先日、偶然、AV出演強要に関する市井(しせい)のかたの論説を目にしました。
引用させていただきます。
●2018年3月10日 aya********さん
AV強要の被害者 瀧本梨絵、香西咲、松本圭世、くるみんアロマ、ほしのあすか、乃々果花 など。 その他、有名女優でAV強要を訴えてDMMなどで販売停止になったものが、たくさんあります。 また、AV業界の人で約8割は強要だと発言する人もいます。 現在、主に3つある支援団体の相談件数を合計すると400件を超えてます。 さらにAV強要で逮捕が続出してます。中には元半グレの人もいます。 現在、AV強要の罪を裁く法律がないので、職業安定法、労働派遣法、淫交勧誘罪などで裁いてます。 また、職業安定法や労働派遣法では罰が軽すぎるということで、新しい法律を制定している途中です。 「AV強要は一件だけ」は、おそらく消費者センターに寄せられたAV強要被害の数ではないでしょうか? 現在、PAPS、ライトハウス、ヒューマンライツナウなどの支援団体の他に警察でもAV強要を扱っています。 さらには消費者センターでも、AV強要に関して扱うようになりました。 しかし、消費者センターで扱っているという知名度が少ないためAV強要の被害者は消費者センターには、あまり行ってません。たしか1人ぐらいだったと思います。 |
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正鵠(せいこく)を得ています。
このかたが言っていることは概ね正しいと考えます。
(再掲。aya********さん)
「AV業界の人で約8割は強要だと発言する人もいます」
こちらの言及はどうなのでしょうか。
出典が書かれていません。
ちなみにAV男優の辻丸さんは、週刊金曜日のなかで、つぎのようにおっしゃっています。
(2017年7月28日発売 「週刊金曜日」より、引用。) ●辻丸さん
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業界人でありながら、改革派の辻丸さんは、
「被害者は2割かそれ以下」
とのべています。
業界側の言い分はどうなのでしょう。
(2018年4月24日発売 週刊SPA!「5/1・8合併号」より、引用。)
●IPPA(メーカー団体)の担当者
少なくともIPPAの加盟メーカーの現場では「女優の同意がないまま撮影が行われた」という事実は確認できていません。 |
●プロダクションの関係者
18歳以下の子供を使ったJKビジネスは100%違法行為ですが、AVの99%以上は18歳以上の女優の意思を、しっかり尊重して作られているんですから。 |
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嗤(わら)うしかありません。
Yahoo!知恵袋の別のコーナーで、上述のaya********さんとほかのかたが、AV出演強要について所論をのべています。
参照します。
●2018年1月22日 aya********さん
8割は嘘って、どこ情報だよ笑
あなたはAV強要加害者の人間で逮捕されたくないから、そんな主張をしているってことで良い? 今後、AVを規制する法律が新たにできるから、逮捕者が異常に出てくるから楽しみにしてな。 |
●2018年1月22日 kas********さん
AVの事務所とか犯罪だからね。 普通に厚生労働省から法令遵守しろと注意されてるのに無視してるからね。 |
(参考。当ブログ)
・2017年11月1日
・2017年11月5日
●2018年1月22日 sky********さん
AV自体が犯罪だからね。 |
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(再掲。aya********さん)
「今後、AVを規制する法律が新たにできるから、逮捕者が異常に出てくるから楽しみにしてな」
政府は「AVを規制する法律」について、以下の方針を打ち立てています。
(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)
●内閣府、関係府省
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先月(2019年4月)の17日のことでした。
立憲民主党の大河原雅子議員が国会で、AV出演強要について質問をしました。
(参考。当ブログ)
・2019年4月30日
・2019年5月1日
□2019年4月17日 衆議院 内閣委員会 (動画 衆議院インターネット審議中継) |
(※音声の文字化は、筆者。)
●2019年4月17日 大河原雅子 衆議院議員(立憲民主党)
(前略。) えー、アダルトビデオ出演強要被害というのをお聞きになっていると思いますが、若い女性を騙して違約金などを脅しとしてアダルトビデオへの出演を強要する被害が、まあ、あの、だいぶ前からですね、あいついでまいりました。 こうした被害に対応するために政府として、現在どのようなとりくみを進めておられるのか、うかがいたいと思います。 (後略。) |
●2019年4月17日 片山さつき 男女共同参画担当大臣
はい、ご指摘のAV出演強要問題をはじめとする若年層の女性に対する性的な暴力にかかる問題は被害者の心身に深い傷を残しかねない重大な人権侵害、と認識しております。
そこで政府におきましては男女共同参画担当大臣――わたしですね――を議長とする関係府省対策会議を設置して、これが29年(2017年)3月からございますが、その都度、対策をとりまとめ、いまこのフォローアップをずっと実施をしているところでございます。 |
(再掲。片山さつき 大臣)
「いまこの(「今後の対策」の)フォローアップをずっと実施をしているところでございます」
重要な発言です。
もう一度、「今後の対策」を確認します。
(再掲。「今後の対策」)
「関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する」
「関係者による自主的な取組の進捗状況」とあります。
自己改革は進んでいるのでしょうか。
(2019年4月26日 テレ朝news「女性を狙った偽スカウトに注意呼び掛け」より、引用。)
●2019年4月26日 テレ朝news
大型連休を前に若い女性が多く集まる東京・渋谷区の表参道で、警視庁が女性を狙った偽のスカウトなどに注意するよう呼び掛けました。
警視庁原宿署によりますと、偽のスカウトに声を掛けられた女性がアダルトビデオに無理やり出演させられる事案が増えているということです。 このことを受け、若い女性が多く集まる渋谷区神宮前の表参道で25日、警視庁の警察官と都内の大学生約20人が注意を呼び掛けました。
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(再掲。片山さつき 大臣)
「いまこの(「今後の対策」の)フォローアップをずっと実施をしているところでございます」
法規制は必定です。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
●香西咲さん
<2019年1月23日>
#AV強要 から学んだ事は然るべき時を待つという事。 |
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(再掲。aya********さん)
「今後、AVを規制する法律が新たにできるから、逮捕者が異常に出てくるから楽しみにしてな」
楽しみにしています。
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■2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
■2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
■2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
■2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
■2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている。」
(※A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
■2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)・(後編)に掲載されました。
■2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
■2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
■2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
■2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
<2017年12月1日>
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。
<2018年3月19日>
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。
<2018年11月14日>
コレです!私が #キュンクリエイト ( #アットハニーズ )辞めた時に独立してまで続けた理由。あの頃は弁護士も世間も #AV強要 に無関心で誰も助けてくれなかった。だから我慢してAV業界に残って力をつけて…#AV強要 が認知されるのを待ってた。反撃に出るタイミングを見計らっていました。
(明日のブログへつづく)
香西咲さんを勝手に応援するサイトへ
IPPA=TSUTAYA=KMPですからね。