AV出演強要。香西咲さん「高齢者の銀行預金が振り込め詐欺で狙われるように今若い女性は〝性〟を狙われる」。最高裁は振り込め詐欺に関する判例を変更しました

今月は、AV出演強要被害防止月間です。
一昨日昨日は、富津市(千葉県)と横浜市でおこなわれた啓発活動についてふれました。

(参考。当ブログ)
2019年4月17日(富津市)
2019年4月18日(横浜市)

もう一度、両市でおこなわれたとりくみをふりかえってみます。

富津市(千葉県)

(2019年4月13日 読売新聞「受け子は犯罪 高校生に訴え 富津、同世代が啓発=千葉」より、引用。改行を施しています。)

2019年4月13日 読売新聞

富津市の県立天羽高校のサッカー部員12人が(2019年4月)12日、JR内房線上総湊駅前で、通学する高校生に電話de詐欺の「受け子」や「出し子」に加担しないよう呼びかけた。
アダルトビデオ(AV)への出演強要などに女子高校生が巻き込まれる事件も相次いでいることから、注意を喚起するチラシが入ったポケットティッシュも手渡した。

サッカー部主将で3年の味岡優磨さん(17)は『新1年生もいるので、注意するよう同年代に訴えた。手応えはあった』と話していた。

(2019年4月14日 読売新聞「電話de詐欺 加担ダメ! 高校生、同世代に呼びかけ 富津・上総湊駅前=千葉」より、引用。改行を施しています。)

2019年4月14日 読売新聞

富津署によると、今年1~3月に電話de詐欺事件で逮捕された県内の被疑者のうち、4割以上が未成年だった。
このため、同年代の高校生がこうした犯罪に加わらないよう呼びかけることを同署が企画した。

横浜市

(2019年4月16日 新横浜新聞「<県警・港北警察>JKビジネスや悪質な勧誘に要注意、新横浜駅前で防犯キャンペーン」より、引用。改行を施しています。)

2019年4月16日 新横浜新聞

若い学生や女性を狙う巧みなスカウトや声かけ、悪質な手口の勧誘や強要にはくれぐれも注意を――

神奈川県警察本部(中区)と港北警察署(大豆戸町)は、昨日(2019年)4月15日午後、AV出演強要やJKビジネス被害の防止を目的とした
「繁華街・歓楽街における新入学生を対象としたJKビジネス・スカウト等の注意喚起活動」
を、新横浜駅前の城南信用金庫新横浜支店前(新横浜2)と、JR新横浜駅構内の2カ所で行いました。

地元・港北防犯指導員会の高橋光也会長ら、同会のメンバー約10人も参加し、同金庫の職員や警察署員らとともに、詐欺防止を呼び掛けるチラシやグッズ約200セットを配布、犯罪被害の防止を呼びかけました。
また、青少年の犯罪防止を担当している、港北警察署生活安全課の木内康之さんは、
「港北区内でも、いわゆるJKビジネスや、児童買春、児童ポルノなどの犯罪被害が多く発生しています。振り込め詐欺などに青少年が加害者側として巻き込まれてしまうケースも見られます」
と、若者だからこそ気を付けてほしい犯罪の危険性について言及します。
キャンペーンに協力した同信用金庫の森義範支店長は、
「今日(偶数月の15日)は年金の支給日ということもあり、(キャンペーン実施には)良いタイミングであると考えています。詐欺の疑いのある振り込み事例を警察に報告するなど、日ごろから防犯についての協力を積極的に行っていますが、各金融機関の皆さんにとっても、(キャンペーンの実施が)よい事例となれば」
と、これからも地域の金融機関としての責務として、防犯活動に積極的に協力する意向を示します。

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警察や世の中の人々は、AV出演強要と振り込め詐欺は同根である、と認識しています。
香西咲さんは、出演強要被害が公然のものとなる前から、このことに言及されていました。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2015年7月11日

①高齢者の銀行預金が振り込め詐欺で狙われるように
今若い女性は〝性〟を狙われるんだそう。AV出演を自分で決めたと思っていても実はそう洗脳されていた事も多いから周りにちゃんと相談して決めること。
AVの良い部分しか話してこない人には要注意。一生背負うものは大きい想像以上の覚悟が必要

朝日新聞の社説をみてみます。

(2018年2月14日 朝日新聞「(社説)AV出演強要 相談体制の充実を急げ」より、引用。改行を施しています。)

2018年2月14日 朝日新聞

若い女性がアダルトビデオ(AV)に出演を強要される被害が問題となっている。

「アイドルをめざしませんか」などとスカウトしたり、ネットで高給のバイトと誘ったり。
夢につけこみ、AVと告げることなく、時にはうその説明で契約させる。
出演を拒めないよう追い込む手口である。

米国務省は昨年、世界の人身売買をめぐる報告書(17年版)で日本のAV出演強要を、詐欺的な勧誘と脅迫だと指摘した。

(※参考。アメリカ国務省)
2017年6月27日 2017年人身取引報告書(日本に関する部分)

モデルや芸能事務所の中には、詐欺的な募集手段を用いて、日本人女性および男性に不明瞭な契約書に署名するよう強要し、その後、契約違反、あるいはその他の法的手段を取ると言って脅し、ポルノ素材の製造のために性行為を強制する事務所もある。

AV出演強要は悪質な詐欺です。
騙された女性はそのあと、強姦(強制性交等)の被害に遭います。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年6月12日

一般の皆様にお伝えしたい事。
これを機に『騙される方が悪い』と言う風潮やめて頂きたいですね。
素人の常識なんて簡単に覆されます。
『気を付けて』って言われて気を付けられるレベルではありません。
相手はプロ。何枚も何枚も上手をいってきます。

香西咲さん
2016年10月3日

■私の動画(海賊版も全て)を全て削除して頂けますか?
■貴方方は大して営業なんて行ってないんですから総ギャラを開示し返金+膵炎の慰謝料をお支払い頂けますか?
■騙され続けてきた4年間を別の形で返して頂けますか?

それよりまず皆の前で謝罪しなさい

香西咲さん
2016年11月17日

2011年。
あの時の私は空気を読み過ぎて前事務所社長やスタッフの機嫌を伺う様になっていた。
騙された事に気づいた時も、言いたい事もなかなか言い出せないまま、前社長と造り上げた“架空の”人参を目掛けて走ってた。
3年間。

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最高裁判所は昨年末、振り込め詐欺に関する判例を変更しました。

(2018年12月11日 朝日新聞「受け子に逆転有罪 最高裁『詐欺の可能性の認識あった』」より、引用。改行を施しています。)

2018年12月11日 朝日新聞

特殊詐欺の被害者が宅配便で送った現金をマンションの空き部屋などで受け取ったとして、詐欺罪などに問われた神奈川県相模原市の無職の男(44)の上告審判決が(2018年12月)11日、最高裁第三小法廷であった。
二審は「宅配便の内容は分からなかった」という主張を認めて詐欺罪は無罪としたが、宮崎裕子裁判長は「詐欺にあたるかもしれないと認識しながら荷物を受け取った」としてこの判決を破棄した。
特殊詐欺で現金を受け取る「受け子」を巡っては、他にも「何を受け取っているか分からなかった」との主張が認められ、無罪となるケースが下級審で出ている。
第三小法廷は被告が何度も荷物を受け取り、そのたびに報酬を得ていたことなどを踏まえて有罪だと結論づけており、今後の裁判に影響する可能性がある。
別の小法廷も(2018年12月)14日、同じ争点の事件で判決を言い渡す。

(再掲。朝日新聞)
別の小法廷も(2018年12月)14日、同じ争点の事件で判決を言い渡す

(2018年12月14日 朝日新聞「特殊詐欺の受け子に逆転有罪判決 最高裁が続けて判断」より、引用。改行を施しています。)

2018年12月14日 朝日新聞

特殊詐欺の被害者が宅配便で送った現金を受け取ったとして、詐欺などの罪に問われた「受け子」の女(31)=千葉県市原市=に対する上告審判決が(2018年12月)14日、最高裁第二小法廷であった。
三浦守裁判長は「詐欺にあたるかもしれないと認識して受け取った」と述べ、詐欺罪を無罪とした二審を破棄した。
受け子をめぐって最高裁は(2018年12月)11日、争点が同じ別事件でも逆転有罪判決を出しており、捜査現場には追い風になる可能性がある。

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くりかえします。
AV出演強要と振り込め詐欺は同根です。
同義です。
振り込め詐欺について最高裁判所は、このたび、判例を変更しました。
三権分立という制度があります。
国家権力を立法、行政(執行)、司法に分ける原理のことです。
立法は国会に、行政は内閣に、司法は裁判所にゆだねられます。
三権分立はロック(1632年~1704年)やモンテスキュー(1689年~1755年)によって主張されました。
この制度を厳格に取り入れたのがアメリカです。
それぞれの機関は完全に独立しています。
日本はイギリスなどと同様に、議院内閣制の国です。
国会議員のなかから内閣総理大臣を選出します。
内閣総理大臣は衆議院を解散することができます。
両者が密接に結びついている部分もあるので、完全な三権分立ではありません。
裁判所はどうでしょうか。
国会や内閣から独立している、と思われています。
残念ながら、ちがいます。
最高裁判所は概して内閣(政府)のほうを向いていると言われています。
もちろん例外はありますけれども。
政府はいま挙げてAV出演問題にとりくんでいます。
最高裁判所が最後、人身取引をおこなっているやつらにどのような判断をしめすのかは自明です。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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1 thought on “AV出演強要。香西咲さん「高齢者の銀行預金が振り込め詐欺で狙われるように今若い女性は〝性〟を狙われる」。最高裁は振り込め詐欺に関する判例を変更しました

  1. 海野

    この前、タイで振込め詐欺の連中が逮捕されたじゃないですか?あれって大家さんが警察に通報した
    ことが原因なんですよね、それで警察が動いたという格好です。
    日本でも、振込め詐欺には、ハコが必要です、そのようにハコを貸す大家や不動産屋も
    責任が追及されて然るべきなんです。
    https://www.sankei.com/affairs/news/161104/afr1611040014-n1.html

    場合によっては逮捕されることもあります。

    現在、私が考えていることは、特に悪質なプロダクションにハコを貸している大家に上記を
    適用できないか考えています。
    特に悪質なのが、クルーズグループです。
    http://cute-toys.net/ 左記のサイトで応募した女性をAVに勧誘し、AVに出演させます。
    あくまで、アダルトモニターはダミーで本当の目的は、AVに出演させることです。

    上記のビル所有者は長崎堂
    https://www.ekiten.jp/shop_7073976/

    私の今後の課題は振込め詐欺同様に悪質なAVプロダクションにハコを貸す大家・所有者に対しては
    情報提供をして、大家が動かない場合は問題視したいと考えています。

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