFの標題)
公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく随意契約に係る情報の公表(物品・役務等)及び公益法人に対する支出の公表・点検の方針について(平成24年6月1日 行政改革実行本部決定)に基づく情報の公開

AV出演強要に関する部分をみてみます。

引用
令和元年5月7日現在

NO

337

物品役務等の名称及び数量

平成31年度キャンペーンテーマに係る政府広報の実施業務
広報テーマ:「一億総活躍社会等(アダルトビデオ出演強要・「JKビジネス」等被害防止について)」

契約担当官等の氏名

支出負担行為担当官
内閣府大臣官房会計担当参事官
横内 憲二

その所属する部局の名称及び所在地

東京都千代田区永田町1-6-1

契約を締結した日

H31.3.12

契約の相手方の商号又は名称

(株)エヌ・ティ・ティ・アド

契約の相手方の住所

東京都品川区上大崎3-1-1

法人番号

7010701013722

随意契約によることとした会計法令の根拠条文及び理由(企画競争又は公募)

企画競争による調達であり、契約相手方の契約提案内容が最も優秀なものとして選定され、競争を許さないことから、会計法第29条の3第4項に該当するため。

予定価格

契約金額

99,997,697

落札率

——————————————————–

契約金額のところで、数字を何度も数えなおしました。

(再掲。契約金額)

9,999万7,697円です。
約1億円です。

(再掲。物品役務等の名称及び数量)

平成31年度キャンペーンテーマに係る政府広報の実施業務
広報テーマ:「一億総活躍社会等(アダルトビデオ出演強要・「JKビジネス」等被害防止について)」

先月(4月)、片山さつき男女共同参画担当大臣は、指原莉乃さんの起用について言及しました。
記者会見と国会答弁をふりかえってみます。

記者会見

(2019年4月2日 内閣府「片山さつき大臣記者会見要旨」より、引用。)

2019年4月2日 片山さつき 男女共同参画担当大臣 

まず、私どもの方からは、この2年ぐらい私どもの部局でも課題となっている重要問題でございます、AV出演強要・「JKビジネス」の被害防止月間につきまして、お知らせしたいと思います。

これは加藤前々大臣のときから非常に力を入れて取り組んでおりまして、私の下にその関係府省対策会議もございますが、政府では、このAV出演強要や「JKビジネス」の問題が、進学や就職に伴うこの季節にとりわけ危ないという認識をしております。

転居とか、大きな環境変化が起きまして、こういうときを狙ってくるんですね。

ですから、被害リスクが高まってきますので、この4月を被害防止月間と位置付けて、内閣府を中心に関係府省が相互に連携しつつ、政府一体となって必要な取組を集中的に実施しております。

昨年から、政府広報を活用しておりますが、ターゲットである若年層に広く届くように、ウエブ広告を中心に大々的な広報活動をやるということで、今回決定をいたしました。

そのポスターがこちらでございまして、
「ほんっとに悪質!!だから知っておいて、その手口。」
という内容で、若者に非常にアピール度のある、若い方から見て、良い相談相手のお姉さん的なイメージがあるのかなという指原莉乃さんに御登場いただいて、各地でポスター掲示いたしますし、新聞広告は全国紙と地方紙73紙でやらせていただきます。

さらに、ラジオのCM、それからマイナビ等とのウェブタイアップなど、できることは何でもやってまいりたいと思います

さらにまた、お知恵があったら聞かせていただきたいと思います。

この月間を通じて、とにかく一人でも多くの方にこの問題を考えていただくとともに、まさに、被害かなって気が付かない方もいます。
被害かなって気が付いたら、すぐに御連絡をということで、効果を高めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

国会答弁

(2019年4月17日 衆議院インターネット審議中継「衆議院内閣委員会」より。)
(※参考。当ブログ
(※音声の文字化は、筆者。)

2019年4月17日 片山さつき 男女共同参画担当大臣

はい、ご指摘のAV出演強要問題をはじめとする若年層の女性に対する性的な暴力にかかる問題は被害者の心身に深い傷を残しかねない重大な人権侵害、と認識しております。

そこで政府におきましては男女共同参画担当大臣――わたしですね――を議長とする関係府省対策会議を設置して、これが29年(2017年)3月からございますが、その都度、対策をとりまとめ、

参考)
(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より。)

内閣府、関係府省
被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

いまこのフォローアップをずっと実施をしているところでございます。

さらに政府として進学、就職などにともない被害に遭うリスクが高まる4月、委員のご指摘のとおりこの季節でございますが、「AV出演強要・『JKビジネス』等被害防止月間」と位置づけまして、関係府省が連携いたしまして、政府一丸となって必要なとりくみを集中的に実施をしております。
で、内閣府としては、ターゲットである若年層に広く届くように、まあ、よき相談相手、先輩的な存在というイメージということでご推挙ありました、あの、HKT48の指原莉乃さんを起用して、新聞広告やラジオに加えましてSNS、Web広告も活用して政府公報を大々的な広報をおこなっているというところでございます

また併せまして、性的な暴力の被害者が安心して相談できる相談機関といたしまして被害直後から医療的支援、心理的支援、法的支援などを可能な限り1箇所で提供できる性犯罪、性暴力の被害者のためのワンストップ支援センターを全都道府県に整備したところでございまして、ひきつづきしっかりととりくんでまいりたいと考えております。

片山さつき大臣は饒舌に語っています。
その理由がわかりました。

(再掲。物品役務等の名称及び数量)

平成31年度キャンペーンテーマに係る政府広報の実施業務
広報テーマ:「一億総活躍社会等(アダルトビデオ出演強要・「JKビジネス」等被害防止について)」

(再掲。契約金額)

(※約1億円)

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2019年1月23日

#AV強要 から学んだ事は然るべき時を待つという事。

——————————————————–

政府は本気です。
業界を殲滅するための下準備が着々と進行しているようです。
——————————————————–
2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

2018年11月14日
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)



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