ウートピがとりあげたAV出演強要に関する記事(その3)。「AV強要 に当たる明確な法規制が無い」と香西咲さんは慨嘆されます。2020年までに愁眉を開くことができます

一昨日から、情報サイトのウートピが以前に報じた出演強要問題をふりかえっています。

(参考。当ブログ)
2019年4月8日(その1)
2019年4月9日(その2)

ウートピは、当時、だれも夢想だにしなかったときから、出演強要被害に論及しています。

(参考。当ブログ)
2019年4月8日(その1)

昨日は、プロダクションから2,460万円を請求された事件をみてみました。

(参考。当ブログ)
2019年4月9日(その2)

実は昨日のブログに関して、誤謬をしでかしてしまいました。
記事を公開したあと、しばらくして内容を検(あらた)めました。
なぜか帰結の文章が欠落しています。
慌てて付け足しました。
それはさておき、宮本智弁護士に対する懲戒を申し立てた海野さん(仮名)からコメントをいただきました。

当ブログへのコメントより)
海野さん(仮名)

ご紹介有り難うございます。
懲戒委員会の構成メンバーが2弁(第二東京弁護士会)が1名・宮本智弁護士の同期が2名で最初から3名は懲戒処分にするなという意見に傾くと思います。

戒告にするべきだという意見は、朝日新聞論説委員・法律学者・裁判官・検事だと思います、基本的に弁護士の方が多いので、弁護士の権限が弱くなることに関しては抵抗があるんじゃないかな?

(再掲。海野さん)
弁護士の権限が弱くなることに関しては抵抗があるんじゃないかな?

弁護士は守銭奴(金銭の欲の強い人間)です。
カネさえもらえれば何だってします。
倫理観はありません。
悪人はカネをもっています。
もしも宮本智弁護士が懲戒されたら、弁護士は今後、悪人の手助けができなくなってしまいます。

海野さん(仮名)

2つのサイトで本件の紹介があります。

2019年3月20日 弁護士自治を考える会「AV出演強要を拒否した女性に高額な請求訴訟を提起した.AVプロ側代理人弁護士に懲戒請求、日弁連懲戒委員会は棄却」

2019年3月20日 PAPS 「PAPSメルマガ vol.67 弁護士はAVプロダクションの弁護をしてはいけないか」

弁護士業界もAV業界と同じで、自助作用が弱いですし、弁護士の不正は多いです。
職務怠慢・預り金の横領・事件放置から、宮本のような無茶な訴訟行為・非弁提携犯罪者に飼われる弁護士達・具体的に言えば、特殊詐欺や地面師グループに協力する弁護士達。
弁護士は悪に染まりやすい職業です、今回の懲戒請求において処分することにより、善悪の区別を弁護士達に理解させるうえでも、せめて戒告にするべきだったかと思います。
それでも、訴訟行為が懲戒処分原因になる可能性があった本件事案は極めてレアケースです。
それだけ、宮本智弁護士の提起した事件内容が悪質だったということです。

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今回は遺憾な結果におわりました。
悪徳弁護士の懲戒については。
裁判に関してはちがいます。
プロダクションから2,460万円を請求された被害者の女性は勝訴しました。
こちらは民事裁判です。
刑事裁判についても同様の傾向です。
アダルトビデオ業界を断罪する判決が頻出しています。
ここで、業界がおこなっている一般的な手口についてみてみます。
ウートピの記事を参照します。

2015年10月12日 過去に性産業のスカウトを受けた女性は約3割 「話聞けや!」など暴言の被害も

(2015年10月12日「過去に性産業のスカウトを受けた女性は約3割 「話聞けや!」など暴言の被害も」より、引用。)

2015年10月12日 ウートピ
(※改行を施しています。)

街中で当たり前のように行われている性産業のスカウト。
ウートピ世論調査では、28%が過去にスカウトを受けたことがあると回答しました。
性産業からのスカウトを受けたとき、女性はどんな気持ちになるのでしょうか。

AVのスカウトに声かけられた時は震えました
毎週のように、AVや風俗のスカウトをされました。
怪しいタレント事務所も。
無視しても、早歩きしても、無理無理って言ってもしつこくて、一度、
「ちゃんとこっち見て話聞けやブサイク!!」
って怒鳴られたときは恐怖でした
町中を歩いていると突然男性がやってきて
「胸が大きい子はすべての男性で共有すべき」
とAVに誘われました。
年齢が高いというとそういう女性を好む層もあるとごり押し、好きな人とだけそういう事をしたいというと、この仕事をしているとそんな事は考えていられなくなるというので、寂しい仕事なんですねと返すと去って行きました

今、強引な手段で結んだ契約書をたてに、AV出演を強要されるというケースが多発しており、人身売買、奴隷産業とも言える性産業の実態が明らかになっています。

女性の性が公然と売買され、女性であるというだけで尊厳を傷つけられる社会が、決して当たり前であってはなりません。

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ウートピのこの記事は2015年10月12日に公開されました。
その後、政府は対策に乗り出しました。

(2017年3月16日午前 首相官邸「内閣官房長官記者会見」より)
(※出演強要に関する見解は、動画の15分ごろから)

(※音声の文字化は、筆者)
2017年3月16日 記者

女性らがアダルトビデオへの出演を強要されているという被害がふえているという問題でですね、昨日(2017年3月15日)公明党のプロジェクトチームが、被害防止救済のための提言を長官に提出したと思います。
安倍政権のテーマであります女性活躍、働き方改革にもかかわる問題だと思いますが、この問題のご所見と具体的にとりくむとすればどういったタイミングで進められるのかを教えてください。

2017年3月16日 菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官

まずこの問題についてはですね、女性に対する暴力にあたる重大な人権侵害である、という認識をしております。

政府においてもですね、男女共同参画会議の専門調査会において、実態把握をするために、現状と課題について、一昨日報告書をとりまとめております。

女性に対する暴力は、安倍内閣がすすめる、女性活躍の前提となる、安全で安心な暮らしの基盤をゆるがす、きわめて大事な問題である、と受けとめています。
政府をあげてとりくみの強化、そして、相談体制の充実、教育、啓発のとりくみの強化等にとりくんでいく必要がある、というふうに思っています。

昨日、公明党のみなさんからちょうだいしましたそうした要請、要望書のなかにもありましたようにですね、早急に、ということでしたので、政府横断的に関係省庁の局長会議、これを設置をする。
このことを指示しています。

来週にでも、可能なとりくみから開催をして、実施をしていきたい、このように思っております。

特にまた、4月からは、進学だとか就職だとかですね、こうしたものにともなって、若い人の環境がおおきくかわる時期でありますので、被害にあうリスクが高まってくることが予測されますので、そうした被害をうまないための広報、啓発、とりくみの強化。
そして、万一、被害にあわれたかたの相談体制、こうしたものを拍車をかけておこなっていきたいと思います。

その後、政府は、AV出演強要問題に対する「今後の対策」を策定しました。

(2017年5月19日 第3回関係府省対策会議「今後の対策」より、引用。)

内閣府、関係府省

被害の防止及び救済等のための新たな対応策の検討

アダルトビデオ出演強要問題や「JKビジネス」問題等が深刻な性的な暴力で、重大な人権侵害であるとの考え方に立ち、関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、性的な暴力の被害につながる行為の規制、被害の回復、被害者の保護及び支援等について、有識者等の意見も参考に、法的対応を含め、必要な対応策を検討する。

(内閣府、関係府省)〔平成 29 年4月~〕

(再掲。ウートピ)
AV出演を強要されるというケースが多発
人身売買、奴隷産業とも言える性産業の実態が明らかになっています

さらに政府はAV出演強要を人身取引の範疇にふくめました。

(2017年5月30日 人身取引対策推進会議「議事録」より引用。)

<3ページ>
2017年5月30日 加藤勝信 男女共同参画担当大臣

また、アダルトビデオ出演強要問題については、今月(2017年5月)19日に「今後の対策」を策定いたしました。

この(アダルトビデオ出演強要)問題については、今回新た人身取引関連事犯として年次報告に盛り込まれたものであり、今後、関係府省が連携して、取締り等や教育・啓発の強化、相談体制の充実等にしっかり取り組んでいく必要があります。

引き続き各大臣の御協力をお願いいたします。

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(再掲。「今後の対策」)
関係者による自主的な取組の進捗状況や実態把握の状況も踏まえ、有識者等の意見も参考に、法的対応を検討する

関係者による自主的な取組の進捗状況
現在はどのような状況なのでしょうか。
内閣府と関係の深いライトハウスの藤原志帆子代表はつぎのようにのべています。

(2019年3月21日 東京新聞「AV出演強要 被害防げ 高卒の新入女性社員向け研修」より、引用。)

2019年3月21日 東京新聞

講師は、性的搾取の被害相談を受けているNPO法人「人身取引被害者サポートセンターライトハウス」の藤原志帆子代表が務めた。
街頭でのモデル勧誘や「簡単に稼げる」という広告に釣られた若者が男女を問わず、AVプロダクションの事務所に連れて行かれて契約書にサインさせられ、無理やりAVに出演させられる事例が後を絶たないことを説明した。

(香西咲さんのツイートより、引用。)

香西咲さん
2016年7月25日

私が所属してしまった事務所はHPさえありませんでした。そして表向きは投資会社、実態はAV事務所。
こう言う事例もあります。

香西咲さん
2018年6月4日

何回も相談してるのですが、 #AV強要 に当たる明確な法規制が無いのが現状です。
こちらは騙され体も精神も将来もすり減らし、あちらは大金を得た。生き殺しですよ。
#青木亮

香西咲さん
2018年7月2日

親は普通のサラリーマン。借入してまで大学出してくれた。
言わば私だけでなく家族も犠牲にして少なく見積もって7000万円は荒稼ぎし、家族の人生を台無しにした #青木亮 にやってもらわないとね。 #坂上孝志 #大樹総研 #矢島義也

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政府は2020年の東京オリンピックまでに人身取引を根絶すると宣言しています。
だれが考えてもどのような結末になるのかは自明です。
悪党に生きる資格はありません。
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2016年07月07日 香西咲さんの特集記事(1)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月14日 香西咲さんの特集記事(2)が週刊文春に掲載されました。
2016年07月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」)に出演されました。
2016年07月20日 香西咲さんのインタビュー記事が、しらべぇに掲載されました。
2016年07月27日 香西咲さんのインタビュー動画が、毎日新聞のWebサイトにアップされました。
2016年07月29日 香西咲さんのインタビュー記事と動画が、毎日新聞のWebサイトに掲載されました。
(引用。A氏による衝撃の回答)
問「出演強要が社会問題化している。事務所の運営や女優との契約について見直しは?」
A氏「当然やっていく。今、弁護士と話して、きちんとしていこうとしている

 (A氏は、これまできちんとしていなかったことを認めました。)
2016年08月27日 香西咲さんのインタビュー記事が、弁護士ドットコム(前編)(後編)に掲載されました。
2016年09月17日 香西咲さんがAbemaTV(みのもんたの「よるバズ!」【1】【2】【3】)に出演されました。
2016年09月24日 香西咲さんのインタビュー記事(1)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月01日 香西咲さんのインタビュー記事(2)が、withnewsに掲載されました。
2016年10月17日 香西咲さんのインタビュー記事(日本語訳)が、AFP通信のサイトに掲載されました。
2016年12月28日 香西咲さんのインタビュー記事が、週刊文春に掲載されました。
(香西咲さんのツイートより、引用。)
2017年12月1日
引退して改めて気付きました。
私はAV業界に固執していたのでではなく、#AV強要 を解決するだけの為に続けてきました。
引退した今何の未練もありませんし、もう削除の約束、裁判、後処理だけですね。

2018年3月19日
今こうして離れてみて、私個人的には異常な世界だと思いますし、そんな趣味も無ければ関わりたくない世界でした。
全ては #AV強要 から立て直す為に耐えてきた事です。#青木亮 の事務所では占い師やプルデンシャルにお金を使わされており、外界とも遮断され誰にも頼れずボロボロでしたので。

(明日のブログへつづく)



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